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 先日、上掲のようなグラフを示して、石油価格と連動して動く傾向の強いロシア・ルーブル相場が、2017年半ば以降、大きく乖離するようになっていることについてお伝えした。

 その後、気になって、その原因について情報を探ったところ、差し当たりRBCのこちらの記事が目に留まった。記事の内容をかいつまんで言うと、こういうことらしい。つまり、これはルーブル安というよりも、ドル高である。米国が利上げの基本姿勢を維持しており、またトランプ米大統領がFRBの次期議長にパウエル理事を起用する方針を明らかにしたことで、今後も緩やかな利上げが続いていくとの見方が強まった。こうしたことから、ドル資産の投資魅力が上昇し、反対に新興国投資の魅力は低下、その一環としてルーブル・レートも下がっている、との解説が示されている。


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