fin

 こちらの記事によると、ウクライナ最高会議は、内閣の要請に応じて、O.ダニリューク蔵相を解任することを可決した。ダニリューク蔵相はIMFと合意した改革の最も断固たる支持者だった。ダニリューク蔵相とV.フロイスマン首相は5月に閣議の場で公然と対立しており、また蔵相は諸外国の大使たちに向けて不満をぶちまけており、フロイスマン首相はそれらが国際パートナーたちとの交渉にとり有害であると批判していた。それに対しダニリューク蔵相側は、大統領選および議会選が2019年に迫る中で、自分は議員たちのお手盛りプロジェクトに公的資金を支出することを迫られ、さもなくば辞任しなければならない立場に追い込まれたのだと、反論していた。なお、専門家らによれば、ダニリューク蔵相の退陣で、財政規律が弛緩し、財政赤字が拡大する恐れがあり、IMFに対して負っているオブリゲーションに反することになりかねないという。


ブログランキングに参加しています
1日1回クリックをお願いします
にほんブログ村 海外生活ブログ ロシア情報へ