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 ロシアなど5ヵ国から成るユーラシア経済連合では、当初の予定では、2016年1月1日から共同医薬品市場が成立するとされていた。しかし、実際には作業が遅れ、このほどようやく共同市場が発足したということである。こちらのサイトによると、加盟5ヵ国の批准を経て、5月6日から共同医薬品市場がスタートするということである。

 この場合、共同市場というのが意味するのは、医薬品の臨床の問題、認可、価格管理、政府調達などの機能を、各国レベルから、超国家レベルのユーラシア経済連合に移管するということのようである。ただし、移行期間が設けられており、2020年12月31日までは、メーカーは自国政府か、ユーラシア経済連合か、どちらに申請を行うかを選択することができる。

 今のところ、私の理解もだいぶ漠然としているのだけど、このテーマについては今後詳しく調べる予定なので、いずれまた報告する機会があるかと思う。


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