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 ロシア国民は近年、昔ほど強い酒を痛飲するようなことは少なくなったと思う。特に若い人なんかは、ウォッカでなくビール・ワイン・カクテルなどを飲んだり、あるいはそもそも酒を飲まないという人も増えているような気がする。ところが、今般それに反するようなデータを目にしたので、ちょっと取り上げてみたい。

 こちらの記事によれば、2016年にロシアにおけるウォッカ生産量は前年から16.1%も拡大し、7,320万デカリットルに達したということである。まあ、その原因は、何となく察しが付く。ロシアではここ2年ほどルーブル安が続いているので、輸入アルコールが割高になり、その分、割安な国産ウォッカに人気が集まったのだろう。ちなみに、貿易統計で調べたら、ロシア産ウォッカの価格競争力が強化されたのか、輸出も顕著に伸びており、それも生産増に貢献したことだろう。

 さらに、こちらの記事によれば、ロシアで販売されるアルコール飲料に占めるウォッカ・リキュール類の比率が、2015年の38.2%から、2016年の38.9%へと、わずかながら拡大したということである。ただし、販売量そのものは、前年比0.6%低下し、9,660万デカリットルとなった。ウォッカに押され、ビールのシェアが40.4%から39.9%に低下、ワインは10.5%で前年と変わらなかった。


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