P1030768

 今回のロシア出張で最も新鮮な驚きは、経済の調査そのものとはあまり関係ないが、タンボフが作曲家S.ラフマニノフゆかりの地だったということである。タンボフは、今はしょぼくれた街だが、歴史と文化は侮れないなと実感した。

 今回聞いた話によると、ラフマニノフは、当地出身でこそないものの、嫁の父親の所領がタンボフ近郊にあったとのことで、好んでそこに滞在し、重要な作品もその地で生まれたということだ。その館を復元した博物館があるそうなのだが、残念なことにタンボフ市そのものからは少々離れているそうで、訪れたりすることはできなかった。タンボフ市内には、1903年創設で、1909年にはラフマニノフも訪れたことがあるというロシア帝国音楽協会タンボフ支部音楽学校(現在はタンボフ国立大音楽教育学部)の建物が残っている(上掲写真)。ラフマニノフ通り、ラフマニノフの銅像もあった(下掲写真)。

P1030773

 ただ、タンボフがラフマニノフゆかりの地であることは、実は当ブログで以前触れたこともあり、自分で書いたことを自分で忘れてりゃ世話ないなと思った。


ブログランキングに参加しています
1日1回クリックをお願いします
にほんブログ村 海外生活ブログ ロシア情報へ