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 こちらの記事が、ウクライナのEU向け農産物・食品輸出につき伝えている。これによると、2017年にEU向け食品輸出は37%拡大し、58億ドルに達した。農業政策・食品省のO.トロフィムツエヴァ次官はこれに関し、EUとのFTAが我が国農業部門にとって効果的に機能し成果を挙げている証左だ、我が国の生産者の大多数は失われたロシア市場の代わりに成功裏にEU市場にシフトしつつある、と語った。2017年の主な品目のEU向け輸出は、穀物17億ドル、油脂14億ドル、採油用作物11億ドルなどだった。EUの中で主な相手国の内訳は、オランダ18.0%、スペイン14.3%、ポーランド13.2%、イタリア12.0%、ドイツ10.5%などとなっている。なお、ウクライナの全世界向けの2017年食品輸出は179億ドルで、前年比16.3%増大した。

 以上が記事の伝えるところだが、EU向けに主に輸出しているのが穀物および油で、それらの品目は元々ロシアに輸出していなかったわけだから、生産者がロシアからEUに成功裏にシフトしているという次官の説明は不正確であると私は考える。


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