20130601uamemorandum

 こちらこちらこちらのニュースによると、5月29日にカザフスタンのアスタナでユーラシア経済最高評議会の会合が開かれた際に、ロシア・ベラルーシ・カザフスタン3国の首脳は、これら3カ国による共通経済空間にキルギスが加盟する意向と、ウクライナがオブザーバー資格を取得したい旨の意向に、支持を表明した。それに引き続き、5月31日ベラルーシのミンスクで開催されたCIS諸国首相会議の席で、ユーラシア経済委員会V.フリスチェンコ事務局長とウクライナのM.アザロフ首相は、両者の協力関係を深化させ、ウクライナが公式的なオブザーバーの資格はなしで関税同盟の作業に参加できる旨のメモランダムに調印した。これにより、ウクライナは関税同盟/共通経済空間の超国家機構の審議に参加できるものの、採決には参加できない。また、ウクライナは共通経済空間の事務局に常駐代表を置くことになる。

 今回の進展に関し、D.メドヴェージェフ・ロシア首相は、関係諸国の企業関係者を集めたフォーラムの席で、以下のように発言した。ウクライナはメモランダムに調印したことによって、共通経済空間への統合の第一歩を記した。しかし、もしもウクライナが追加的な決定を下さなかったら、これが最後の一歩になってしまう。我々は今回の動きを心から歓迎するが、もしもパートナーたちがユーラシア経済同盟に本当に参加したいのなら、一連の困難で時には不人気な決定も下さなければならない。しかも、ユーラシア経済空間への参加と矛盾するいかなる義務も負ってはならない(注:つまりEUとの二股は駄目という意味であろう)。もしもそのような方向に進まなかったとしても、我々が彼らと友好的な関係を推進していくことに変わりはないが、それはもはや共通市場ではない。本件に向けた戦略的な決定が下されることを期待する。メドヴェージェフ首相はこのように述べた。


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