20120617_group_a

 グループAの最終戦、ロシアVSギリシャ、チェコVSポーランドが同時刻に開催され、ロシアはギリシャ相手に0対1でまさかの敗戦。ロシアはそれでも裏の試合が引き分けだったら決勝トーナメントに進めたが、裏ではチェコが1対0勝利。結果、グループAは上掲の表のような最終順位となった。ロシアは1勝・1分け・1敗でギリシャと並び、得失点差では上回っているものの、ユーロのレギュレーションでは当該チーム同士の勝敗が優先されるので、ロシアではなくギリシャが勝ち抜けることになったわけである。

 ロシアは、初戦のチェコ戦こそ4対1で快勝したものの、ベテラン依存ゆえか勢いが持続せず、尻すぼみのような形で、グループステージで消えることになった。ロシアの代表チームよりも、フーリガンの暴れっぷりの方が強いインパクトを残すという皮肉な結果に。私個人は職業的な関心上ロシアを応援していたが、大会の安寧のためにはロシアが去った方がいいのかもしれない。地元開催の2018W杯に向け、ロシアのサッカーは、代表チームのレベルも、観戦文化も、大幅な改善が求められるところだ(そもそも、これだけサポーターに節度のない国で、W杯を開催することが適切なのかという根本的な問題も含め)。

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