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 ウクライナ危機が発生したことを受け、欧州復興開発銀行(EBRD)の株主総会は2014年7月、ロシアの新規プロジェクトへの投資は見合わせることを決定した。こちらの記事によれば、今般開催されているEBRDの総務会、理事会で、ロシアの脱退といった議題が審議されることはない。現在EBRDでは、チャクラバルティ氏というインド人が専務理事を務めているのだが、同総裁は改めて、EBRDにとってのロシアの重要性を強調した。EBRDがロシアで行ってきた既存の投資には優良なものが多く、またモスクワ事務所は中央アジアに投資を行う上でのハブにもなっているからである。

 一方、こちらの記事によれば、EBRDの総務会に出席したオレーシキン・ロシア経済発展相は、ロシアへの融資停止は条約違反であり、ロシアとしては法的な解決を求めざるをえない、ロシアへの融資を停止することでEBRDの財務も悪化することになるだろう、ただしロシアとしては現状を打破するための交渉の用意はある、などと発言した。なお、2016年のEBRDの利潤は6億4,200万ユーロで、過去5年間で最低の数字だった。2016年のEBRDの売上高は16億9,900万ユーロだが、ロシアでのオペレーションを除くと12億200万ユーロに低下する。


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