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 こちらの記事によると、このほどロシアのプーチン大統領は、大統領付属の3つの諮問機関を廃止する大統領令に署名した。金融市場発展評議会、経済近代化・イノベーション発展評議会、経済評議会の3つである。

 このニュースを見て、直感的に思ったのは、「もしかしたら、メドヴェージェフ大統領時代に設けられた諮問機関を廃止するということなのだろうか?」ということだった。しかし、確認してみると、この中でメドヴェージェフ大統領が就任した2008年に設置されたのは金融市場発展評議会だけであり、残りの2つは第3期プーチン政権発足に合わせ2012年に設置されていたことが分かった。

 ちなみに、大統領付属の評議会の一覧は、こちらのサイトで確認することができる。この中で私が特に注目しているのは、一番下にある「戦略発展・ナショナルプロジェクト評議会」であり、輸出促進政策に果たしているその役割については当ブログでも取り上げたことがある。


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