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 カザフスタンがWTOに加盟したことに伴い、カザフはユーラシア経済連合の統一関税率よりも低い関税率を新たに導入することになった。こちらなどに見るように、カザフのこれまでの平均関税率が10.4%だったのに対し、今後は6.5%になる。はっきり言って、ユーラシア経済連合は関税同盟としては有名無実化したと言わざるをえない。

 それで、アーンスト&ヤングが2月に発表したこちらの資料が、事実関係を要領良く整理していて、便利である。この資料によれば、2015年10月14日付けのユーラシア経済委員会理事会決定第59号が、2016年1月11日に発効した。決定第59号は、カザフがWTO加盟に伴って負った義務に従い、カザフがユーラシア経済連合の共通関税率よりも低い税率で輸入できる全1,347品目のリストを制定したものである。この共通関税率よりも低い関税率で輸入した商品を、他のユーラシア諸国に持ち込むことは禁止される。ただし、リストにある品目を、あえてユーラシア経済連合の共通関税率で輸入することも選択でき、その場合にはその商品を他のユーラシア諸国に持ち込むことができる。

 なお、決定第59号のテキストは、こちらで読むことができる。1,347品目の具体的なリストは、PDF化して自分のHPにアップした


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