服部倫卓のロシア・ウクライナ・ベラルーシ探訪(ブログ版)

私のホームページ「ロシア・ウクライナ・ベラルーシ探訪」(http://www.hattorimichitaka.com)のブログ版です。

カテゴリ: ロシア

soukouhi

 今回のW杯ロシア大会で使用された12スタジアムの総工費を比較するグラフを作成してみた。数字は、今大会での無駄遣いに批判的な論陣を張っているこちらの記事からとった。ただ、ロシア・ルーブルのままでは分かりにくいと思うので、直近の為替レートで日本円に換算して示した。カッコ内に「改築費」と書かれているスタジアムに関しては、既存のスタジアムの建設費は除外し、改築費用だけを記している。他はすべて新規建設である(カザンとスパルタクは大会よりもしばらく前に完成していたが)。

 我々に身近な例で言うと、ガンバ大阪の吹田スタジアムの総工費は140億円程度と言われ、ロシアのW杯向け新スタはすべてそれを上回っている。ただし、問題は為替レートの要因だろう。ロシアでは2014年以降ルーブルが暴落し、他方で建設費用は資材・人件費等ルーブル建てのものが多いはずなので、ルーブル安によって外貨換算建設費が低く抑えられたはずである。2013年頃までの為替レートで計算すれば、日本円換算の建設費は、このグラフにあるよりも1.7倍くらい高かったはずである。


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isan

 寂しいことに、ロシアW杯はもう終わってしまうけれど、私がこの大会について一番こだわっていたのは、いわゆる大会のレガシー(遺産)の問題だった。なので、地域研究者としての私のW杯ロシア大会研究は、むしろこれから始まるのである。

 その作業の一環として、上に見るような図を作成してみた。今回のW杯で会場となった12のスタジアムのうち、モスクワ・ルジニキとソチ・フィシトは、特定のクラブによる使用が想定されていない、ナショナルスタジアム的なところである。それ以外の10のスタジアムにつき、収容人数と、地元クラブが2017/18シーズンのリーグ戦の平均で実際にどれだけ集客していたかを対比したものだ。なお、一連の地方スタジアムには、W杯限定の増設分の席があり、W杯終了後にはそれを撤去してよりコンパクトにすることが決まっているので、その増設分をピンクで示してある。

 サッカーをお好きな方ならご存知のとおり、スタジアムの高揚感はどれだけびっしりと観客席が埋まっているかに左右される。5万人のスタジアムで2万人入っているよりも、1万人のスタジアムが満席になった方が、はるかに緊迫感が増す。そうした観点から、上のグラフを見ると、合格点と言えるのは、ゼニトのサンクトペテルブルグと、スパルタク・モスクワくらいであり、後の地方の状況は悲惨である。一番酷いのは我々にとっても思い出の地であるヴォルゴグラードで、45,000のキャパがあるところ、2017/18シーズンの実際の動員はわずかに3,621人だった(新スタは工事中だったので、別の小さい会場でやっていたという事情はあるにせよ)。まあ、2018/19シーズンの初めくらいは、W杯の高揚も残っており、新スタ見物感覚で多少お客さんが増えるかもしれないけど、代表選手もいない2部リーグの試合をリピートしてくれるかというと、だいぶ心許ない。


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201808

 編集作業が終わったばかりの『ロシアNIS調査月報』2018年8月号の中身をご紹介。5月24~26日にロシアの北都でサンクトペテルブルグ国際経済フォーラム(SPIEF)が開催され、その枠内で日ロビジネス対話も実現しましたので、今号は同フォーラムの特集号です。私自身は今回はどちらかと言うと脇役ですが、特集の枠外で「新プーチン体制の布陣と政策路線」、「ウクライナ港湾統計の概観」、「サッカー・ロシア代表激闘の記録」といったレポートを執筆。7月20日発行予定。


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 ワールドカップ・ロシア大会が良い感じに盛り上がったので、プーチン政権は順調そのものなのかと勘違いしてしまいそうだけど、実はここに来て異変が生じている。驚異の高さを誇っていたプーチン大統領の支持率が、どこの機関の調査結果を見ても、急激に下がっているのである。

 たとえば、全ロシア世論調査センターのこちらの資料を見てみよう。これは、回答者に、自分が信頼する政治家を何人でも挙げてくださいと問うた設問の回答状況をまとめたものであり、1番上の行がプーチンであり、最新の調査は7月1日で、プーチンは37.9%の支持を集めている。しかし、本年の調査結果を遡ると、プーチンの数字が一番高かったのは大統領選投票日前日の3月17日に記録された55.3%であり、それ以降ズルズルと下がって、前回6月24日の調査で40%の大台を割り込み、今回ついに37.9%という今年の最低値を記録してしまったわけだ。ガソリンの値上がりなどで国民の不満が高まっていたところに、6月14日に増税と年金受給開始年齢引き上げの方針が発表され、それが支持下落の決定打になってしまった。


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 既報のとおり、世論調査結果によれば、ロシア国民のうちワールドカップのロシア代表の試合を観たという人は、サウジアラビア戦55%、エジプト戦59%、ウルグアイ戦59、スペイン戦71%と、大会が進むにつれ高まっていった。

 そして、こちらによれば、準々決勝のクロアチア戦の数字が出たということである。これによると、クロアチア戦を観たという国民は、69%だったということである。スペイン戦よりも若干低下したことになり、これが誤差の範囲内なのか、実際に何らかの事情で低下したのかというのは、ちょっと微妙という気がする。


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 以前、当ブログに、上掲のような動画を載せたことがある。ロシア代表が前回の2014年FIFAワールドカップ・ブラジル大会でグループステージ惨敗し、失意の帰国を果たした時の様子だ。確か着いたのは早朝であり、人影もまばらな空港で、カペッロ監督や選手もノーガードの状態である。大会で大きなミスを犯し戦犯となりながら、気さくに写真やサインに応じるGKアキンフェエフの姿には、得も言われぬ哀愁が漂っていた。個人的に、この動画がトラウマのように印象に残っていただけに、4年後の今大会で、打って変わって、ロシア代表が英雄としてモスクワに凱旋したことを、本当に嬉しく思ったわけである。


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 こちらのサイトこちらのニュースに見るとおり、米国が3月に鉄鋼およびアルミニウムに独自に関税を導入したことへの対抗措置として、ロシア連邦政府は7月6日付政府決定により、米国産品に対する関税を導入した。なお、ロシアなど5ヵ国から成るユーラシア経済連合は関税同盟なので、本来であれば共通の対外関税を設定しなければならないが、今回の対米関税はロシア一国の措置である。今回の措置で対象となっているのは、建設・道路機械、石油ガス設備、金属加工機械、砕石機械、光ファイバーなどであり、それらに対し25~40%の関税が導入される。


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 穀物輸出などを見る場合に使う農業年度というのは、各年の7月に始まって、翌年の6月に終わる。なので、ちょうど今の時期は、旧年度が終わった時期ということになる。

 こちらの記事によると、2017/2018年度のロシアの穀物輸出は5,320万t程度だったと見られる。うち小麦は4,200万tだったと見られる。これは事前の農業省の予測を、わずかに上回る水準である。また、2016/2017年度の輸出実績は3,547万tだったので(うち小麦は2,708万t)、前年度から大幅に拡大している。しかしながら、2018/2019年度については、今年の収穫の低下で、輸出も若干縮小すると予測される。

 一方、こちらの記事によれば、ウクライナは2017/2018年度に3,938万tの穀物を輸出した。うち、とうもろこしは1,774万t、小麦は1,710万t、大麦は420万tであった。ウクライナの2016/2017年度の穀物輸出は4,380万tと史上最大だったので、前年度からは低下した。


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 ロシアでは、付加価値税の税率を、2019年1月1日から、18%から20%へと引き上げる法改正が進められているところである。これに関連し、こちらの記事によると、ロシア自動車ディーラー協会のO.モセエフ会長が、乗用車販売市場への影響について語った。モセエフ会長いわく、付加価値税の引き上げが販売に影響することは不可避である。現在、消費者は価格に敏感になっており、値上げを埋め合わせるほどの所得増は今のところ見て取れない。今日では、ある販売業者が他の業者よりも値上げ幅を大きくすると、すぐに顧客が離れてしまうので、業者は少しずつ価格を上げるようになっている。特に、これまで自動車を買ったことのないような消費者層に影響が及ぶだろう。為替、油価なども不透明で、今年の販売市場がどうなるかも予測できない。私の見通しでは、付加価値税引き上げにより、年間販売台数が3万~5万台低下することになるだろう。モセエフ会長は以上のように述べた。一方、ヒュンダイCISのA.カリツェフ氏は、影響は特に大衆車に及ぶだろう、なぜならその購買層にとっては2%の増税はとても痛いからだ、問題は2%を価格に転嫁するタイミングだ、と指摘した。


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 全ロシア世論調査センターの調査結果によれば、ロシア国民のうちW杯のロシア代表の試合を観たという向きは、上掲のとおり、大会が進むにつれ拡大していっているようだ。サウジ戦55%、エジプト戦59%、ウルグアイ戦59%だったものが、スペイン戦では71%に跳ね上がったということらしい。「ロシア代表は準決勝に進めますか?」という質問に対して、「はい」と答えていたのは、6月26日には12%にすぎなかったけれど、スペイン戦を経た7月2日の調査では33%に高まった。


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vnf

 毎年9月にウラジオストクで開催される「東方経済フォーラム」は、東アジアの首脳クラスも出席する大イベントとして定着しつつある。それで、私は今般初めて知ったのだが、こちらの記事に見るとおり、「東方石油ガスフォーラム」というイベントも存在するそうで、それが7月4日、5日に、やはりウラジオストクで開催されるということだ。

 公式HPはこちらであり、今年が3回目で、東シベリアおよび極東の石油ガスプロジェクトを対象とした会議ということだ。日本からの講演者としては、JOGMEC、伊藤忠などの職員の名が挙がっている。


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 こちらの記事によると、ロシアで7月1日からタバコに課税される物品税の税率が引き上げられた。2017年1月から直近までは、価格の14.5%プラス1本当たり1.562ルーブルという税率だった。それが7月1日からは価格の14.5%プラス1本当たり1.718ルーブルに引き上げられた。現状でロシアのタバコの小売価格は1箱当たり80~200ルーブルと幅があるが、今回の増税で1箱当たり平均5~6ルーブル程度の引き上げとなる。タバコ物品税は年初に引き上げられるのが通例だが、今回は例外的に年の半ばの引き上げとなった。次回は2019年1月1日に引き上げられる予定。

 なお、こちらの記事によれば、過去数年の増税で、ロシアのタバコ市場に占める非合法製品の比率が7.7%まで上昇しており、その傾向がさらに強まりかねないとの見方が示されている。ちなみに、非合法製品で最も多いのは、物品税率の低いベラルーシから流れてきた商品だという。


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pu

 ロシアがスペインをPK戦で退けた試合、VIP席にプーチン大統領の姿がなく、メドヴェージェフ首相夫妻だけが観戦に訪れていたのを見て、個人的におや?と思った。元世界チャンピオンのスペインにこてんぱんに負けることを予想して、あえて出向かなかったのだろうか?などと勘ぐってしまった。

 こちらなどに見るように、大統領報道官は事前に、大統領は「多忙を極めるため」、スペイン戦には行かないとアナウンスしていた。しかし、上の写真に見るように、「多忙を極めている」割には6月28日には赤の広場に設けられたサッカー広場を訪れてボールを蹴るようなサービスもしているし、クレムリンのHPを見る限りこの土日には公式行事は一つもなかった。

 こちらによれば、プーチンはスペイン戦当日、試合の前と後にチェルチェソフ監督に電話をしており(試合後にはスペイン国王にも電話)、また試合そのものは最初から最後までテレビ観戦したという。やはり、スペインという強敵との対戦ということで、現場に駆けつけ、負け戦の大将みたいなばつの悪い思いをしたくなかったのではないか。


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rostov

 現地時間の本日、決勝トーナメント1回戦の日本VSベルギー戦がありますが、その開催都市に関し、「決戦の地ロストフナドヌー ロシアとウクライナの『グレーゾーン』」と題するコラムをGlobe+に寄稿しました。


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 当ブログでは以前、ロシア国産品をPRするためにロシア輸出センターが開設した「Made in Russia」というポータルサイトを紹介したことがある。それに続き、今般、「Made in Russia」のYouTubeチャンネルも開設されたということだ。

 まだ動画の数はそれほど多くないが、これから各企業のPR動画が順次配信されていくのだろう。上に掲げたのは有名な農業機械メーカーのロストセリマシの動画。くしくも、日本VSベルギー戦が行われるロストフナドヌーの企業だ。

 それで、このYouTubeチャンネルで感心するのは、各動画に7ヵ国語の字幕が添えられていることである(ちなみに、YouTubeでは右下にあるボタンで字幕のオン・オフと言語を選択できるようになっている)。今のところ利用できる字幕は、ロシア語、英語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語、ベトナム語、ヒンディー語であり、中国語がないのがやや意外だ。英語を見る限り、しっかりした翻訳のように思える。また、ナレーションがロシア語で、ロシア語の字幕が出るので、ロシア語の勉強にも役立つだろう。今後、日本語の字幕をつけるなんて課題も浮上してくるかもしれない。ロシア、それなりにやってるなという印象だ。


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 26日のこちらの記事によると、プーチン・ロシア大統領は3人の新たな連邦管区大統領全権代表を任命した。整理しておくと、以下のとおり。

  • 北カフカス連邦管区:O.ベラヴィンツェフに代わりA.マトヴニコフ。
  • ウラル連邦管区:I.ホルマンスキフに代わりN.ツカノフ。
  • 中央連邦管区:A.ゴルジェエフ(すでに5月18日に退任して農業担当副首相に転身)に代わりI.シチェゴレフ。
  • 北西連邦管区:A.ベグロフが留任。
  • 南連邦管区:V.ウスチノフが留任。
  • シベリア連邦管区:S.メニャイロが留任。
  • 極東連邦管区:Yu.トルトネフが留任(すでに5月18日に副首相とともに再任されていた)。
  • 沿ヴォルガ連邦管区:M.バビチだが、同氏についてのみ未定。

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 個人的に認識していなかったが、こちらのニュースによれば、ロシア・中国間でウラジオストク~牡丹江市(Муданьцзян)に高速鉄道を建設する旨の合意が成立しているということである。上の地図の青いラインがそれに当たる。元々は2017年12月にウラジオストクで中国投資デーが開催された際に、China Railway Dongfang Groupが提示したプロジェクトで、本年4月にChina Railway Dongfang Group、Prestige Frontier Limited、極東投資誘致・輸出支援エージェンシーが建設の意向に関する協定に調印した。全長380km、最高時速250kmで、12の新たな駅を建設する計画。今回のニュースでは、ロシア沿海地方のA.タラセンコ知事代行が、ロシア側はロシア部分の鉄道の設計・建設を引き受ける用意があるということを表明したと伝えている。

 ちなみに、牡丹江市というところを良く知らなかったのだが、ウィキ先生によれば以下のような街らしい。

 市区人口は66万人。黒竜江省の東部の重要な商工業都市・交通の要所で、ハルビン・チチハルに次ぐ黒竜江省第3位の人口の都市。その広大な市域は牡丹江沿いの水田などのほかは8割近くが山岳部であり、原生林による林業、高麗人参やキクラゲの採取、石炭や大理石・石灰石などの鉱業なども行われている。

 主な経済収入は観光業と軽工業から来ている。工業は機械・石油化学など重工業のほか、紡績・電子製品・雑貨などの生産も行われているが、沿岸部の新興工業地帯に比べると国営工場が多く相対的に老朽化しており、外資もあまり進出していない。その中でも、韓国系の大宇造紙グループは省内でも有数の規模の外資系企業である。郊外では蓮花発電所で大型の水力発電が行われているほか、穆棱市には中国有数の風力発電基地がある。

 市内は鉄道駅を中心に碁盤目状の都市計画が行われており、近年はロシアや日本海を通じた国際交易をにらんで貿易センターや高層オフィスビル建設が行われている。市域内の綏芬河市はロシア国境の交易都市として急速に拡大している。牡丹江市が黒龍江省の対外貿易総額に占める割合は75%を超え、対ロシア貿易では中国でも最大の地位にある。


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anapa

 こちらによると、プーチン・ロシア大統領は、ロシア南部クラスノダル地方のアナパに、国防省の軍事技術開発拠点を創設する大統領令に署名した。その名称はテクノポリス「エラ」であり、記事では「スコルコヴォの軍事版」としている。今後3ヵ月で国防省が規程案を起草して大統領に承認を求める。主な研究開発課題は人工知能の軍事利用にある。テクノポリスは黒海沿岸に所在し、敷地は17ha。研究・教育・試験施設を兼ね備える。

 アナパと言えば、ロシアきってのビーチリゾート地であり、なぜそんなところに軍事技術開発拠点を設けるのかと疑問に感じたが、記事によれば、元々そこに国防省のサナトリウムがあり、その場所に建設されるということである。


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kaliningrad-cathedral

 こちらの英『インディペンデント』のサイトに、W杯開催都市11箇所を勝手にランキングした結果が出ている。どういう基準で順位を付けているのか、特に説明はないが、まあ何となく合点は行く結果である。結果は以下のとおり。

  1. サンクトペテルブルグ
  2. モスクワ
  3. ソチ
  4. ニジニノヴゴロド
  5. カリーニングラード
  6. エカテリンブルグ
  7. ヴォルゴグラード
  8. カザン
  9. ロストヌナドヌー
  10. サマラ
  11. サランスク

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 以前書いた「女性にそっぽを向かれるW杯ロシア大会」という記事で、ロシア国民は女性を中心にW杯を覚めた目で見ており、テレビ観戦を一切するつもりのない向きが少なくないということをお伝えした。

 それはレヴァダ・センターの調査結果だったが、こちらに見る全ロシア世論調査センターの調査結果は、やや異なる傾向を示している。すなわち、ロシア国民の59%が、第2戦の対エジプト戦を観戦したということである。うち、57%が自宅または職場のテレビ観戦、1%がカフェやバーでの観戦、1%弱がスタジアムでの直接観戦だったということである。

 事前には「そんなもの観ない!」と思っていた人も、いざ始まってテレビでやっていれば、やはりそれなりに観てしまうといったところか。


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kvar

 ロシア国民は住宅購入に当たって、どのような要因を重視するのだろうか? ちょっと用事があって、そういう調査結果がないかなと思い探したら、こちらにドンピシャの資料が出ていた。分析センターNAFIというところが2017年に行った調査で、ロシア全国1,600人を対象としたアンケート調査というから、それなりに本格的なものだ。

 この調査で、集合住宅の部屋を購入するに際して、重視するポイントを3つまで挙げてもらったところ、以下のような結果となった。

  1. 価格:58%
  2. 立地:40%
  3. 配置・間取り:32%
  4. 設備:21%
  5. 建物の品質:11%
  6. 建設業者による保証:9%
  7. 住宅ローンの得やすさ:8%
  8. すぐに入居できること:7%
  9. エコロジー:6%
  10. セキュリティ:3%

 このほか、回答困難が17%、その他の回答が4%だった。9のエコロジーというのは、要するに水や空気が綺麗かということだろう。なお、冒頭に掲げた原典の表の右列が、モスクワに限った調査結果となっている。


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 やや後追いのフォローになってしまうが、こちらの記事などによれば、ロシアのM.オレシキン経済発展相は6月19日、米トランプ政権の鉄鋼・アルミ関税への対抗措置として、近く一連の米国製品に関税を導入する方針を表明した。対象となるのは、ロシアで類似品が生産されている商品であり、具体的には建設・道路機械などとなるが、医薬品は含まれていないという。オレシキン大臣によれば、これによりロシアの需要家に悪影響が及ぶということはなく、投資プロセスへの打撃もない、という。

 なお、2017年のロシアの対米輸入は125億ドルで、その68.9%が機械・設備・輸送手段、17.8%が化学品・ゴム・同製品、4.8%が農産物・食品、3.8%が金属だった。ロシアにとって米国は、中国、ドイツに次ぐ第3位の輸入相手国となっている。


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 ロシアではこのほどデジタル発展・通信・マスコミ省なんて役所ができ、デジタル経済議論が花盛りだが、内実を見ると、お寒い面がある。ロシア『エクスペルト』誌の2018年6月4~10日号を見ていたら、上掲のような図が出ていた。主要国のGDPに占めるデジタル経済の比率であり、データラベルがないのが惜しいが、上から米国、中国、EU、チェコ、ブラジル、インド、そしてロシアと並んでおり、ロシアは4%足らずとなっているようだ。

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 なお、この記事は、ズベルバンクが様々な異業種と組んで多方面にデジタル展開しようとしているという内容なのだが、その中で面白かったのは、ズベルバンクとヤンデックスが合弁を作って、ロシア版アマゾンを形成しようとしているというくだりだった。「ヤンデックス・マーケット」を基盤に、これまでのようなマーケットプレイス型から、アマゾンのようなオンラインハイパーマーケットに転換していくということである。


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 ロシアで現在実施する方向になっている年金改革、個人的にフォローできていなくて、どういう検討・実施段階にあるのか、具体的なことは未確認なのだけど、こちらのサイトに、上掲のとおり、改革により年金受給開始年齢が今後どのように引き上げられていくかを図示した資料が出ていたので、転載させていただく。あまり分かりやすい図でもないが、現時点では男性(青色)は60歳、女性(赤色)は55歳で年金生活入りするところ、段階的に引き上げられ、2028年には男性65歳、女性60歳と、それぞれ5年開始が遅くなる。男性はそれで打ち止めのようだが、女性はその後も引き上げられ、最終的に2034年には63歳が開始年齢となる、という青写真らしい。


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 まったく予想外なことに、第2節を終えた時点で、早くもロシア代表の決勝トーナメント進出が決定してしまった。これによって、ロシアが第3戦のウルグアイ戦をどう位置付けるかが、微妙になった。そもそも、A組のロシアは、決勝トーナメント1回戦で、B組のスペインかポルトガルと対戦することが濃厚なわけだけど、どちらの方がくみしやすいということはないだろうし、今現在のB組の順位表を見ても、どちらが1位でどちらが2位になるのか分からない。そもそも、6月25日にA組のロシアの方がB組よりも先に試合をするので、ロシアがB組の結果を見てウルグアイ戦のさじ加減を決めるということは不可能である。

 したがって、ロシアにとってウルグアイ戦は、主力を適度に休ませ、控えに出場機会を与えることに、ある程度重点が置かれそうだ。と同時に、チームとしての勢いやロシア国民の熱は失いたくないので、ウルグアイと引き分け以上の結果は残しておきたい。引き分け以上なら、ロシアは1位通過であり、万が一ポルトガルがイランに負ければ、ロシアは決勝トーナメント1回戦はB組2位のイランとの対戦になり、ベスト8も見えてくるかもしれない。


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