redstar

 当ブログでは、本年4月のこちらのエントリーで、「プーチンが日本のKHL参戦可能性に言及」という話題をお届けしていた。プーチンが、ロシアを中心としたアイスホッケーのコンチネンタルホッケーリーグ(KHL)に、日本や中国といったアジア勢も加わることを提案したという話だった。

 それで、恥ずかしながら完全に見落としていたのだが、何とKHLの2016/17シーズンから、実際に中国が参戦していたのである。北京に崑崙レッドスターという新たなホッケークラブが創設され(崑崙とは中国古代の伝説上の山岳のこと)、同クラブが新シーズンから、KHLのイーストカンファレンス、チェルヌィシェフ・ディヴィジョンに参戦している。いやぁ、これはまったく見落としていた。しかも、驚いたことに現在のところイースタンカンファレンスの15チーム中、6位につけている。なお、試合は北京だけでなく、上海で開催することもあるようだ。

 崑崙レッドスターの設立経緯は、ウィキペディアの記事に記されている。これによれば、2016年春頃から話が進み、6月25日のプーチン大統領訪中時に、プーチン・習近平両首脳立ち合いのもと、崑崙レッドスターのKHL参戦協定が締結されたということである。両国のトップレベルの関与を得て、異例のスピードで実現となったようだ。残念ながら、このあたりのスピード感は、日本の政治家やスポーツ団体には望むべくもない。

 問題は、現時点での崑崙レッドスターの内実である。呆れたことに、北京のチームなのにウェブサイトはロシア語と英語だけで、中国語がない。また、メンバーを見ても、中国人は4人ほどしかおらず、あとは全部ロシア人を中心とした欧米人である。北京市民、中国国民が、崑崙レッドスターをどれだけ「おらがクラブ」と認めて応援しているのか、そのあたりが良く分からない。


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