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 ロシアでは、ソ連時代から、大百科事典を編纂する歴史があり、ソ連時代には計3回それが編纂されたはずである。その伝統を引き継ぎ、新生ロシアの時代になり、新たな大百科事典の編纂が始まった。ウィキ情報によれば、1995年1月に当時のエリツィン大統領が政府にその作業を指示したのが始まりだったという。新たな大百科事典は全35巻となり(それとは別にロシア編も存在)、2004年に第1巻が刊行され、それ以降も順次刊行が続いてきた。

 そして、こちらによると、このほど第35巻が刊行され、これで新時代の『大ロシア百科事典』全巻が堂々完結したということである。それを記念して、アカデミー会員のYu.オシポフ氏、編集責任者のS.クラヴェツ氏が、プーチン大統領に完成した事典を謹呈した。上掲写真がその様子。

 なお、恥ずかしながら、個人的に認識していなかったのだが、この大ロシア百科事典の記事は、こちらのウェブサイトで、オンライン上で読むことができるということである。ウェブ版の方が文字列検索やコピーができて便利であり、また中身も随時アップデートされていくということなので、まあ普通に考えれば、一般人はこちらを利用することになるのではないか。諸々ネットで調べられる時代になったとは言っても、やはり百科事典(そのウェブ版)の方が信頼性は高いと思うし、それに、論文で引用したりする際に「出所はウィキペディア」というのはやはりどうしてもみっともなく、「大百科事典のサイトからです」という方が見栄えが良いだろう。


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