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 こちらの記事などによれば、ウクライナで年金改革法が成立した。10月3日にウクライナ最高会議が可決、9日に大統領が署名、10日に官報に掲載され、(いくつかの特記事項を除き)翌11日に発効した。ただし、支給額の引き上げは、すでに10月1日から実施されている。

 今回の改革法により、10月から、900万人の年金支給額が、200グリブナから1,000グリブナの引き上げ幅で引き上げられる。また、インフレにスライドして毎年支給額が自動的に引き上げられるようになる。年金支給開始年齢の引き上げは盛り込まれなかったが、60歳から年金を受給するためには、25年間の年金納入期間がなければならない。納入期間が15~25年の場合は受給は63歳から、15年以下の場合は65歳からとなる。まったく納入していない場合は、年金の代わりに63歳から社会補助を受け取ることになる。60歳から年金を受給するのに必要な納入期間は今後、1年間に1年ずつ引き上げられていき、2028年には35年納入していなければ60歳で年金を受給できないようになる。


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