関税同盟を構成するロシア・ベラルーシ・カザフスタン3国の首相会議が6月15日にサンクトペテルブルグで開催され、こちらのニュースによれば、鉄道コンテナ輸送に従事する合弁会社を設立することで合意した。

 これによれば、会議ではいくつかの文書が署名されたが、その一環として近い将来に鉄道コンテナ輸送合弁会社を設立することで合意した。カザフのK.マシモフ首相によれば、これはカザフ・中国国境と、ベラルーシ・ポーランド国境を結ぶトランジット輸送のプロジェクトであり、海路に比べて競争力を持ちうるという。出資比率は、3国33%ずつとなる方向。新たな合弁会社に、ロシア鉄道は公開型株式会社「トランスコンテナ」の株式50%+1株を出資する予定。カザフは、カズトランスセルヴィス、ケデントランスセルヴィスの資産を出資する。ベラルーシはブレストのターミナルを出資する可能性がある。

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