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 それにしても、ワールドカップで日本代表とロシア代表が同じ日に勝利を挙げる時が来るなんて、想像もしなかった。いや、できなかった。どちらも前評判が悪く、3戦全敗もあるのではないかと心配されたチーム。

 でも、「賞味期限の切れたのど飴と、前評判が悪い時の日本代表は、舐めたらアカン」という格言は生きていた。正直言えば、自分の支持クラブから代表プレーヤーが選出されなくなって久しく、私の日本代表への思い入れは、だいぶ以前から冷めている。ただ、時々火がつくことがある。たとえば2004年のアジアカップがそうだった。あの時も、最初は斜に構えて観ていたのだが、日本代表が開催地中国のアウェー逆境を乗り越え、川口の奇跡のPKストップ連発などで勝ち進むにつれ、応援する気持ちがどんどん強くなっていった。今回のW杯に当たっての私個人の心境は、2004年の時と似ている。ハリル擁護派の人たちが、あまりにも西野ジャパンをディスるので、へそ曲がりな私は、このチームに頑張ってほしいという気持ちがかえって強くなっているのだ。初戦の勝利で、西野ジャパンへの思いは、より一層強まった。

 そして、ロシア代表。このチームのここまでの2試合を観ていると、W杯でタレント力や戦術が占める割合はせいぜい半分くらいであり、残りの半分はコンディショニングと団結力だなということを、改めて痛感する。私は事前にロシア代表の23人の顔触れを見て、代表キャップが1桁であったり、大舞台の経験が少なかったりする選手が目立つことを懸念したが、ベテラン・新顔問わず、コンディションの良い選手を揃え、全員が運動量豊かに献身的なプレーをやり切るというチームコンセプトが、今のところバッチリはまっている。

 むろん、決勝トーナメント進出をすでに九分九厘決めたロシアと異なり、日本は運良く初戦をものにしたというにすぎず、ここからの戦いはきわめて厳しい。いずれにしても、自分の関係国2つが良いスタートを切ってくれたお陰で、個人的には楽しみが大いに膨らんだ。


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