20170703kanshin

 FIFAコンフェデレーションズカップのロシア大会は、ドイツの優勝をもって大団円を迎えたようだ。決勝戦の模様をテレビで断片的に観たが、観客席もそれなりに埋まり(たぶんロシア国民が多数派だったはず)、大きなトラブルもなく、それほど大過なく終えることができたのではないか。おそらく、1年後のワールドカップ本大会も、大会準備・運営という観点では、それほど心配する必要はなさそうだ。ただし、潜在的にはテロの脅威とか、ロシアのドーピング問題とか、火種がないとも言えない。他方、ロシア代表チームのパフォーマンスについては、だいぶ心許ないままで、W杯本番を迎えることになる。

 それで、こちらのページに、全ロシア世論調査センター(VTsIOM)が実施したコンフェデに関するロシア国民の意識調査の結果が出ていた。ロシアがグループステージ敗退した直後の6月27~28日にロシア全国の1,200人の成人を対象に電話アンケートした結果ということである。今度、うちの月報のサッカーコーナーで、取り上げたいと思う。当ブログではそのさわりだけ紹介する。

 コンフェデ大会そのものに関する設問ではなく、「貴方はサッカーに関心がありますか?」という設問の回答状況を見てみよう。その回答結果をグラフ化したのが上図である(なお、過去の調査は数回分、間引いてグラフ化している)。一目瞭然のように、ロシア国民のサッカーへの関心度は、決して高いものではなく、これは以前から知られていた傾向だが、今回の資料でもそれが浮き彫りとなっている。しかも、最新の調査結果が、関心度最低値を記録しており、とてもW杯という大イベントを1年後に控えた国とは思えない。まあ、この手の調査では、ロシア代表の成績が振るわないと、国民のサッカー関心度も低下するという法則性があるので、コンフェデで好成績を残せなかったことが、この低調な数字に繋がっているのだと思う。


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