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 個人的に研究に取り組んでいるロシアの輸入代替政策に関し、こちらに見るように、5月16日に政府幹部の会合が開催された。会合における政府幹部の発言の中から、気になった部分だけメモしておく。

  • 輸入代替プロジェクト実施のために、3,750億ルーブルという、ロシアの経済状況からすればかなりの額が投入された。うち1,050億ルーブルは、産業発展基金を通じて、連邦財政の資金が国家支援として提供されたものだった。
  • 石油ガス機器の分野では、目標とされていた輸入比率は56%だったが、現在すでに45.5%に低下している。無線・エレクトロニクス分野では、目標69%に対し、実際にはすでに54%になっている。つまり、予定していたよりも迅速に輸入代替が進展している部門がある。
  • 農産物・食品の輸入は、過去3年間で、41%ほど低下した(原文では1.7分の1になったと表現されている)。2016年にはロシアの農産物生産は5%、食品加工産業は2.6%増大した。
  • 触媒の輸入代替も推進されている。石油ガス加工部門における触媒の輸入浸透率は、当初(いつ?)の62%から、2016年までに39%に低下した。同じく石油化学部門における触媒の輸入浸透率は、38%から27%に低下した。その際に、ロスネフチ、ガスプロム、ガスプロムネフチといった石油ガス会社が自ら触媒の生産に乗り出し、これが輸入依存率の引き下げに大いに貢献している。

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