私のブログ/HPでは、ロシアのナノテクノロジー関連の国策会社「ロスナノ」のことを、何度か取り上げている。そのロスナノが、米大統領選の共和党候補であるミット・ロムニー氏がかかわる会社に、新たな戦略の策定を発注したことが明らかになった。ロスナノのA.チュバイス社長が明らかにした。こちらの記事が伝えている。

 記事によると、発注先は国際的なコンサルタント会社であるBain & Company(ベイン&カンパニー)であり、ロスナノが実施した入札においてベイン社のモスクワ事務所が落札を果たした。ロムニーは1977年(78年?)にベイン社に迎えられたが、現在どれだけの株式を保有しているかは不明ということである。ロスナノは戦略策定作業に対しベイン社に4,640万ルーブルを支払う(現在、1ルーブル=2.54円)。今回の入札に当たっては、Boston Consulting Groupが3,750万ルーブルというより低い価格を提示したが、ベイン社の示した納期および実績が買われ、ベイン社に白羽の矢が立ったという。


ブログ・ランキングに参加していますので、
よかったら1日1回クリックをお願いします。
にほんブログ村 海外生活ブログ ロシア情報へ