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 一昨日に引き続き、3月1日にプーチン・ロシア大統領が行った年次教書演説の中から、今度は対外関係に関する部分を抽出すると、以下のとおり。

 我が国の政策は、例外的な特権の要求にもとづくものではなく、自らの利益を擁護し他国の利益を尊重しており、国際法を旨とし、国連の枢要な役割を不動のものと見なしている。このような原則とアプローチこそ、我が国に世界の大多数の国々との堅固で良好で平等な関係を築くことを可能にしてくれる。

 その一例が、我が国と中国の全面的で戦略的なパートナーシップである。ロシアはインドとの間でとりわけ優先的な戦略的関係を構築している。我が国は世界の多くの国との関係で新たなダイナミズムを得ている。

 ロシアは国際機構の活動に活発に参加している。パートナー諸国とともにCIS集団安保機構、上海協力機構、BIRICSといった統合機関および組織を発展させており、国連、G20、APECといった組織にポジティブな貢献をしている。我が国は米国およびEUとの正常で建設的な相互関係を望んでいる。良識が勝り、パートナー諸国が誠実で対等な協力関係を選択するよう期待したい。

 我々の立場が何らかの点で食い違ったとしても、我々は依然としてパートナー同士のままである。というのも、我々はともに、浮上している挑戦に対応し、全般的な安全保障を保証し、ますます相互依存的になっていき統合過程が積極化する未来の世界を構築していかなければならないからである。

 ユーラシア経済連合のパートナー諸国とともに、同連合をグローバルに競争力のある統合体にしていく意向である。同連合の今後の課題としては、電力・石油・石油製品・ガスのユーラシア経済連合共同市場の形成、金融市場および関税業務の調和化がある。大ユーラシア・パートナーシップの形成プロジェクトに向けた作業も継続していく。

 なお、日本に関しては、平均寿命を日・仏・独のように80歳以上にしなければならない、米国はミサイル防衛システムを精力的に拡大しており日・韓にまで展開する予定でけしからんという、2箇所の「ついで」の言及に留まったようだ。


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