入り組んだ話であり、どこの国の記事に分類したらいいか迷うところだが、こちらのニュースが、ベラルーシへのウクライナ産ステンレス鋼管輸入禁止の問題について報じている。

 これによれば、A.グリヤノフ・ベラルーシ外務次官は記者会見で、ウクライナ産ステンレス鋼管のベラルーシへの輸入が禁止されたのは、ベラルーシのイニシアティブによるものではないと表明した。次官によると、ベラルーシ固有の立場というものはなく、あるのは関税同盟の立場である。ベラルーシが何かをブロックしているというのではなく、これはロシアの意志であり、不当な価格競争を抑制するのがその目的である。3ヵ国共同で決定を下したが、その際に主たる役割を果たしたのはベラルーシではなく、ベラルーシが何かをブロックしているというのは受け入れられず正しくない。ウクライナとの関係調整は、現在は関税同盟内で行われている。以上のように次官は指摘した。