ロシア・ウクライナ・ベラルーシ探訪 服部倫卓ブログ

ロシア・ウクライナ・ベラルーシを中心とした旧ソ連諸国の経済・政治情報をお届け

カテゴリ: デジタルライフ

 当ブログでは以前、ロシア国産品をPRするためにロシア輸出センターが開設した「Made in Russia」というポータルサイトを紹介したことがある。それに続き、今般、「Made in Russia」のYouTubeチャンネルも開設されたということだ。

 まだ動画の数はそれほど多くないが、これから各企業のPR動画が順次配信されていくのだろう。上に掲げたのは有名な農業機械メーカーのロストセリマシの動画。くしくも、日本VSベルギー戦が行われるロストフナドヌーの企業だ。

 それで、このYouTubeチャンネルで感心するのは、各動画に7ヵ国語の字幕が添えられていることである(ちなみに、YouTubeでは右下にあるボタンで字幕のオン・オフと言語を選択できるようになっている)。今のところ利用できる字幕は、ロシア語、英語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語、ベトナム語、ヒンディー語であり、中国語がないのがやや意外だ。英語を見る限り、しっかりした翻訳のように思える。また、ナレーションがロシア語で、ロシア語の字幕が出るので、ロシア語の勉強にも役立つだろう。今後、日本語の字幕をつけるなんて課題も浮上してくるかもしれない。ロシア、それなりにやってるなという印象だ。


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 Globe+に「ロシアにとって踏んだり蹴ったりな中国アリババのネット通販」を寄稿しましたので、よかったらご笑覧ください。


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plus

 以前から朝日新聞の別冊で「GLOBE」というものが毎月第一日曜日に発行されていましたが、6月1日付でそのウェブ版がウェブメディア「朝日新聞GLOBE+」として新装オープンしました。今後は、紙版の「GLOBE」の記事に加え、朝日新聞海外特派員のコラムや、各界専門家による深読み解説記事など、読者にとって世界が身近になるような情報発信を目指すということです。

 実は、私・服部もこの新装「GLOBE+」でロシア事情につき連載をお引き受けすることになりました。「迷宮ロシアをさまよう」と題して、基本的に毎週火曜日に記事を配信する予定です。「GLOBE+」は、私の連載も含め、基本的に無料で読めますし、スマホ表示にも最適化されています。皆様、是非とも拡散、シェア、フォロー、ブックマーク、ご批評など賜れれば幸甚です。私の連載も、ページビュー数が伸びないと、「打ち切り」などという悲しい結末を迎えてしまうことも、ないとも言えませんので (^_^;) 、どうぞよろしくお願いします。

 今後、私の記事が配信されたら、その都度このブログでもご案内します。初回は6月5日の予定です。


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 今回のロシア出張に備えて、デュアルSIM、デュアルスタンバイのスマホを購入したということを先日書いたが、結果的に何の問題もなく使用できている。試しに、日本から、自分の日本国内の番号あてに電話をしてもらったところ、ちゃんと繋がり、ロシアの現地SIMだけじゃなく日本のSIMも同時に待ち受け状態でスタンバイしていることが確認できた。なお、通話やモバイルデータの通信で、どちらのSIMを優先するかは、「設定」で決められるようになっている。これまで、ロシア出張に来ると出先ではデータ通信が使えず(むろんローミングでデータ通信を有効にすればいいのだが、料金が高そうで敬遠していた)、手足をもがれたような感覚だったが、出張時の通信にまつわる長年の課題が、ようやくクリアできた感じだ。

 欲を言えば、2枚のSIMを入れるスロットルが、別々になっていると、もっといいんだけどね。豆粒のようなSIMを出し入れするのには不安が付きまとい、できれば日本のSIMはずっと入れっぱなしで、ノータッチにできるとありがたいのに。それから、できればロシアの電話番号がずっと固定だと、もっと便利だと思うのだけど、ロシアに来るたびに、その都度プリペイドSIMを買い替える形になるだろうから、毎回電話番号が変わってしまう(事前に面談相手に通知したりもできない)不便さがある。


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P1030124

 1月にロシア出張に出かけた際に、せっかく現地のSIMを購入したのに、それを自分のスマホに挿したところ、古いSIMを無効化するためのPINコードを入力せよとかいう表示が出てそれをクリアできず、結局現地SIMを利用できなかったという話を、先日当ブログに書いた

 それで、実は本日からまたロシア出張なのである。前回の現地SIM空振りが悔しかったので、今回リベンジを果たすべく、最初からSIMフリー機として売られている安い端末を日本で買っていき、それを旅行専用機として使おうかと思い立った。ただ、商品を物色していると、デュアルSIMといって、SIMカードを2枚入れてそれらを使い分けられる端末もあるらしいということを知った。さらに、その中には、デュアルスタンバイと称して、その両方のSIMで同時に待ち受けられる(らしい)端末もあるという情報を得た。実際、我が本拠地であるヨドバシカメラ・マルチメディアAkibaの店頭に出向くと、いくつかそのような機種があった。その中で、一番シンプルで値段も2万ちょっとと許容範囲だったのが、モトローラのmotog 5Sという商品であり、これを購入して今回のロシア出張に備えることにした。

 すでにセットアップは完了し、自分が使っている日本のキャリアのSIMでは問題なく使用できたので、あとはロシアのSIMを入れてみて、デュアルSIM・デュアルスタンバイの使い勝手を試してみたい。上手く行くといいのだけど。では行ってきます。


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 HP更新しました。「我が家のホームシアター、リニューアルオープン」です。ロシア圏とは関係なく、個人的な道楽話ですが、よかったらご笑覧ください。


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 すでに申し上げたとおり、現在ロシアに来ているのだけれど、以前はこのブログが入居しているライブドアブログは、ロシアで表示することが基本的にできなかった。表示しようとすると、「このURLまたはドメインはロシアのアクセス禁止リストに含まれています」みたいな表示が出たものだった。私のブログだけでなく、ライブドアブログ全般が駄目だった。ところが、今回ロシアに来てみると、ライブドアブログの表示が可能になったようである。どういう風の吹き回しか知らないが、個人的にはありがたいことである。

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 さて、ロシアの経済界には歳時記というか季節ごとの重要なイベントがあるが、1月に開催される「ガイダル・フォーラム」という経済会議が、その年のロシア経済の幕開けを告げる節目のイベントになっているようだ。こちらの記事が伝えているとおり、そのガイダル・フォーラムで1月17日、2018年のロシア経済見通しが話題になった。ゴールドマンサックスが、2018年のロシアのGDP成長見通しを3.3%とする予測を発表したことに関し、M.オレシキン経済相(上掲写真)は、その見通しはあまりに楽観的すぎるとの見解を示した。オレシキン大臣は、3.3%といった楽観的な成長率を期待できる根拠は今のところない、もっとも2017年よりも高い成長となることはそのとおりだろう、2018年の成長を支えるのは消費需要、住宅ローンをはじめとする与信増、一連の国家プログラムも含む投資の活発化である、2011~2012年のように消費者信用が過熱して銀行システムを不安定化させないことが肝心だ、などと語った。


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 今年度、私は、ロシアの地域経済開発に関する調査事業を実施しており、その現地調査のためにモスクワに来ている。

 仕事そのものとはあまり関係ない話だが、今回のちょっとしたタスクとして、携帯電話で、現地のSIMを購入する、というのがあった。恥ずかしながら、当方、これまでロシア圏に来ても日本のSIMのままで、現地SIMに加入したことがなかったのだ。ところが、モスクワの空港でSIMを買ったまではよかったのだが、古いSIMを無効化する操作をしないといけないらしく、それにはPINコードだのパスワードだのを入力しなければいけないとのことで、そんなもの旅先でわかるはずもなく、途方に暮れている。結局スマホは日本仕様のまま。


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 こちらの記事によると、ロシアのIT産業の市場規模は、2017年通年で、7,330億ルーブルに上った。コンサル会社のJ'son & Partners Consultingがこのほど発表したレポートの中で推計値を示した。IT市場全体のうち、ITサービスの比率は20.7%である。レポートによれば、現状でロシアのIT企業はほぼ自己資金だけで開発を行っており、これがダイナミックな発展や国際市場への進出を阻んでいるが、3~5年のうちに条件が好転し外部資金を導入できるようになる可能性があるという。なおレポートはこちらのページからダウンロードできる模様だが、登録が必要なようである。


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ITC

 ベラルーシ通信社のこちらのサイトで知ったのだが、世界各国のITC発展度を比較したMeasuring the Information Society Report というものがあり、その2017年最新版でベラルーシは世界第32位に入ったということである。旧ソ連諸国の中ではエストニアの17位に次いで2番手、バルト3国を除いたCIS諸国の中ではトップであり、ベラルーシの意外な一面であろう。

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 ちなみに、レポートはこちらのサイトから無料でダウンロード可能。上位50ヵ国の部分を抜き出すと上表のようになる。日本は第10位となっており、思ったほど悪くはない。ウクライナは、ベラルーシと同じようにソフト開発のアウトソーシング先として知る人ぞ知る存在ながら、このランキングでは79位と決して上位ではない。


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 ホームページ更新しました。マンスリーエッセイ「ロシアのときめきネット通販生活」です。よかったらご笑覧ください。


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inoi

 ロシアのD.メドヴェージェフ首相は「ITボーイ」として有名なので、IT企業、デジタルデバイス・メーカーの幹部がメドヴェージェフに会う時には、新製品をプレゼントするのが恒例のようになっている。これもそうしたニュースの一つだが、こちらの記事によれば、このほど輸入代替をテーマとした国際展示会に出席したメドヴェージェフ首相は、ロシア国産スマホ「Inoi R7」をプレゼントされたということである。

 このスマホは、フィンランドのSailfish MobileというOSを搭載しており、したがってアップルやアンドロイドのアプリはインストールできない。価格は11,990ルーブルというから、2万円強くらいか。


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 完全に自分のための作業メモ。私の所属団体のHPは私がデザインし管理しているのだけれど、このほどテンプレートを更新してもその更新が各ページに反映されないというトラブルが発生した。テンプレートというのは、ウェブサイトの全ページに共通するデザイン部分を一括して管理するファイルであり、このテンプレートファイルを更新すると、自動的に他のページもそれに合わせてすべて更新されるという仕様になっているわけである。ところが、何の弾みか、Dreamweaverでテンプレートファイルを更新しても、ウンともスンとも言わなくなってしまった。当会のHPで言えば、下に見るような、様々なバナーを配置したサイドバーがテンプレートによって管理している共通デザインなのだけれど、そこの更新ができなくなってしまった。

 ネット検索したところ、こちらのページでソリューションが見付かった。これの一番上に書いてある具合にやったら解決した。ありがたや。忘れないようにメモ。

 これは使用しているDreamweaverのバージョンが古いときに試してみてください。Dreamweaverにある「サイトの管理」、「サイトの編集」、「詳細設定」と進んで行き、下から二番目にある「テンプレート」をクリック。そこに「ドキュメントの相対パスを上書きしない」にチェックが入っていたら、外す。

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 先日、「ウクライナがロシア系ネットサービスを遮断」という話題をお届けしたが、関連情報を追加したい。こちらに、ウクライナで利用率の高いウェブサイトという情報が出ていたので、それを上図のとおり紹介させていただく。赤で示されているサイトがロシア系のサービスであり、ウクライナはこれらを全面禁止しようとしているわけである。

 このベスト25のサイトには、私の知らないものもかなりあった。それらについて調べたところ、olx.uarozetka.com.uaaliexpress.comは、通販サイトのようだ。prom.uaはオークションサイトらしい。gismeteo.uaは天気予報。


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 ロシアで5月24日から26日にかけて「鉱工業ロシアのデジタル産業」というイベントが開催されているということである。こちらがそのウェブサイト。タタルスタン共和国のイノポリスというテクノパークを舞台に開催されている。

 それで、こちらの記事によると、同イベントにおける全体会合で、国際的な調査会社のボストン・コンサルティング・グループが、ロシアは世界のデジタル先進国から平均で5~8年遅れているということを指摘した。ロシアは過去5年でキャッチアップ・グループから主要グループに移行したものの、依然としてアウトサイダーの地位にある。ただし、ブロードバンドでのネットアクセス、スマホの販売といった点では、かなり指標を改善している。


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 こちらの記事こちらのサイトによると、このほど5月15日付でポロシェンコ大統領が署名した大統領令により、国家安全保障・国防会議の4月28日付決定が発効した。これにより、対ロシア制裁が拡大されることになった。制裁リストには、1,228の法人、468の個人が加えられた。

 問題は、今回の制裁リストに、ロシアの多くのマスコミだけでなく、ВКонтакте(フ・コンタクチェ)、Одноклассники(アドノクラスニキ)、Яндекс(ヤンデックス)、 Mail.ru(メイル・ル)といったロシア系のSNS、ネットサービスも含まれていることである。これらのサービスは、ウクライナでもユーザーが多く、ウクライナの一般市民の日常的な活動に重大な影響を及ぼすことが予想される(ただし、完全に遮断するとなると2年ほどの時間と数十億ドル単位の費用を要するという)。一例として、2015年現在のウクライナにおける各ネットサービスの利用率は、こちらのサイトからとった上掲図を参照していただきたい。上からグーグル、フ・コンタクチェ、YouTube、メイル・ル、ヤンデックス、フェイスブック、アドノクラスニキと並んでいる。

 かつてベネディクト・アンダーソンは、植民地の住民が宗主国の言語でコミュニケーションすることは何ら問題ではない、むしろ宗主国の言語であってもコミュニケーションが発達することによって植民地の国民意識が形成されるのだといった趣旨のことを喝破したことがある。現下ウクライナにとっても、たとえロシア発のネットサービスであっても、それによってウクライナ国民のコミュニケーションが促されるのであれば、国民形成にとってはプラスのはずである。それを遮断するような愚行を犯す国民に、果たして明るい未来が待っているのか、甚だ心許ない。


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 使用しているSONYのXPERIA Z4というスマホをアップデートしたら、LTEでのネット接続ができなくなり、焦った。ちょっと情報を探したところ、こちらのウェブサイトに出ていた情報をもとに、解決できた。私の場合、格安スマホに乗り換えた際に、APNを手動設定したのだけど、今回、本体をアップデートしたことによって、その手動設定が外れてしまったということだったようだ。私の機器で解決するには、

設定
その他の設定
モバイルネットワーク設定
モバイルデータ通信
APN
spmode.ne.jp ではなく、iijを選択

 という具合に進んで設定をし直す。こんな話、ブログで他人にしても仕方ないが、また同じ状態になるかもしれないので、備忘録として記しておく。


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radio

 人様のフェイスブックの書き込みで知ったのだが、こちらのウェブサイトにアクセスすると、地球儀の上にドットが表示され、そこにカーソルを当てると、その街にあるラジオ局のライブ放送が瞬時に聞けるようになっていて、とても面白い(ただし、スマホでは音声の切り方が分からないといった報告もあるので、注意)。日本などの東アジアでは、登録されているラジオ局の数が少なく物足りないが、欧米が充実しており、そうした諸外国の放送と簡単に繋がる点や、ラジオ局をサーフィンしていくような感覚が面白い。外国のラジオをネットで聴く方法自体は色々あると思うが、このインターフェースはなかなか魅力的である。

 職業柄、ロシア・ウクライナ・ベラルーシ地域にフォーカスしてみたが、大都市ではいくつかのラジオ局が登録されており、現地の言語事情やローカルな感覚などが伝わってくる。たとえば、西ウクライナのリヴィウにアクセスしてみると、なるほどロシア語ではなくウクライナ語ばかりですねえとか、そんなことが確認できる。


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 これはきわめて興味深い話題だ。朝日新聞のこちらの記事によると、「IN JAPAN」という日本に設立された仲介業者を通じて、ロシア人が結構ヤフオクを利用しているというのである。以下、記事の一部を引用させていただくと、

 ヤフー・ジャパンのオークションサイト「ヤフオク!」をロシア語で利用できるようにするサイトをロシア系企業が独自に開設し、人気を集めている。ロシアから入札や配送の注文がしやすく、楽器やオーディオ、自動車部品などに、良質の中古品を求めるマニアが熱い視線を注ぐ。

 1970~80年代に生産された年代物のギターやベース約150本が所狭しと並んでいる。ヤマハなどの日本ブランドに交じり、米国のギブソンやフェンダーも見える。モスクワ中心部の建物の一室。ギター販売店のオーナー、アレクサンドル・ボルショフさん(39)は「ギターの9割はヤフオクで購入した。お気に入りは72年製フェンダーで、約48万円で買った」と話す。ヤフオクを初めて使ったのは2007年。良質の中古ギターが多く出品され、魅力的な価格で買えると驚いた。これまでヤフオクを中心に、日本から約7千本のギターを購入している。

 日本語の読めないボルショフさんがヤフオクを利用できるのは、兵庫県明石市に本社がある「インジャパン」のサイトを使っているからだ。登録会員数約16万人。1日約200件の取引があり、「ロシア語版ヤフオク」の最大手とされる。利用者はまず、インジャパンのサイトにある分類や検索機能で希望の商品を探す。例えば「楽器」を選ぶと、プログラムが自動でヤフオクの楽器関連ページをロシア語に翻訳。わずか0・3秒でインジャパンのサイトに表示する。利用者がロシア語で質問を書けば、カスタマーセンターが日本語で出品者とやりとりし、ロシア語で回答してくれる。

 それで、さすがに朝日の記事には、「IN JAPAN」のリンク先が表示されていないが、調べてみたところ、https://injapan.ru である。ここが「最大手」ということは、他にもロシア人向けのヤフオク仲介業者が複数あるということか。なるほど、世の中、こんなことになっているとは、まったく知らなかった。ロシア、ヤフオク、ウェブ、楽器と、自分の関心事項が重なったので、つい反応してしまいました。


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pakuri

 昨日試みた「Russia NEWS」へのいたずら、無事(?)成功したようだ。上に見るように、同サイトのトップページに、「このウェブサイトは邪悪なパクりサイトです」との自虐文言が刻まれた。掲載されるまでに、数時間ほどタイムラグがあったが、いずれにしても、管理者が取捨選択したり操作したりしているのではなく、私のブログの新着記事が上がったら、自動的に転載されるような設定になっているようだ。

 さて、相変わらず多忙につき大した記事も書けないが、ウェブの話題繋がりで、こちらのニュースによると、ロシア当局は米グーグルにプレッシャーをかけているようである。独占禁止庁および裁判所が、独禁法遵守を求める是正勧告を出しているにもかかわらず、グーグル側はそれに違反し続けている。この状況が続くならば、グーグルはロシア市場を失うことになるだろうと、独禁庁長官のイーゴリ・アルテミエフは警告した。インドその他の新興国でも、グーグルがウェブサービスの市場シェアで50%を超えて独禁法違反を問われるケースが生じており、ロシアもその例にならう可能性がある。ロシア独禁庁は2015年9月、グーグルがロシアの競争法に違反しており、特にアンドロイドのアプリ市場で支配的な地位を悪用していると認定していた。


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 知り合いに指摘されて気付いたのだけれど、Russia NEWSというウェブサイトがあり、そこに私の当ブログのすべての記事が無断でコピペ掲載されているということのようだ。実際見てみると、私のブログ記事が、同サイトの「ニュース」の欄にリストアップされており、同サイト上で読めるようになっている。

 どうも、私のブログ記事がすべて自動的に転載されるように設定されているようで、したがってロシアとは関係ない音楽噺やデジタル噺まで転載されているというのが、何ともマヌケである。

 そこで、試しに、このRussia NEWSというサイトをディスるために、わざと当ブログで「このウェブサイトは邪悪なパクりサイトです」というエントリーを書き、それがRussia NEWSのトップページに表示されるマヌケな様子を眺めてみることにした次第。さあどうなるか。

 まあ、引用元の私のブログのURLも表示されているから(以前はそれもなかったらしい)、私のブログを拡散してくれていると考え、特に目くじらを立てないことにする。そう言えば、以前も書いたとおり、ロシアではライブドアブログが閲覧不能なので、ロシア在住の皆さんに当ブログを読んでもらう裏技として使えるかもしれない。


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 個人的なことながら、このほどNTTドコモから、格安SIMに乗り換えたでござる。ドコモの邪悪なる2年縛りが切れるタイミングで、ようやく厄介払いした。新たに、ビックカメラ系のBIC SIMというやつを契約した。いくつかプランがある中で、6GBのプランを選び、音声通話付で、月々2,220円。通話をするたびに従量課金されるが、まあほとんど通話はしないので、毎月の支払は3,000円以下で済むだろう。

 ナンバーポータビリティを利用したドコモの解約も、BIC SIMの新規加入も、それほど手続きは面倒ではなかった。端末の設定がちょっとややこしかったな。とにかく、ドコモとおさらばできて、晴れやかな気分だ。


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 ロシアの『エクスペルト』誌の2016年6月13-19日号に、ロシアのネット通販事情に関する記事が出ていた。その中から、2015年のサイト別訪問客数(専門用語では何と言うんだ?)のベスト10という表が出ていたので、その表だけ抜き出してお目にかけることにする。表の真ん中の列は1ヵ月当たりの平均客数(単位100万人)、右列はサイトを訪れた人のうち何らかの注文をした人の割合(%)を示しているということである。日本はAmazonの独壇場だが、Amazonが出遅れたロシアはだいぶ事情が違って、中国系アリババのサイト「アリエクスプレス」がトップであり、同サイトはちゃんとロシア語ページもあるようだ。2位のOzonはロシアのローカルサービス。Mvideo、Eldoradoといったところは家電系。


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 上海のアップル・ストアです。デカい。。。

 中国のネット規制(というか外国発のSNS、アプリ規制)は酷かったが、ハード面ではアップルの存在感が圧倒的だと感じた。


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 前のエントリーに書いたとおり、当方上海出張中で、フェイスブック、ツイッター、Gメールが使えない状態にあります。月曜日まで、それらにご連絡いただいても、まったく反応できない状態となり、お詫び申し上げます。このライブドアブログも当地では閲覧は不能なのだけど、なぜか編集画面にはアクセスでき、アップする際にフェイスブック、ツイッターと同時投稿する設定をすることによって、間接的にそれらに情報を上げることはできそう(ただしこちらからは状態が確認できない)。

 Gメールがダメというか、グーグルのサービスが全滅だから、カレンダーも、地図も、自動翻訳も使えないのよね。ただ、一説にはドロップボックスも使えないという話もあったけれど、それはやってみたら使えた(PS:これ、やはりダメみたい。帰国後に確認したら、中国で更新・アップしたつもりのファイルが、反映されていなかった。要するにローカルの環境でだけ作業できるということか)。KindleもOKのようだ。まあ、中国には中国独自のSNSやアプリがあり、我々も現地化の努力をすれば困らないのかもしれないが、迷惑な話ですねえ。


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P1000843

 上海着いたんだけど、ネット規制の酷さに閉口。フェイスブックとツイッターが使えないことは知ってたけど、なんとGメールもダメみたい。そして、本ブログが入居しているライブドアブログも、接続不能であることが判明した。編集画面にはアクセスできるが、記事を閲覧することが不能のようだ。要するに、自分が普段日本で使っているツールが全滅であり、月曜日まで音信不通となります(このブログの更新だけはできそうだが)。


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 こちらの記事によれば、カザフスタンにおけるスマートフォン販売の金額ベースの市場規模は、2014年の7億3,400万ドルから、2015年の6億2,600万ドルへと、14.7%落ち込んだということである。通貨テンゲ安で輸入端末の販売価格が高騰したことが響いた。2014年のブランド別金額シェアは、サムスン59%、アップル18%、LG6%、その他17%となっている(なぜ最新の2015年の数字を示さない?)。


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 天候の加減か、東京の我が家から、久し振りに富士山がはっきり見えた。

 カメラ(ミラーレス一眼)を買い替えたけど、時間がなくて、操作や機能をきちんと把握する余裕がない。


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 HP更新しました。マンスリーエッセイ「ロシア出張に便利な腕時計を探せ」です。よかったらご笑覧ください。


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 突然ですが、私、ロボット飼い始めました。まあ、お察しのとおり、ロボット型掃除機ですけどね。4月に出たばかりのパナソニックRULO MC-RS200というやつ。製品概要については、上の動画でも参照していただきたい。昨日初めて使ってみたのだけれど、同じとこばかり妙に念入りに行き来したり(全体を満遍なくやってくれると有難いのだが)、毛足の長い絨毯に絡まったりと(後で取説を読んだらNGだと書いてあった)、第一印象はちょっと微妙だったかな。まあ、おいおい、もうちょっと上手く使いこなしたい。

 でまあ、そんな個人的な話だけではブログのネタとして忍びないので、ついでにロシアの掃除機販売市場のことを調べてみた。目に留まったのが、こちらの記事である。この記事によれば、2015年の時点でロシアにおける掃除機販売の54%がサイクロン型になっており、残りは従来型のフィルター式が約3割、水フィルター式が約2割だという。一方、ロボット型の掃除機に関しては、消費者はその利便性に注目はしているものの、まだ4%程度の割合しか占めていない。2015年のブランド別の販売数量シェアは、サムスン:13%、フィリップス:11%、ダイソン:10%などとなっている。

 乗用車やスマホの市場などを見ると、新しいものに飛びつきたがるロシア人だが、ロボット型掃除機の普及はそれほどでもないようだ。

soujiki

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