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 個人的に、3月に出たこちらの情報を、非常に興味深く感じた。記事によると、ウクライナ側の2018年10月の措置に対抗し、同年12月にロシアが導入した追加制裁により、ウクライナ企業製の電気機関車用のモーターおよび発電機が輸入できなくなった。具体的には、ハルキフのエレクトロチャジマシ社と、スミラ電気機械工場(チェルカスィ州)の製品が対象になっている。ところが、これによりロシア鉄道の機関車更新プログラムの実施が苦境に立たされており、これらの製品を制裁対象から外すよう、このほどロシア鉄道の幹部が産業・商業省を通じて政府への陳情を行ったということである。ウクライナ側の措置から対抗措置を講じるまでに2ヵ月ほどの期間があったにもかかわらず、その間に政府がロシア鉄道の意向を確認するようなことはなされず、またロシア側でウクライナ製品に代わる製品の生産を立ち上げる具体的な動きも今のところないという。


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