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 先日、「ロシアが自動車輸出戦略を策定」というエントリーをお届けしたが、その姉妹編のような感じで、このほどロシア政府は航空機の輸出に関する戦略も策定した。こちらのサイトこちらのニュースが伝えているように、ロシア政府が9月18日付の政府指令により、「2025年までのロシア連邦民間航空機産業輸出発展戦略」を採択したものである。

 この文書によれば、2016年の時点で、ロシアの航空機産業のうち民間航空機部門は17%にすぎないということであり、つまり残りの大部分は軍需ということなのだろう。民間航空機産業の内訳は、エンジン生産24%、航空機生産22%、ヘリコプター12%、機器・ユニット生産6%など。2016年の場合、航空機生産136機のうち、民間機は28機だけ、同じくヘリコプターでは169機のうち22機だけだった。ロシアは金額ベースで世界の民間航空機・ヘリコプター生産の1%弱しか占めていない。2016年のロシアの民間航空機輸出は4.7億ドルで、スホーイスーパージェット11機、ヘリコプター6機が輸出されただけだった。こうした状況を、政府が様々な支援策を講じて打開していこうというのが、今回の戦略である。基礎シナリオでは、2025年の民間航空機産業の輸出が34.6億ドルに伸びると想定されている。


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