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 当ブログでは先日、「メドヴェージェフ首相を見限るロシア国民」と題し、レヴァダ・センターが継続的に実施しているロシア全国調査で、国民がメドヴェージェフ首相に厳しい目を向けるようになっていることを報告した。ただ、その際は2月の調査結果までしか反映されておらず、3月のナヴァリヌィによる首相スキャンダル暴露、その後の反政府デモは数字に反映されていなかった。そして今般、レヴァダ・センターの当該コーナーにようやく3月の調査結果が出たので、今度は当ブログで独自にグラフも作り直して、再掲載することにする。

 3月の調査結果は、事前の予想どおりとなった。すなわち、蓄財スキャンダルで槍玉に挙がっているメドヴェージェフ首相は、国民の支持・不支持の内訳が42%:57%となり、2月の52%:47%から形勢が逆転した。メドヴェージェフ首相への国民の支持は曲折を経ながらも趨勢的に低下していたが、今回ついに不支持の方が上回った格好である。それに対しプーチンの3月の数字は82%:17%であり、2月の84%:15%から若干悪化したとはいえ、大きな揺らぎは見られない。ロシア国民の多数派は、クリミア・コンセンサスでプーチンを引き続き支持する一方、経済・社会の閉塞感から政府・首相にはますます厳しい目を向けるようになっているといったところだろうか。


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