sanctions

 こちらの記事が伝えているように、米国務省はこのほど、欧米による対ロシア制裁の効果を学者らが分析した報告書を発表した。報告書は米国務省のサイト上で公開されている。

 すぐにレポートを熟読する余裕はないが、記事によれば、米国による対ロシア制裁は、ブラックリストに載った個人に対しては大きな打撃を及ぼしているが、ロシア経済全般への大掛かりな影響は及ぼしていないと、レポートは分析している。すなわち、制裁対象企業や、制裁対象個人と関係を持つ企業はこの間、対象外の企業と比べて(?)、営業収益の3分の1、資産の半分強、従業員の3分の1を失っている。他方、ロシアの実質GDPはピーク時から5%縮小しており、そのうちの1%が制裁による影響であると説明しうる。他方、対ロ制裁がEUのGDPに及ぼした効果はマイナス0.13%と評価され、ゆえにEUに対してよりもロシアへの打撃の方が大きかったと、レポートは指摘している。


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