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 ロシアのナントカ戦略とかナントカ国家プログラムの類は、画餅というか、どうせ実現しないものとして、あまり重視されないことが多い。ただ、個人的には、そういうことは承知の上で、ナントカ国家プログラムは結構好きである(変な言い方だが)。ナントカ国家プログラムには、だいたい数値目標が明記されており、そういうのにツッコミを入れたり、現実との乖離を跡付けたりするだけで、ある程度のレポートが書けてしまったりするので、ネタとして重宝するのである。

 それで、こちらのサイトに見るとおり、ロシア政府は2017年8月31日付の政府決定により、新版の「北極圏社会経済発展国家プログラム」を採択したということである。北極圏開発に関し、どのような数値目標を設定するのか、興味深いところだが、ざっと見たところ、重要そうなのは、「ロシアの北極圏の地下資源鉱床を開発するために企業が調達する製品(技術および設備)全体に占める輸入品の比率」という指標である。これは、欧米が制裁で供給を制限している分野であり、ロシアの輸入代替政策、エネルギー安全保障政策において重要性が高いものである。ちなみに、その輸入品の割合は、なぜか直近の数字が示されていないが、2021年には85%、2025年には50%になるという目標が示されている。


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