20140716Aktau

 カザフスタン共和国マンギスタウ州の州都、アクタウ市(Ақтау)。昨日、州について触れたので、せっかくだから、本日はその州都のアクタウを取り上げる。まあ、サハリン州をしらみつぶしに攻めたかと思えば、こうやって思い付くままにあちこち飛ぶのも、本コーナーなのでね(要するに数稼ぎか)。カザフは、州の名前と、州都の名前が一致しないところがいくつかあるが、ここもその一つである。昨日見た州の紋章は民族的な伝統・文化を感じさせるものだったが、州都アクタウの紋章は、それとは打って変わって、ソビエト・テイスト。制定されたのは1973年で、盾を四分割し、石油採掘の櫓、原子力マーク、カスピ海に面した港町であることにちなむ船、化学工業の象徴フラスコと砕石用カッターという、もっぱら産業関連のアイテムがちりばめられている。なお、アクタウとは「白い丘」を意味するらしいが、昨日触れた「純白の大地」はアクタウからはかなり離れた内陸にあるので、それとは関係ないだろう。


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