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 ベラルーシ財務省のこちらのリリースによると、OECDがベラルーシの保険信用リスクを格上げしたということである。OECDは初めて評価を下した1999年以来、19年間にわたって、ベラルーシの保険信用リスクを最低レベルの7に格付けていた。それを今回、1月26日付で1段階引き上げ、6としたもので、これに伴い外国の銀行がベラルーシの輸入者に輸出信用を提供する際の保険プレミアムの縮小が期待できる。ベラルーシ財務省では今回の格上げにつき、政府・中銀一体となったマクロ経済および金融安定化、ベラルーシ輸入企業の高い支払規律の賜物で可能になった、と説明している。

 他方、こちらの記事によれば、2017年にベラルーシの対外債務は22.6%拡大し、残高は167億ドルに達した。2017年にベラルーシは10億ドルの債務を償還したが、40億ドルを借り入れ、それには14億ドルのユーロ債も含まれた。2018年には25億ドルの返済予定があり、その一部は借り換える予定である。


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