STADA-1

 これも、ロシアの外資系医薬品工場からの輸出という話題。ドイツのSTADAという製薬会社があり、ロシアではニジェゴロド州とカルーガ州に工場を有し、各種のジェネリック医薬品を生産している。それで、こちらのサイトによると、ニジェゴロド州の工場(ニジファルム社)はロシア商工会議所の表彰で、2015年の消費財部門最優秀輸出企業という章を受けたということである。ロシアで医薬品の輸出額が最も大きいのが、このニジファルムである。2015年に同社は47.18億ルーブルを輸出しており、これは生産量の18%に当たる。主な輸出先はCIS諸国であるが、バルト、ドイツ、ベルギー等のEU諸国への輸出も増加している。STADAの幹部(ニジファルム社長)のドミトリー・エフィモフは、ジェネリックメーカーが多数ひしめく中で、ロシアのメーカーが輸出を伸ばすのは簡単ではないが、我々のサクセスストーリーは、ロシア企業でも質に投資さえすれば成功をつかめることの証明である、とコメントした。

 ただし、こちらによれば、エフィモフ社長は、輸出は何年も我が社の戦略的な路線の一つとなっているが、STADA本部ではロシアを輸出向け生産拠点とは見なしておらず、ベトナムに生産性の高い工場があるのでそこが主たる輸出拠点である、現状はルーブル安だが状況を見極めるためには一定の時間が必要だ、といった慎重な発言に終始している。


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