KIR_000120_00005_1_t222_222152

 ロシア政府では、様々な領域ごとに数値目標を明記した国家プログラムを策定し、経済発展省が各省庁によるそれらの履行状況を評価・比較するという形で、各種の政策が推進されている。それに関するポータルサイトが、こちらになる。

 それで、こちらおよびこちらの記事によれば、経済発展省はこのほど、「2013~2025年の航空機産業発展国家プログラム」(産業・商業省が管轄)の履行状況が最低ランクに近いとの評価を下した。2016年終了時点で、執行率は74%にすぎない。国庫から530億ルーブルの予算が割り当てられ、実際の歳出はそれよりも100億ルーブルも多かったものの、それでも目標指標の半分も達成されなかった。2016年には198機の航空機が出荷される計画であったが、実際には136機に留まった。プログラム履行のネックの一つとなっているのが、従来ウクライナから調達していたユニット、エンジンの輸入代替の難航である。ヘリコプターの分野でも状況は悪く、国家予算の削減により、政府調達が390機から190機に削られた。ヘリコプターのMi-38では、経済制裁によりカナダのPratt & Whitney社からエンジンを調達できなくなったことが、支障を生じさせた。経済発展省では、航空機発展プログラムの執行者としての産業・商業省の仕事の効率性を、33.3%ときわめて低く評価している。


ブログランキングに参加しています
1日1回クリックをお願いします
にほんブログ村 海外生活ブログ ロシア情報へ