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 3月1日にプーチン・ロシア大統領が行った年次教書演説の模様はクレムリンのこちらのページで閲覧することができるが、その中から貿易に関連する部分のくだりは次のようなものだった。(3/7訳に誤りがあったので修正。)

 経済成長のもう一つの源泉は、非資源輸出の発展である。外国市場に進出する企業にとってのすべての行政的障壁を撤廃し、最大限良好な体制を構築しなければならない。

 我が国は今後6年間で非資源・非エネルギー輸出をほぼ倍増して2,500億ドルにまで拡大し、そのうち機械製品の輸出は500億ドルにまで高めるべきである。教育、医療、旅行、運輸などを含め、サービス輸出の総額を年間1,000億ドルにまで高めるべきである(訳注:直近の実績はせいぜい500億ドルくらい)。

 2000年代の初頭まで、我が国は輸入食品に深甚に依存していた。その状況が根本的に変化した。現在では我々は次の一歩を踏み出すべきである。我々は、4年後にロシアが輸入するよりもより多くの食品を世界市場に輸出することを計画している。その際に特に、食肉、加工食品の輸出を拡大し、また牛肉、牛乳、野菜の自給率を高める必要がある。

 以上が貿易にかかわる部分の引用であった。一頃ロシアの経済政策の最大のキーワードになっていた「輸入代替」は、今回の演説では一箇所も見られない(最後の農業・食品産業の部分は実質的にそのことを論じているが)。


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