kaden

 ライブドアブログのカテゴリーは、1つの記事に対して2カテまでしか選べず、今回の記事のように3つの国を扱ったりする際に、不便だ。以前、「カテゴリーを3つ以上設定できるようにしてほしい」とライブドアに要望を出したりもしたが、今のところ実現していない。ウクライナやカザフの情報の方が希少なので、本記事はウクライナおよびカザフの記事と設定しておくことにしよう。

 閑話休題。GFKという世界的な調査会社があり、そこが世界の主要国の家電・エレクトロニクス製品販売市場の動向を定期的に発表しているようである。私のテリトリーの中では、ロシア・ウクライナ・カザフスタンの3国が対象になっている模様。そこで、2015年の3国の家電・エレクトロニクス製品の市場規模を、上掲の表のようにまとめてみた。

 なお、原典では市場規模が現地通貨表示で示されている。しかし、それでは分かりにくいし、国ごとの比較もしにくいので、私独自で、2015年の年平均レートを用い、米ドルに換算して作表した。一方、前年比の増減率は、原典に示されているものだが、これが現地通貨の実質なのか、名目なのか、はたまた数量ベースか何かなのか、原典に説明がなく、不明である。どうも、現地通貨のインフレを考慮していない名目の増減率のような印象を受ける。したがって、数量ベース、ドル換算の市場規模の減少率は、表に記したよりも大きい可能性がある。

 表の分類について説明すると、CEはテレビをはじめとするAV機器。PHはカメラ等。MDAは冷蔵庫などの大型家電。SDAはキッチン小物や美容用品などの小物家電。ITはパソコン等。TCは電話機やスマホ。OEは印刷機・コピー機などの事務用機器。

 まあ、ざっくり言えば、ウクライナおよびカザフの市場規模は、ロシアよりもちょうど1桁くらい小さい、ということになる。


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