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 先日ウクライナ外務省は、CISからの脱退、ロシアとの友好・協力・パートナーシップ条約の破棄についての提案を取りまとめたと発表した。これに関連し、ロシアの駐CIS代表のA.シヴェドフ氏(上掲写真)が、こちらのインタビュー記事の中でコメントしている。

 シヴェドフ代表いわく、CISへの参加は任意であり、いかなる国もその件に関する決定を自ら下すことができる。CISにおける協力は互恵的なものなので、すべてのパートナー諸国が、ウクライナがCISとの関係を絶たないことを願っている。もし仮に公式的に脱退したと仮定すると、2つのポイントがある。過去数年、ウクライナはCISの活動に最低限しか参加してこなかったが、それによってCISの活動・発展が妨げられたわけではない。他方、CISとは単に日常的な討議・会合・文書の起草・採択だけの組織ではなく、多国間のプロジェクトへの参加もその重要な側面である。たとえば、CIS枠内での合意により、住民が他の加盟国に移住した場合の年金保障、救急医療等の問題が調整されている。また、経済関係支援・促進のために、良好な条件が整備されている。ウクライナにとってCISは輸出の16%を占める重要市場で、とりわけ機械製品にとって重要市場であることを指摘したい。つまり、諸協定から離脱すれば、ウクライナは多くの権利・可能性を失うことになる。CISの活動は、地域の利益のために構築されており、すべての加盟国の社会経済安定・発展に資するものである。とくに、ウクライナも加盟しているCIS自由貿易協定は重要な枠組みだ。シヴェドフ代表は以上のように述べた。


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