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 私は先日、「ウクライナの農産物・食品輸出とEU市場」というレポートを発表した。その中で、EUが「関税割当」と称し、一定量まではウクライナ産農産物・食品を無税で輸入する制度があるが、その無税枠があまりにも小さすぎるということで、EU側がウクライナ支援の一環として無税枠を拡大する方向である旨を論じた。

 しかし、今般、その件について続報があり、私が上掲レポートに書いたのとは若干異なる形で、事態が決着したようである。私が事前に得ていた情報では、ぶどう・りんごジュース、はちみつ、とうもろこし、大麦、オート、穀物のひき割りという6品目に対し無税枠が追加されるということだった。一方、小麦と加工トマトの2品目については、欧州議会の審議段階で却下されたと聞いていたので、レポートにはそのように書いた。ところが、今般出た6月28日のEUのリリースによると、却下されたと伝えられていた小麦と加工トマトも含め、8品目に対して無税枠が追加されるということである。上掲の図は、「ウクライナ分析センター」から拝借して、今回の決定を整理したもの。


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