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 こちらの情報によると、4月6日に医療用品の輸入代替に関するロシア政府の会合が、D.メドヴェージェフ首相の主宰により開催されたということである。その席でのメドヴェージェフ首相の発言によると、医療用品の開発・生産のために、2011年以降、169のプロジェクトに対して、360億ルーブルの支援がなされ、うち185億ルーブルが国家財政からの資金であった。医療用品を臨床試験し生産を組織するための費用の一部を補助する制度があり、2016年には「産業発展基金」からそうしたプロジェクトのために30億ルーブルの融資が提供された。また、政府調達においては国産品を優先するルールがあり、ロシア企業から2社の応札があった場合には外国製品は排除されることになっており、すでに100以上の製品にそのルールが適用されている。これらの取組は一定の成果を挙げており、医療用品の生産は2016年に前年比で(実質? 名目?)15.5%拡大した。金額ベースで、過去6年間で倍増している。国の輸入代替支援により75の医療用品が市場に投入されており、うち36は従来ロシアで生産されていなかったものが2016年に登録されたものである。むろん、輸入代替が品質の低下に繋がらないことが肝心である。メドヴェージェフ首相は以上のように述べた。


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