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 ワールドカップ・ロシア大会が良い感じに盛り上がったので、プーチン政権は順調そのものなのかと勘違いしてしまいそうだけど、実はここに来て異変が生じている。驚異の高さを誇っていたプーチン大統領の支持率が、どこの機関の調査結果を見ても、急激に下がっているのである。

 たとえば、全ロシア世論調査センターのこちらの資料を見てみよう。これは、回答者に、自分が信頼する政治家を何人でも挙げてくださいと問うた設問の回答状況をまとめたものであり、1番上の行がプーチンであり、最新の調査は7月1日で、プーチンは37.9%の支持を集めている。しかし、本年の調査結果を遡ると、プーチンの数字が一番高かったのは大統領選投票日前日の3月17日に記録された55.3%であり、それ以降ズルズルと下がって、前回6月24日の調査で40%の大台を割り込み、今回ついに37.9%という今年の最低値を記録してしまったわけだ。ガソリンの値上がりなどで国民の不満が高まっていたところに、6月14日に増税と年金受給開始年齢引き上げの方針が発表され、それが支持下落の決定打になってしまった。


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