sc

 今回、ブラゴヴェシチェンスクに来て、同市と対岸の中国・黒河を結ぶ道路橋の建設プロジェクトについて情報を収集したので、簡単に整理しておく。

 これまでは、両市の間は、川が凍っていない時期には船で、凍っている時期にはその上を自動車でという形で行き来していた。以前から、アムール川に橋を渡すという構想はあり、近年ではロープウェーで両岸を結ぶといった案もあったようだ。それが一気に動き出したのが2015年9月であり、プーチン大統領の訪中時に橋の建設に関する政府間協定が結ばれた。2016年末から建設作業が本格化した。橋の設計はギプロストロイモスト研究所が担当した。建設総額は161億ルーブルほど。橋は全長1,081m。2019年2月にロシア建設部分と中国建設部分が繋がり、最終的には同年12月の完成が予定されている。なお、建設地は、ブラゴヴェシチェンスクの中心地からはやや離れており、上掲略図に見るように、アムール川を下りゼーヤ川と合流した向こうの側の地点になる。この橋は、ロシアと中国を結ぶ初の道路橋となる。

 ただし、ロシアと中国を結ぶ初の鉄道橋が、別途建設されている。それはユダヤ自治州のニジネレニンスコエに建設されており、そちらも2019年の完成予定となっている。しかし、2017年12月以降、ロシア側で賃金未払いが発生し、その関係で工事が一時中断している。


ブログランキングに参加しています
1日1回クリックをお願いします
にほんブログ村 海外生活ブログ ロシア情報へ