ベラルーシの経済と対ロシア関係の重要な焦点として、同国の最重要な輸出企業であるベラルーシカリー社の株式をロシア資本に売却するという案件がある。こちらの記事が、A.コビャコフ駐ロシア・ベラルーシ大使の話として、本件は思うような進展を見せていないことを伝えている。これによれば、ルカシェンコ大統領は2011年半ばに同社の時価総額を300億ドルとしたが、現在のところロシア側からこの価格で買収したいとの提案は届いていない、と大使は語った。なお、マスコミでは、ベラルーシカリー社の株式の50%を買収することに、ロシアのウラルカリー社を保有する富豪のS.ケリモフ氏が関心を示している、といったことも伝えられている。

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