服部倫卓のロシア・ウクライナ・ベラルーシ探訪(ブログ版)

私のホームページ「ロシア・ウクライナ・ベラルーシ探訪」(http://www.hattorimichitaka.com)のブログ版です。

カテゴリ: ロシア

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 これは興味深い話題を見落としていた。こちらの記事などが伝えているとおり、このほどロシアの北都サンクトペテルブルグに「ロシア鉄道博物館」が開設され、10月30日にオープンした。博物館の公式HPはこちら、ノーヴォスチ通信の特設サイトはこちらになる。10月30日はロシアの鉄道が誕生してから180年目の記念日であり、180年前のこの日にペテルブルグのツァールスコエ・セーロで初の旅客列車が運行したのだとか。ロシア鉄道博物館は全ヨーロッパで最大規模を誇る鉄道博物館らしい。そのうち機会を見付けて見学してみたいものである。


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 こちらの記事によれば、ロシアがウクライナから一方的に併合したクリミアと、イタリアのトスカーナの業界関係者の間で、共同のワインブランドを創設することで合意したという。今般、V.ザハリインというクリミアのワイナリー・オーナーのもとを、L.マロニーというイタリアのワイン評論家が訪れ、その旨で合意したということである。ブランドの名称はDuosとなり、ロシア市場に販売される。マロニーがロシア産ワインに評価を与えるのは、これが始めてであるという。ロシアの消費者はワインの国際的な評価やお墨付きを重視しており、今回のトスカーナとの提携の狙いはその点にあると、ザハリインは説明している。

 対ロ制裁下で、欧州の事業者が、クリミア企業と提携したりすることは、法的・道義的に問題があるのではないかという気がするが、このケースはどうなのだろうか?


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 ロシアは2011年に、ウラル地方の中心都市であるエカテリンブルグで2020年に万国博覧会を開催したい旨を表明し立候補したが、2013年11月に行われた博覧会国際事務局(BIE)の投票でドバイに敗れ、開催権を逃した経緯がある。

 しかし、ロシアは2025年のエカテリンブルグ万博招致を目指して再立候補した。本年5月22日にロシア政府がエカテリンブルグを2025年の万博候補地として改めて承認。そして、こちらの記事によれば、このほど開かれたBIE総会に出席したD.マントゥロフ産業・商業相が、立候補申請を正式に提出したということである。

 エカテリンブルグ万博構想は、「変化する世界、技術革新とより良い生活 ―将来の世代のために」というテーマを掲げている。2025年には、エカテリンブルグの他に、パリ、バクー、そして日本の大阪府が立候補している。2018年のBIE総会で開催地が決定される予定。


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 こちらに、興味深い話が出ている。ワールドカップ開催都市の1つであるカリーニングラード州(バルト海に面したロシア領の飛び地)では、建設工事等で人手不足に陥っている。そこで、隣国のベラルーシから運転手や建設労働者を招き、助っ人として働いてほしいという話である。11月13日に開かれたロシア・ベラルーシ長期協力評議会の会合でミンスクを訪れたA.アリハノフ・カリーニングラード州知事が、A.ルカシェンコ・ベラルーシ大統領にその旨を表明した。

 アリハノフ知事によれば、カリーニングラード州は追加的な労働力を必要としており、他方でベラルーシには質の良い運転手たちがいる。W杯に向け、ベラルーシの労働者たちを招聘することを計画している。具体的には、癌センター、道路の建設、港湾の浚渫工事などである。ベラルーシ側もそれを支援することを約束、ルカシェンコ大統領は、我々は道路やスポーツ施設の建設の経験を共有できる、ベラルーシは鉄筋コンクリート材、セメントなどの建材を輸出できる、IT分野でも協力が可能だ、などと応じたという。


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IMF

 こちらのサイトに見るとおり、IMFは先月、World Economic Outlook の2017年10月版を発表した。その中から、ロシア・NIS諸国の主要経済指標の部分を切り取ったのが上表。私の主要関係国の2017年の成長率見通しは、ロシア1.8%、ウクライナ2.0%、ベラルーシ0.7%、モルドバ4.0%、カザフスタン3.3%となっている。それにしても、個人的に不案内だが、トルクメニスタンの経常収支はどうしてこうも大赤字なのだろうか(示されている数字は対GDP比)。


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ruuapension

 ちょっとブログのネタに困ったので、こちらのサイトに出ていた図を取り上げてみたい。先日、「ウクライナの年金改革」というエントリーをお届けしたが、今回の図解資料はロシアとウクライナの年金の基礎データを比較したものである。まあ、全体的な所得水準が、ロシアの方がずっと高いので、年金の水準も当然ロシアに軍配が上がっている。


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 11月11日にサッカー・ロシア代表とアルゼンチン代表が親善試合を戦って、アルゼンチンが1:0で勝利した。それで、迂闊にも気付くのが遅れたが、来年のワールドカップでメイン会場となるルジニキスタジアムの改修工事が今般完了し、この親善試合はそのこけら落としとなったのだ。試合が始まる前から終わった後まで、スタジアム周辺、内部、スタンドの様子を捉えた上掲のような動画があったので、お目にかける。ルジニキは、新築ではなく改修工事といっても、陸上競技場をサッカー専用スタジアムに改造する大工事だったわけだが、観客席や屋根の雰囲気などは、意外と昔の雰囲気を留めている。もちろん、レーニン像など、入り口の佇まいもだ。かくして、メイン会場は完成したわけだが、今回の試合では組織運営面で課題を残したようだ。上掲の動画にも出てくるとおり、試合終了後に、観客席のセクター別の退場というのを実施しているのだが(それ自体はロシアではよくあること)、2階席の観客がずいぶん長く待たされたということで、不満のブーイングが上がった。また、ルジニキには最寄りの地下鉄駅が2つあるのだが、そのうちの一つ、ヴォロビヨヴィ・ゴルィ駅への道がなぜか閉ざされ、皆スポルチヴナヤ駅に誘導されたということである。はけ口が多い方がいいと思うのだけれど。


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sc

 一説によれば、ワールドカップ・ロシア大会の日本代表のキャンプ候補地に、ヴォルゴグラードが浮上しているという。どうなのかねえ? 確かに、ヴォルゴグラードまたはロストフで1試合戦うことが確実なら、ヴォルゴグラードに滞在するという案に一理なくもないけど、他の会場からは確実に遠いわけだから、潰しが効かないような気もるすが。それに、平均気温なんて言っても、ロシア各地の気温が暑いか涼しいかなんて、その時になってみなけりゃ分からないわけだから、キャンプ地の選択基準としてはあまり意味がないような気がする。

 それはさておき、上掲記事の中にある、「(ヴォルゴグラードは)世界最大級の像としてギネス世界記録に認定される約57メートルのレーニン像が有名」というくだりに興味を抱いた。個人的に、ヴォルゴグラードといえば「母なる祖国像」というイメージしかなく、巨大レーニン像のことはきちんと認識していなかったからだ。調べてみると、確かにヴォルゴグラードに巨大レーニン像はあるものの、市の南部のヴォルガ・ドン運河の入り口のところに位置していることが分かった。私が数年前にヴォルゴグラードに行った時には市の中心部しか見なかったため、くだんのレーニン像も目撃し損ねたということのようだ。

 関連情報を調べていたら、上掲のような、ロシアの巨大モニュメントの高さを比較した画像が目に付いた。説明がないので分かりにくいが、左から順に、モスクワの勝利モニュメントモスクワの宇宙征服者のオベリスクモスクワのピョートル大帝像ヴォルゴグラードの母なる祖国像モスクワの労働者とコルホーズ女性像ヴォルゴグラードのレーニン像、そして最後のものはたぶんムルマンスクの大祖国戦争極地防衛者像だと思う。


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ag

 ロシアの経済、貿易において、農業の重要性が高まっていることを実感する。

 こちらのサイトの情報によると、ロシア政府は、同国が「農業超大国」となる旨のプログラムを推進しようとしており、今般メドヴェージェフ首相はそれに向けた指令を関係省庁に発出したということである。

 一方、こちらのサイトこちらの記事によれば、プーチン大統領は11月8日、APECサミットを前にロシアのアジア・太平洋外交に関する論文を発表し、その中で、ロシアは同市場向けの主要な食糧供給国になりたい旨の抱負を述べた。


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 ロシア南部のロストフナドヌーで新空港が建設されている件については、以前当ブログで取り上げたことがある。要約すれば、ロストフナドヌーでは、ソ連崩壊後のロシアで初めてのケースとして、新しい空港が完全に新規に建設されることになった。V.ヴェクセルベルグの「レノヴァ」系の「地域空港」が、その開発に当たっている。新空港はロストフ市からは30kmの距離にあり、年間の旅客処理能力は800万人。官民パートナー方式で建設が行われており、投資総額は372億ルーブル、うち連邦予算が180億ルーブル、9億ルーブルが州予算、183億ルーブルが民間投資となっている。2016年、新空港の名称は、プラトフ空港に決まった。空港に名前が冠せられるマトヴェイ・プラトフとは、ナポレオン戦争でドン・コサックを率いて戦ったロシア帝国の将軍、アタマン(首領)で、ノヴォチェルカッスクの街を築いたのもこの人である。

 さて、最新のこちらの記事によれば、ロシア連邦航空庁は11月8日、完成したプラトフ空港に操業許可を発行した。なお、これに先立ってはメドヴェージェフ首相がプラトフ空港の開業を許可する政府指令に署名しており、同指令は11月27日付で発効することになる。新空港の開業に伴い、2018年3月1日をもってロストフの旧空港は閉鎖される。というわけで、2018年のワールドカップでロストフを訪問する観客をさばくことになるのは、プラトフ新空港となる。


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 以前、「ロシアのW杯レガシー対策」と題するエントリーをお届けしたことがある。その続報的な話題として、こちらの記事によれば、プーチン大統領はこのほど、メドヴェージェフ首相、ボルトニコフ連保保安局長官(なぜ?)、地域首長らに対し、2018年FIFAワールドカップのレガシー有効活用に関するコンセプトを2018年3月30日までに策定するよう指示した。

 前回エントリーで報告したとおり、私の理解によれば、すでに2015年6月にレガシーコンセプトが策定されているはずなのだが、それをさらに煮詰めた新構想を追加的に策定せよとの指令なのだろうか。


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 こちらの記事が、「日本のビジネスミッションは、クリル諸島(北方領土のこと)でマリクリトゥーラに特に関心を寄せた」という見出しになっていて、正直言うとマリクリトゥーラ(марикультура)という単語を知らなかったものだから、何だろう?これは?と疑問に思った。調べてみると、марикультураとはморская культураのことであり、要するに養殖漁業等を意味しているらしい。

 記事によれば、日本のビジネスミッションは国後島に到着すると、農業、観光、エネルギー、環境、養殖漁業の5つのグループに分かれた。中でも養殖漁業は、優先的な分野の一つとなっており、サハリン州首相と日本の長谷川 榮一総理補佐官が同行したのもまさに養殖漁業グループだった、という。


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 実は本日からブリュッセルに調査出張であり、あまり時間がないので、簡単な記事だけ。

 ロシアは先日、クリミアの風物をデザインに取り入れた新札を発表したが、こちらによると、ウクライナ中央銀行はウクライナの各銀行がそれら新札を取り扱うことを禁止することを決め、このほどその具体的なリストを発表した。それによると、額面200ルーブル、100ルーブルの紙幣の取扱が禁止される。また、11種類の硬貨も対象になっており、それらは2014~2017年に発行されたセヴァストポリ、フェオドシア、ケルチ等を描いた2、3、5、10、25ルーブルのコインだという。

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 こちらのサイトこちらのニュースが伝えているとおり、ロシア政府は10月25日付の政府決定により、欧米およびウクライナに対して適用している食品輸入禁止措置の品目を拡大することを決めた。新たに対象になったのは、生きた豚(HSコード0103)、食用のくず肉(0206、一部を除く)、豚の脂肪(0209)、豚脂等(1501-1503)となっている。

 ウクライナ産サーロを締め出して、圧迫を強めようという意図か?


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 エカテリンブルグのスタジアムは、一応、新設ではなく、既存のスタジアムの改修工事ということになっているけれど、かつてのスタジアムの名残を留めているのは、たぶん入り口の部分だけであり、実質新築みたいなものだろう。

 このスタジアムで面白いのは、両エンドのゴール裏の客席が、羽みたいに建物からはみ出していることである。これは、どうも仮設スタンドのようであり、大会後には撤去してスタジアム全体を外壁ですっぽり覆う予定であると見られる。なかなか賢い。


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 少々風変わりな情報をキャッチしたので、ご紹介する。こちらのサイトによると、12月6日に東京で«Russian Gastro Week»という催し物が開催されるということである(Weekという割には1日だけ?)。主催はロシア輸出センターで、すでに中国やベトナムでも同様のイベントを開催済み。ガストロとは「胃袋」のことだと思うが、要するにロシアのグルメを紹介するイベントということらしい。ロシアの食品メーカー50社以上が出展し、日本側の輸入業者・ディストリビューターも150社以上参加予定なのだとか。具体的には、«Макфа», «Группа Черкизово», «Микоян», «Биофудлаб», «Русский икорный дом», «Объединенные кондитеры», «КДВ групп», «Лина», «Аквалайф», «Агросоюз», «Иль Мио мороженко», «Игристые вина», «Конфаэль», «Нарзан», «PIKKI & KLIN Snacks»といったロシアの食品メーカーの参加が見込まれているという。ただ、肝心の会場や開催時間が明記されておらず、一体いつ・どこに行ったらいいのやら。一般向けではないのかな?


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list

 ロシア政府による政策措置で、重要な動きを見落としていたので、後追いになって恐縮だが、取り上げておく。こちらのサイトに見るとおり、ロシア政府は2017年7月12日付の政府指令で、「連邦執行機関によって優先的に輸出支援が行われる製品(商品、作業、役務)のリスト」と称するものを制定した。周知のとおり、ロシア当局はエネルギー・資源以外の付加価値の高い商品の輸出を伸ばしていきたいという意向を有しており、今回政府による輸出促進の対象となる具体的な分野のリストを制定したというわけである。具体的には、以下の分野が挙げられている。

  1. 民需機械(注:つまり、軍需産業以外の機械産業ということ)。
  2. 化学品(無機肥料、未加工のポリマーおよびモノマーを除く)。
  3. 農工コンプレクスの商品。
  4. 医薬品、医療製品。
  5. 金属加工製品。
  6. 林業・木材製品(丸太を除く)。
  7. 軽工業製品。
  8. 建材。
  9. 消費財(印刷物、玩具・子供用品、衛生用品、食器、宝飾品、眼鏡、楽器、家具、照明、小物、文房具)。
  10. サービス(観光、教育、医療、エンジニアリング、建設、メンテナンス・修理、IT)。

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 ワールドカップに向けたスタジアム建設、総じて順調だと理解しているけれど、もしかしたらサマラはちょっと遅れ気味なのかな? 上の動画は10月25日のものだということだけど、スタジアムの周辺も含め、他の都市に比べると、やや進捗が遅いような印象を受ける。


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 似たような話題が続いて恐縮だが、こちらの記事が、ロシアの自動車輸出と、公的機関の「ロシア輸出センター」が果たす輸出促進機能につき伝えている。ロシア輸出センターのP.フラトコフ総裁によれば、2017年に入ってからの7~8ヵ月間で、ロシア自動車産業の輸出は前年同期比30%ほど拡大している。これは、一つには前年の実績が低調だった効果もあるが、上々の成果であることは間違いない。ロシア輸出センターは、キューバ向け輸出支援を行い、これは2億ドルに上るKamAZトラックの大型供給案件だった。KamAZを中南米向けにこれほど大量に輸出するのは、過去数年で初めてのケースであり、特にキューバ向けとしては最大規模の取引だった。この供給は、現地におけるサービスセンターの開設と同時に進められた。現在、ロシア輸出センターはメキシコ向けのUAZ車輸出プロジェクトに着手したところである。その他の中南米諸国にも、KamAZ、UAZ、ある程度はAvtoVAZも輸出促進していくことを計画中だと、フラトコフ総裁は述べた。


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fz

 ロシア経済発展省のこちらのページに、ロシアの一連の経済特区が、英フィナンシャル・タイムズの傘下にあるfDi誌の経済特区の国際アウォードでノミネート・受賞したという話題を伝えている。なお、原典はこちらであり、レポートは無料でダウンロードできる。

 ロシアの特区は、アラブガ、リペツク、トリヤッチ、チタンバレーという4つの工業生産特区が、ノミネートまたは受賞を果たした。中でも、アラブガは欧州の大口顧客部門で最優秀賞を受賞しており、これは3年連続での受賞という快挙である。アラブガは2年連続で世界最優秀賞にもノミネートされた。リペツクは、プロジェクトを拡大した特区、税制の改変を行った特区という2つの部門でノミネートされた。トリヤッチは、潜在的な競合者という部門にノミネートされた。チタンバレーは金属産業に特化した世界で唯一の特区であることが評価された。

 なお、私の関係国では、カザフスタンのInnovation Technology Park Specialが、アジア太平洋の小口顧客部門で最優秀賞を受賞したようである。


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 こちらによると、ロシアのD.マントゥロフ産業・商業相はこのほど、メキシコを一種のハブとして、中南米市場にロシア製自動車の販売拡大を図りたい考えを示した。メキシコのサン・ルイス・ポトシで開催されたビジネスフォーラムの席で述べたもの。大臣によれば、今日、国際間の通商関係は錯綜しており、ロシアは中南米諸国に自動車を輸出するために「工業自動車ハブ」を設けることを検討しており、メキシコはその有力候補地である。メキシコを活用すれば、メキシコが貿易実績のある相手国が射程に入ってくるわけで、それにはNAFTAの枠組みも含まれる。今日の現状では、もはやWTOのルールは機能しておらず(注:おいおい、そんなこと言っていいのかよ)、制裁が横行するなど、まったく異なったメカニズムが機能している。そこでロシアも自国市場を守っているのである。大臣は以上のように述べた。


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 今日も学会で忙しいので手抜き更新で恐縮だが、こちらの記事が目に止まった。ロシアのD.メドヴェージェフ首相がこのほど署名した政府決定により、いくつかの「連邦目的別プログラム」が、「国家プログラム」に転換されるということである。こういう措置がありうるということは、初めて知った。具体的には、教育、保健、住宅、運輸、農業に関する連邦目的別プログラムを当初の予定よりも早く2018年1月1日に完了し、まだ残っている措置を更新された国家プログラムという形に組み替えて実施していくという手順であり、更新された国家プログラムは2017年11月15日までに各省庁が政府に提出することが命じられた。


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 ブログのネタに困った時に、よく使わせてもらうのが、ロシア等のニュースサイト掲載されている図解資料である。今般、こちらのサイトで、下に見るように、ロシアにおける乗用車工場の配置状況とその生産動向を図示した資料が載っていたので、紹介させていただく。現在ロシアには20箇所の乗用車生産工場があるそうである。

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 こちらの記事によると、ロシアの国営系大手銀行であるVTBと、そのリテール子会社であるVTB24の合併は、2018年1月9日になるということである。合併自体は2016年11月に決定されていた。ただし、顧客およびサービスが共通のプラットフォームに移行するのには、さらに1.5~2年程度を要する。VTB24のM.ザドルノフ社長は、プラットフォームやITシステムの共通化により、150億ルーブルのシナジー効果が見込めるとしている。


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 こちらの記事が、ロシアのタタルスタン共和国で、家具産業の産業クラスターが形成されつつあるという話題を伝えている。タタルスタン共和国では行政府が産業クラスターのアプローチを重視しており、他には機械産業、IT、食品、建設関連のクラスターがあって、家具産業もその一環として育成されているということである。もっとも、ロシアの場合は、ある産業の企業が2~3社集まれば、もう「産業クラスターだ」と大袈裟に吹聴する傾向があるので、ある程度差し引いて考える必要はあるだろう。ともあれ、記事によると、家具クラスターの中核になっているのは、欧州屈指の木材加工メーカーであるトルコ系のカスタモヌ社であり、同社は2014年にタタルスタンのアラブガ特区にベニヤ工場を開設した。同社を中核に、いくつかの中小家具メーカーが参加して、家具クラスターを形成する旨の協定が、このほど結ばれた。


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 こちらのニュースで知ったのだが、今般北朝鮮で発行された地図帳では、クリミアがロシア領として表示されているという。情報の発信元はこちらの在北朝鮮ロシア大使館のフェイスブックページであり、同ページは、「我々は北朝鮮外務省から、北朝鮮はクリミア住民投票の結果を尊重しており、それが完全に国際法の規範に合致していると考える旨の説明を受けている」と主張している。


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 こちらのサイトに見るとおり、オーストリア経済研究所が、EUとロシアの制裁合戦で、EU側が負った損失という情報を発信した。これによると、ロシアの景気後退と制裁合戦の影響で、EUの対ロシア輸出は、2013年の1,200億ユーロから、2016年には720億ユーロへと、40%落ち込んだ。同研究所の試算によれば、輸出減のうち、約40%が制裁問題に起因していた(注:率直に言って、原典の数字の整合性が良く分からない)。制裁問題による対ロ輸入減の幅が大きかったのはキプロスの34.5%減、ギリシャの23.2%減、クロアチアの21.0%減など。


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 こちらの記事によると、国際的な格付け機関のフィッチは、ロシア中銀が銀行業界の浄化を進めている中で、ロシアの銀行の数は今後4年間で600行から300行程度に減少するだろうとの見通しを示した。ただし、それでもまだ過剰であり、銀行の数は50程度で充分であると、フィッチは指摘した。

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