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 当方、相変わらずローテンションのまま、1日1試合のペースで、ユーロを観戦する日々。全部、録画して朝、出勤前に観るというパターンである。で、今朝観た試合では、ロシアがスロバキアに1:2と苦杯を喫し、これで0勝1敗1分の勝ち点1となって、下表に見るとおりB組最下位に沈んだ。スロバキアの2得点は、キーパーとしては絶対防ぎようのないものであり(特に2点目は大会のベストゴール候補だろう)、原因はディフェンスラインの対応にあった。CSKAモスクワ組を主体としたロシアのディフェンスライン、統率はとれているのだが、どういうわけか肝心なところで守りに粘りがない。一方、攻撃面では、ゲームメーカーのロマン・シロコフが先発していないことや、ダブルボランチの顔触れが変わったことなどで、どうも迫力が足りず、良いところまで行きかけてもラストパスがずれたりして、冴えが感じられない。イングランド戦、スロバキア戦と、相手に先制され、後半シロコフを投入してようやくエンジンがかかって1点を返すと、同じような展開が続いている。有識者のアンドレイ・ヴォロニン氏に至っては、「シロコフとママエフを先発させないことは犯罪だ」と言い切っており、確かにロシア代表の中で唯一キラーパスの出せるシロコフをなぜベンチに置いておくのか、解せないところではある。私の見るところ、過去数年のロシア代表の試合で、シロコフがいる時間帯と、いない時間帯とでは、得点率が全然違うと思う。後のないウェールズ戦では、シロコフ先発で行くか?

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