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 今般こんな本が発行された。『世界ダークツーリズム ―人類の悲劇の歴史をたどる旅』である。この中に私の書いた「ホロドモール博物館:歴史の闇に埋もれた旧ソ連時代の大飢饉」も採録されている。とはいえ、この書籍を紹介するのは、少々気が重い。私の研究者としての立ち位置と、編集側の編集上の都合がかみ合わず、辛い作業になった。まあ、そのあたりについては2月のエッセイに書いたので、私の認識をよりストレートにお知りになりたい方は、そちらを参照していただければ幸いである。こうやって出来上がった本を手に取ってみると、他の章の担当者は作家、ジャーナリスト、ライター、旅行ガイドといった方々が多く、研究者は私を含め数少ない。編集側としては、もっと現地を訪れた時の臨場感ある報告のようなものが欲しかったんだろうな。まあ、「ホロドモールにそのものの解説をお願いしたい、訪問記などはこちらで用意するから」と編集側から言われたから、それくらいならできるかなと思って、渋々引き受けたんだけど。ともあれ、他の章はたぶん読みごたえがあると思うので、買って損はないはず。1,800円+税。



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