服部倫卓のロシア・ウクライナ・ベラルーシ探訪(ブログ版)

私のホームページ「ロシア・ウクライナ・ベラルーシ探訪」(http://www.hattorimichitaka.com)のブログ版です。

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 私が尊敬する経済学者の野口悠紀雄先生は、「経済学者が本物であるかどうかを見分けるのは簡単だ。為替レートの予想をするのがニセモノ、しないのがホンモノだ」といったことをおっしゃっている。先生によれば、たとえば現在1ドル=110円だとすると、そこには我々の知りうるすべてのイベントがすでに織り込まれている。逆に、為替に織り込まれていないような未来の不確定な出来事を正しく予見するのは、不可能である。素人が、「アメリカでは利上げが続くだろうから、当面ドル高だな」などと考えてドル投資をするようなことは、やめた方がいいということになる。1ドル=110円は、すでにその利上げ観測込みの為替になっているのだから。

 というわけで、為替の予測には本質的に意味がないということを前提とした上で(笑)、参考までにこちらの記事によれば、ロシアのM.オレシキン経済発展相がルーブル・レートの見通しについて述べたということである。大臣いわく、経済制裁が維持される見通しで、石油価格の軟化が予想されるにもかかわらず、為替は2018~2020年に安定するだろう。我々は経済予測の保守的シナリオにおいて、石油価格が45ドル以下に低下し、世界経済が減速し、グローバル・マーケットがリスクオフになることを想定している。基礎シナリオにおいては、対ロシア制裁が維持され、ロシアとOPECの減産合意が2018年3月まで維持されることを想定している。実質為替レートはしばらく増価したあと、4月に下落したが、今後は大きな変動はないだろう。大臣は以上のように述べた。


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 ウクライナで毎年開催されている「ヤルタ欧州ストラテジー(YES)」という国際フォーラムがあり、3年前のクリミア併合以降はヤルタでは開催できなくなってしまったが、キエフに場所を変えてイベント自体は継続しており、本年も9月14~16日に開かれたということである。こちらのサイトによると、本年のYESに向け欧州7カ国でウクライナのEU加盟とNATO加盟に関し世論調査が行われ、その結果概要がYESの場で発表されたということである。しかし、上掲のようなふざけた動画を制作しているヒマがあったら、結果の一覧表でも淡々と示してくれた方がよほど役に立つと思うのだが、今回のリリースでは世論調査結果のほんのさわりしか発表されていない(後日発表するというようなことが書かれている)。ともあれ、リリースによれば、7ヵ国合計で、ウクライナのEU加盟賛成という意見が48%、NATO加盟賛成という意見が58%だったということである。うち、EU加盟に関して言えば、リトアニアでは68%、ポーランドでは67%が賛成、フランス、ドイツ、英国では半々、最も厳しいオランダでは賛成は27%に留まったということである。もう1ヵ国イタリアがあるのだが、それに関する言及はない。まあ要するに、欧州側のムードとして、ウクライナにはトルコ・シナリオ(NATOには入れるがEUには入れない)を歩んでもらいたいということだろうか。


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 サッカーのウクライナ・プレミアリーグの概況を眺めると、改めて悲惨な現状が浮き彫りとなる。同リーグは、前身の「トップ・リーグ」の時代の最盛期には、18チームから成っていた。しかし、ウクライナ危機以降、クリミアのクラブの喪失、一連のクラブの経営破綻などが続き、参加クラブが減少、2016/17シーズンからは12チームでの開催を余儀なくされている。

 それで、上図が、最新の2017/18シーズンの参加クラブマップなのだが、地理的に随分と偏っている。南東部の企業城下町的なクラブが多く、それにはドンバス占領地の3チームも含まれている。一方、ハルキウにはメタリストという強豪が存在したのだが、同クラブは経営破綻と分裂に見舞われ、現時点ではウクライナ第2の都市であるハルキウにプレミア所属クラブが存在しない状況となっている。また、普通、キエフほどの首都の大都市であれば、プレミア所属のクラブが3つくらいはあっても不思議でないが、現実にはディナモ1チームしかない。さらに言えば、ウクライナという国全体のバランスとしては、地域的には西部、産業的には農業や食品産業の重要性が高まっているが、サッカーの勢力図はそれとはかなり異なっている。

 下図は、ウクライナ・プレミアリーグの1試合当たり平均観客動員数の推移である。つい数年前までは1万人を超えていたが、ウクライナ危機以降は、日本のJ2平均(だいたい7,000人くらい)をも下回っている。

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 当ブログでは以前、「日めくり紋章」という連載企画を手掛けていたのだが、博士論文と出版企画に集中するため、2016年8月末に中断した経緯がある。それら2つのタスクは一応乗り切ったので、1年振りに紋章の連載を再開することにしたい。しかし、「日めくり」では少々しんどいので、今後は余裕をもたせて、「週替わり」とさせていただく。毎週月曜日に更新することを原則としたい。

 それで、今までは、「サハリン州シリーズ」とか、特定の地域にフォーカスするパターンが多かった。今後しばらくは、アイテムのくくりでシリーズを組んでみようかと思う。特に、動物シリーズが多くなるかな。まずは、ロシア圏の森では一般的な動物であるヘラジカで行ってみたい。

 最初は、ロシアの沿ヴォルガ地域にある少数民族共和国、マリ・エル共和国の首都、ヨシカルオラ市の紋章である。ヘラジカは日本にはいない動物であり、どんな動物なのかご存じない方も多いと思うので、それをわりと写実的に描いている代表的なヨシカルオラの紋章を取り上げた次第。もちろん、実際のヘラジカの色が白いわけじゃないけど。

 なお、紋章においてヘラジカは一般的に、力、決意、勇気、特有の自然などを象徴する。ロシア圏以外では、紋章のデザインに用いられるケースはあまり多くないようだ。


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 日本のような、物価がデフレ基調で貼りついているのを無理矢理2%に引き上げようとしている国とは逆に、ロシアは高目で推移していたインフレ率を年率4%まで引き下げることを目標としてきており、それを達成するために高金利政策をとってきた。しかし、今年に入ってからインフレ目標が達成されつつあり、それを受け中銀も金融緩和に転じている。

 こちらの記事によると、ロシア中銀は9月15日、利下げを決定した。政策金利を、9.0%から8.5%に切り下げたものであり、9月18日から実施する。中銀の利下げは、今年に入ってから4度目である。利下げは政策決定会合で全会一致で決まったものの、E.ナビウリナ総裁は、市場にあらぬ影響を与えないように、各委員の見解は発表しないとしている。直近のインフレ率は年率換算で3.2%という水準まで低下しており、中銀では年末時点のインフレ率が3.5~3.8%程度になると予測している。


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 こちらの記事によると、国際的な格付け機関のS&Pはロシアのソブリン債の格付けをBB+で据え置くことに決定した。アウトルックはポジティブ。S&Pでは、もしもロシアの経済回復が持続すれば格上げも可能であると説明している。S&Pでは2017年のロシアの実質経済成長率が1.8%、2017~2020年平均では1.7%と予測している。為替については、2017年末が1ドル=61ルーブル、2018年(平均? 年末?)が62ルーブルと予測している。

 一方、こちらの記事によると、ロシアのA.シルアノフ蔵相は、格付け機関はロシア経済の評価に非常に保守的な態度を採っている、しかしロシア債が「ジャンク債」扱いされており地政学的対立もあるにもかかわらず投資家たちはそれを旺盛に購入している、それは彼らがロシア経済の適応力、賢明なマクロ政策、バランスのとれた財政政策を評価しているからだ、などとコメントした。


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zei

 世界で最も完成度の高い地域経済統合はEUだと思うけれど、そのEUにしても、税制は加盟国ごとにばらつきがある。たとえば、付加価値税の税率なども国によって異なる。

 ロシアを中心としたユーラシア経済連合でも、税制の統一化までは至っていない。ベラルーシのYe.キレエヴァという学者が書いた論文の中に(こちらからダウンロード可能)、それをまとめた表が出ていたので、転載させていただく。国は左からベラルーシ、カザフスタン、ロシア。税金は上から付加価値税、企業利潤税、個人所得税、社会税、資産税と並んでいる。カッコの中に示されているのは特例税率だろう。こうやって見ると、カザフスタンの税負担が全般に軽いようであり、おそらく石油関連の収入で財政を賄う度合いが強いので、一般の税率は軽くて大丈夫なのだろう。


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 こちらの記事によると、このほどIMFのデビッド・リプトン筆頭副専務理事がウクライナのV.フロイスマン首相と会談し、その席でウクライナ経済につき次のようにコメントしたということである。いわく、ウクライナの経済改革の進捗は奇跡的で、経済の安定化はタイムリーであり、それは時期的に世界経済の成長と重なっている。これはウクライナにとって、安定化から、高度成長へと転じる可能性である。過去におけるIMFの支援が有益だったことを願っており、われわれはいかにして今後の改革を前進させるかを議論している。ウクライナは、もしも一層の改革を実施し、経済の安定化を達成すれば、その後には薔薇色の未来が期待できる。リプトン氏は以上のように述べた。

 なお、IMFの拡大信用供与の第3回目のレビューが行われ、IMF側はウクライナに、民営化、農地市場の発展、汚職撲滅、年金改革などの改革の加速を求めている。


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inoi

 ロシアのD.メドヴェージェフ首相は「ITボーイ」として有名なので、IT企業、デジタルデバイス・メーカーの幹部がメドヴェージェフに会う時には、新製品をプレゼントするのが恒例のようになっている。これもそうしたニュースの一つだが、こちらの記事によれば、このほど輸入代替をテーマとした国際展示会に出席したメドヴェージェフ首相は、ロシア国産スマホ「Inoi R7」をプレゼントされたということである。

 このスマホは、フィンランドのSailfish MobileというOSを搭載しており、したがってアップルやアンドロイドのアプリはインストールできない。価格は11,990ルーブルというから、2万円強くらいか。


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hihou

 最近のウクライナの数少ない明るい話題として、EUとの間でビザなし協定が成立し、6月11日からウクライナ国民がEUにビザなしで短期滞在できることになった、というものがあった。しかし、こちらの記事こちらのサイトによると、2017年上半期にはウクライナ国民がむしろロシアに渡航する回数が増え、上表に見るとおり、ロシア行きは前年同期比56.1%も増えたということである。EU諸国への渡航には目立った増加はない。まあ、ビザなしが発効したのが6月に入ってからだったので、EUへの渡航増はむしろ下半期の統計に反映されるということなのかもしれない。

 PS:なお、上表で、ポーランドが前年同期比45.4%減となっているのは、原典の誤りであり、正しくは15.4%減である。数字を修正した上で画像化したつもりだったのだが、なぜか反映されておらず、そのままになってしまっていて、悪しからず。


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sashi

 古い情報の後追いになってしまったが、ロシアの通商・産業政策で見落としていた重要な動きがあったようなので、遅ればせながら取り上げることにする。

 こちらのサイトに見るように、ロシアでは2016年11月30日に大統領付属戦略発展・優先プロジェクト評議会の理事会が開催され、それを受け、同日付の政府指令により、「鉱工業における国際協業と輸出」と題する優先パイロットプロジェクトが策定されたということである。そして、その優先パイロットプロジェクトを紐解くと、非資源商品の輸出を拡大するため、4つの機械産業分野をパイロット分野に指定し、「ロシア輸出センター」が中心となって、様々な公的輸出促進策を講じていくことを盛り込んでいる。具体的には、自動車、農業機械、鉄道機器、航空機の4分野が対象になっている。そして、そうした輸出促進策の結果として、4分野の輸出が上図のように拡大していくという図式を描いている。

 ただ、今回のパイロットプロジェクトに見る輸出額のデータは、私が把握しているものと異なり、どういう範囲を示しているのが、分かりづらい。たとえば、ロシアの通関統計によれば、2016年にロシアは乗用車だけで11億ドル近く輸出したことになっているが、上図では自動車産業全体で10億ドル程度にすぎず、釈然としない。


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 こちらのサイトに、2016年のウクライナの青果物の生産高というグラフが出ており、何かに使えるかもしれないので、メモしておく。まあ、要するに、ネタに困ったのである。単位は1,000t。上図の果物は、リンゴ、スイカ、ブドウ、スモモ、サクランボ、ナシ、メロンと並んでいる。下図の野菜は、ジャガイモ、トマト、キャベツ、タマネギ、キュウリ、ニンジン、ビートと並んでいる。

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ukai

 以前から、モスクワから鉄道でロシア南部のロストフに行こうとすると、ウクライナ領をかすめる形となり、そこで越境手続きをしなければならないから、不便だということが言われていた。そして、3年前の政変でロシアとウクライナが決定的に対立したことにより、上図に見るとおり、従来ウクライナ領を微妙にかすめていたジュラフカ~ミレロヴォ間の区画の迂回ルートの建設が、2014年から進められていた。そして、こちらの記事によると、近日中にその工事が終わり、10月には貨物列車の運行が始まるということである。ロシア鉄道のO.ベロジョーロフ社長が明らかにした。旅客列車は、ダイヤを編成する必要があるので、追って決定するということである。迂回区間は全長137kmで、その中には150mのものも含め5つの橋が設けられている。


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 ロシアのナントカ戦略とかナントカ国家プログラムの類は、画餅というか、どうせ実現しないものとして、あまり重視されないことが多い。ただ、個人的には、そういうことは承知の上で、ナントカ国家プログラムは結構好きである(変な言い方だが)。ナントカ国家プログラムには、だいたい数値目標が明記されており、そういうのにツッコミを入れたり、現実との乖離を跡付けたりするだけで、ある程度のレポートが書けてしまったりするので、ネタとして重宝するのである。

 それで、こちらのサイトに見るとおり、ロシア政府は2017年8月31日付の政府決定により、新版の「北極圏社会経済発展国家プログラム」を採択したということである。北極圏開発に関し、どのような数値目標を設定するのか、興味深いところだが、ざっと見たところ、重要そうなのは、「ロシアの北極圏の地下資源鉱床を開発するために企業が調達する製品(技術および設備)全体に占める輸入品の比率」という指標である。これは、欧米が制裁で供給を制限している分野であり、ロシアの輸入代替政策、エネルギー安全保障政策において重要性が高いものである。ちなみに、その輸入品の割合は、なぜか直近の数字が示されていないが、2021年には85%、2025年には50%になるという目標が示されている。


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 ロシアは、ロシア本土と、クリミア半島を隔てるケルチ海峡を橋で結んで、そこに鉄道と道路を通そうとしているわけだが、アゾフ海と黒海を行き来する船舶のために、通過用のポイントを設ける必要がある。そして、8月の末にその通過ポイントの鉄道の橋桁を架ける難工事が行われ、その工事は成功したようだ。上の動画が橋を架ける様子、下の動画がその下を船が通過する様子ということである。こうやって見ると、かなり座高が高く、横幅もそれなりに確保されているように見えるが、どうなんだろうか。なお、鉄道の橋桁の隣には、道路のそれも架けられる予定となっている。まあ、ロシアもこういう工事を自力でできるんだなあと感心する反面、クリミア併合の既成事実化が後戻りできないところまで進んでいることも改めて実感する。


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 こちらの記事が、諸外国および国際機関によるウクライナ支援の状況について伝えているので、内容をメモしておく。ウクライナ経済発展・商業省が発表した情報ということである。2017年上半期に実施された支援の概況であり、金融支援ではなく技術支援に限られるようである。ちょっと定義が分かりづらいが、全体では、415のプロジェクト、53.2億ドルの支援がなされた。実施主体別に見ると、以下のとおりだという。

  • 米国:104プロジェクト:15億ドル
  • 欧州復興開発銀行:39プロジェクト:6.7億ドル
  • EU:139プロジェクト:3.3億ドル
  • ドイツ:26プロジェクト:2.1億ドル
  • カナダ:20プロジェクト:1.5億ドル
  • 日本:7プロジェクト:0.2億ドル

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 昨日お伝えしたロシアの自動車産業発展戦略とは別に、ロシアは自動車輸出戦略というものを策定した由だ。ロシア政府のこちらのサイトに見るとおり、2017年8月31日付のロシア政府指令によって採択された。個人的にも、昨年「経済統合と通貨安が促すロシアの自動車輸出」と題するレポートを書き、従来ほぼロシア国内市場への供給に特化していた在ロシア工場(ロシア資本および外資)が輸出にも着手している状況を分析したが、ロシア政府はそのトレンドを受け、補助金など様々な施策を通じて輸出を政策的にも増強しようと乗り出したわけである。戦略の付属文書には数値目標が掲げられており、その基礎シナリオによれば、2017年現在で25億ドルに留まると見られるロシア自動車産業の輸出高を、2025年までには49億ドルに高めるという目標となっている(楽観シナリオによれば78億ドルまで伸びる)。ただ、ロシアに進出した外国メーカーの輸出が伸びるというよりも、ロシア地場メーカーの輸出の方がより大きく伸びるという図式を描いている。


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 こちらによると、ロシア政府は自動車産業発展の新戦略を策定中である。11月までに草案を準備する予定である。新戦略は、V.プーチン大統領の指示により策定することになったものだが、期限が何度か延期され、2016年末には産業・商業省と経済発展省という2つの省が精査し直すことが決定された。D.マントゥロフ産業・商業相は7月、経済発展省と本質的な見解の違いはないと発言していた。なお、今回の新戦略は、既存の工業アセンブリのメカニズムに代わって、「特別投資契約」というメカニズムを導入することに主眼があり、エンジンやギアボックス等の現地生産を拡大することが眼目となっている。


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 こちらの記事が、ロシアの対ベラルーシ原油供給につき最近の動きを伝えている。これによると、ロシアのA.ドヴォルコヴィチ副首相はこのほど、次のように語った。両国間で合意された「エネルギーバランス」によれば、2017年にロシアは2,400万tの原油をベラルーシに供給することになっている。それをどう利用するか(ベラルーシ国内の製油所で利用するか、あるいは原油のまま再輸出するか)は、ベラルーシ側が決めることである。多少の誤差が生じることはあるが、供給量が年間で2,400万tとなるよう、供給計画を立てている。一方、2017年上半期の供給量が900万tに留まったことにつき質問されたA.ノヴァク・エネルギー相は8月に、契約上、供給量が2,400万tを下回ることもありうるが、おそらくその分量は達成されるだろうとの見通しを示していた。他方、ベラルーシ側のV.セマシコ副首相は、2017~2019年に供給される2,400万tのうち、ベラルーシの製油所に供給されるのは1,800万tで、残り600万tは外国に転売され、その際の輸出関税はベラルーシの国庫に入ると説明していた。


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 北海道大学大学院に博士学位申請論文を提出し、そのまま札幌郊外の温泉で2~3日休養し、帰京して平常業務に復帰したところ。この間は論文に集中するため当ブログは「好きな歌」シリーズでお茶を濁してきたが、ブログも平常に復帰したい。

 とはいえ、軽い話題から。先日、カザフスタン外交発足25周年チョコレートというものが職場で配られた。当方の場合、仕事柄、大使館筋などから、こういうアイテムが回ってくるわけだ。上に見るように、巨大な板チョコ然としていて面食らったが、開けてみるとちゃんと小分けにパッケージされており、独立四半世紀を経てカザフ商品もそれなりに洗練されてきたのかなと感心した。ただし、味は昨今の日本で流行りのようなカカオ感の強いものではなく、ひたすら甘いだけだったが。

 ところで、このチョコの裏を見たら、下に見るように、EACというマークが記されていた。これはEurasian Conformity markといって、ユーラシア関税同盟/経済連合の技術標準に適合していることを表す表示であり、話には聞いていたものの、実際にこれの付いた商品は初めて目にしたので(単に今まで気付かなかっただけか?)、取り上げた次第である。

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 この夏は、極度の多忙につき、最初はブログを休もうかと思い、ちょっと考え直して好きな歌を1日1曲紹介する手抜きを続けてきたが、歌紹介シリーズは今日で最終回である。明日からは以前どおりのブログに戻ろうと思う。で、歌紹介シリーズはフォーフレッシュメンで始めたので、終わりもそれにする。

 しかしなあ、この動画も、自分の知ってるバージョンと違うぞ。自分の持っているのが50年代のオリジナル録音、この動画は60年代のリレコっぽいな。

 世の中には、こんな良い音楽があるのに、なぜ人は、EXILEとかを聴くのだろうか?


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 それにしても、モダンジャズからアニソンまで、こと音楽に関しては、自分でも呆れるほどに雑食だ。


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 ジェイムス・カー、好きすぎて、もう1曲行っちゃおう。「明日から、この世の音楽は、ジェイムス・カーだけです」って言われても、別にそれでいいや。


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 昨日、北海道大学大学院に博士論文を提出し、そのまま札幌に留まり、その奥座敷の定山渓温泉にて静養中。昨日は、これまた数年来取り組んできたベラルーシの共著の校了日でもあった。重要な2つの締め切りが重なってしまったのは私自身のマネジメントのミスとしか言いようがなく、特に博論については、あれこれやり残したという後悔の念ばかりで、達成感には程遠い。が、終わってしまったものは仕方なく、これが自分の実力と諦めるしかない。昨晩はサッカー日本代表がロシア行きを決め、他方で本日はウクライナとEUの連合協定が正式発効する日だったと思う。個人的には色んな節目になった昨日・今日だった。


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 地球上に存在する歌を、すべて聴いたわけじゃないが、自分が聴いた範囲内では、これが一番好きかな。何という偉大なサウンド、何という偉大な歌唱。


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 もう夏も終わりですねえ。まあ、個人的には、出かけたのは近所のスーパーくらいで、あとは職場と自宅にずっとこもっていたわけですが。


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