P1050852

 昨日に続き、モスクワの展示会場「VDNKh」の話題。

 以前、NHK-BSプレミアムの「コズミック・フロント」という番組で、「旧ソ連幻の宇宙船ブラン スペースシャトル計画」という回があった。番組の内容は以下のとおり。

 約30年前の1988年に旧ソ連が一度だけ打ち上げた幻の宇宙船“ブラン”があった。東西冷戦の最中、アメリカに対抗して作られたもう一つのスペースシャトルだ。開発の指揮をとったのは、知られざる天才技術者ヴァレンティン・グルシュコ。彼はブランを宇宙に運ぶため史上最強のエンジンを開発するなど手腕を発揮するが、時代の波に翻弄される。幻の巨大宇宙船に託された秘密と開発の舞台裏に当時の貴重な映像で迫る。

 それで、ブランは2機製作され、実際に宇宙に飛んだ機体はソ連崩壊後に建屋が潰れて下敷きとなって瓦礫と化し、サブ機の方は新生ロシアの資金難で売却して現在はドイツの博物館に展示されているそうである。ところが、今回VDNKhに出向いたところ、「ブランが展示されている」という案内が目に留まったので、「何だそれは? ドイツの博物館から買い戻したのか?」と興味を抱き、機体が展示されているとされる一画に行ってみたのである。すると、確かにブランの機体はあったが、これはブラン開発段階に作られた実寸模型であることが判明した。ソ連崩壊後にはゴーリキー公園に置かれていたのだが、2014年にVDNKhに移設されということのようだ。内部も公開されているようだが、時間がなかったので見学はできなかった。内部も本物っぽく作られているのだろうか?


ブログランキングに参加しています
1日1回クリックをお願いします
にほんブログ村 海外生活ブログ ロシア情報へ