日本が勝つか引き分ければD組1位を確保し、準々決勝でC組2位のエジプトと対戦。日本が負ければグループ2位となり、C組1位のブラジルと対戦。昨晩のホンジュラス戦はこのような状況で迎え、日本としては優位かつ明確な状況だった。なでしこの3戦目の場合は「裏の試合の動向」という流動的な要素があったが、男子の方はやるべきことが非常にはっきりしていた。結果的に、昨晩のホンジュラス戦はスコアレスドローだったが、1・2戦目の勝利でそれでもOKな状況を作り出したわけであり、メンバーを落としながらきっちりと引き分けたことは評価できるだろう。サッカーの引き分けは、バドミントンの「無気力試合」なんかとは違うのだ。

 まあ、昨晩の試合については、さしたるコメントもないが、我が清水エスパルスから唯一選出されている村松がようやく出場機会を得て、大過なく1試合終えられて、良かったな、と。クラブではボランチを務めているのに対し、ホンジュラス戦では右SBとして起用され、そのせいか序盤は不安定なプレーが目立ったが、次第に落ち着きを見せ始め、得意のボール奪取や、大胆な攻め上がりも何度か披露した。清水ではバックパス専門の選手なので、試合終盤のディフェンスラインで球回しして時間を消費する局面では、普段の経験が生きたか?

 日本としては、プラン通りにホンジュラス戦で勝ち点1をとって、ブラジルとの対戦は避けられたわけだけど、昨晩のエジプトVSベラルーシ戦を観た感じから言うと、エジプトは侮れないよ。日本が苦手とするフィジカルの力強さもあるし、カウンターも速くて無駄がない。むろん日本チームが油断なんかしているはずはないけど、これは相当心してかからないと。

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