boueki

 ロシアのプーチン体制は、2018年5月にスタートした現在の4期目の政権では「ナショナルプロジェクト」という政策枠組みが目玉となっているが、2012年5月以降の3期目の政権では「国家プログラム」という政策体系が柱だった。実は、現在の4期目になっても、かつての国家プログラムが放棄されたわけでなく、延長・更新されながら存続している。

 中でも、私は自分の研究テーマである国家プログラム「対外経済活動」にずっと注目してきたのだけれど、その全体像をまとめたのがこちらのポータルサイトになる。それで、今般こちらをチェックして気付いたのだけれど、国家プログラム「対外経済活動」は先日3月28日に再度改定されていたということが分かった。以前は2019年までがプログラムの期間で、同年までの数値目標が掲げられていたのだけれど、それが2024年まで延長されていることを確認できた。一例として、「ロシアの商品輸出に占める機械・設備・輸送手段の比率」という数値目標と、2017年までの実績をグラフにまとめたのが、上図である。

 2024年までということは、プーチン大統領の任期が切れる年であり、一連のナショナルプロジェクトの終了年でもあるので、ナショナルプロジェクトと国家プログラムを整合させるという目的があったのだろう。各種の数値目標を眺めてみると、若干数合わせというニュアンスも感じるものの、政策同士を整合させようという努力は評価できる。


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