20130202stalingrad

 先週、ロシア南部のヴォルゴグラードで現地調査を行ってきた。周知のように、この街はかつてスターリングラードと呼ばれ、第二次大戦の独ソ戦において史上稀に見る激烈な市街戦が戦われたところ。ソ連赤軍がこれに勝利したことで、大戦の戦局が連合軍優位に大きく傾いたのだった。で、私は今回、市内のど真ん中の広場に面したホテルに宿泊したのだが、広場では何やら式典の準備が進められていた。調べてみると、スターリングラード攻防戦は1942年6月28日に始まり、1943年2月2日にドイツ軍の投降により終結した。つまり、本日2013年2月2日はスターリングラード攻防戦70周年記念日ということになる。くだんの広場では本日、盛大な式典が行われるのだろう。

 写真は、有名な戦争記念碑の「ママエフ・クルガン」のかたわらに設けられている「永遠の火」を守る衛士の様子。地元の人に、「1時間に一度、衛士の交代の儀式があるから、観に行くといい」と勧められ、見学してきた。ただ、その昔、ソ連時代にモスクワのレーニン廟で観た衛士と比べると、だいぶ質は落ち、「シンクロ率」はあまり高くなかったが。

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