服部倫卓のロシア・ウクライナ・ベラルーシ探訪(ブログ版)

私のホームページ「ロシア・ウクライナ・ベラルーシ探訪」(http://www.hattorimichitaka.com)のブログ版です。

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 2010年に実施された日本の国勢調査によると、日本の1世帯当たりの平均人数は2.46人だった。これは5年前から0.11人減少したということである。当然のことながら、国が近代化し、大家族中心の社会から、核家族や単身者世帯が増えていくにつれて、1世帯当たりの平均人数は低下していくのが一般的である。

 興味深いことに、2011年現在のウクライナの1世帯当たり平均人数は2.59人であり、日本とほぼ同じレベルである。ちなみに、やや古いが、2002年時点のロシアの当該数値は2.7人。ウクライナやロシアの都市住民はだいたい画一的な集合住宅に住んでおり、家がそれほど広くないので3世代同居といったパターンは多くないはずで、それで世帯当たりの平均人数が少なくなるのではないかと思う。

 ウクライナの1世帯当たりの平均人数を地域別に示した資料を見付けたので、それを掲載する。薄い色が2.45人以下、中間が2.46~2.68人、濃い色が2.69人以上となっている。これを見ると、完全に西高東低の傾向となっている。西ウクライナは農村の比重の高い伝統的社会、東ウクライナは都市型の工業社会という特性を反映したものだと考えられる。不可解なのは、首都キエフ市が2.57人と、全国平均とほとんど変わらないことである。ちなみに、日本の場合は東京都が2.06人で全国で最も低い。

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 6月18日のロシア政府の発表によると、メドヴェージェフ首相は極東開発省の次官4名を任命した。G.コンドラトフ、I.アヴェリン、I.ブラゴドィリ、Yu.オノプリエンコの4名。

 こちらのニュースによると、コンドラトフはハバロフスク地方政府の官房長。アヴェリンは極東連邦管区大統領全権代表(つまりイシャエフ大臣・代表)の補佐官。ブラゴディリは極東の電力会社RAO ES Vostoka社長を経て、この春に「イノベーション・カンパニーSAN」の社長に就いていた。オノプリエンコはハバロフスク地方政府の社会インフラ担当副首相。

 元ハバロフスク地方知事であるイシャエフ大臣・代表の引きによる人選と思われるので、致し方がないが、極東開発省の上層部がハバロフスク地方関係者で固められ、他の地域との関係が上手く行くのか、若干不安を覚える。

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 ベラルーシのルカシェンコ大統領は6月18日、下院選挙の投票を9月23日に実施することを決定した。また、上院についても9月30日までに形成することを決定した(上院は国民の直接投票で選ぶのではない)。

 こちらのサイトで、下院選に関連する事実関係が整理されている。立候補の届け出は7月15日~8月13日、候補者の登録手続きは8月14~23日に行われる。下院選は小選挙区制で、全国110の選挙区が設けられ、その内訳はミンスク市20、ミンスク州17、ゴメリ州17、ブレスト州16、ヴィテプスク州14、モギリョフ州13、グロドノ州13。1選挙区当たりの平均有権者数は64,597人。

 ベラルーシの法律では、各選挙区の有権者数は、この平均人数からプラスマイナス10%以内となるように設定されることになっているようである。この点だけをとれば、日本よりもはるかに全うであり、我が国は欧州最後の独裁国家よりも酷い一票の格差を抱えた恥ずべき国ということになる。

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 こちらのニュースによると、ロシアのメドヴェージェフ首相が19日チェチェン共和国を訪れ、同共和国も属す北カフカス連邦管区の経済発展に関連した仕事をこなした。

 チェチェン共和国の初代大統領であるA.カディロフの墓に花を手向けたあと、グロズヌィに向かったメドヴェージェフ首相は、同市で開かれた連邦政府の北カフカス連邦管区社会・経済発展問題委員会の会合に出席した(同委員会の委員長にはメドヴェージェフ首相自らが先日就任していた)。1月のモスクワ、5月のエッセントゥキの会合では、北カフカス連邦管区に関連するいくつかの連邦特定プログラムを実施する問題、スタヴロポリ地方・ダゲスタン共和国・イングーシ共和国の社会・経済発展の諸問題、「北カフカス開発」国家プログラムの草案が検討されていた。今回のグロズヌィでの会合には、A.フロポニン副首相・北カフカス連邦管区大統領全権代表、V.スルコフ副首相・官房長官、A.ノヴァク・エネルギー相、M.ソコロフ運輸相、M.トピリン労働・社会保護相、O.ゴヴォルン地域発展相、V.スコヴォルツォヴァ保健相、N.フョードロフ農相、V.メジンスキー文化相、V.ドミトリエフ対外経済銀行社長、G.グレフ・ズベルバンク社長、各地域の首長などが参加している。なお、メドヴェージェフが前回チェチェンを訪問したのは大統領在任中の2010年6月であった。

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 こちらのニュースによると、ロシア経済減速の観測が広がっている。

 「上級経済スクール」の最新の機関誌では、主要経済指標の悪化により、2012年の経済成長率が2.7~3.5%に留まると予想されると指摘されている。すでに第1四半期の成長率は発表されているわけだが、年末までにそこからの上積みがなければ、年間の経済成長率は2.7%に留まる。一方、第1四半期と同じ成長率を年末まで維持すれば、年間成長率は3.5%となる、という。投資環境の悪さが、引き続き経済成長のネックとなっていると指摘されている。

 クドリン元副首相・蔵相も5月の末に、ヨーロッパの債務危機の影響で、ロシアがマイナス成長に陥る恐れがあると指摘していた。上級経済スクールの国際評議委員会のE.マスキン委員長も、欧州情勢が悪化すればロシアは本年中に景気後退に突入する恐れがあるとの見方を示していた。

 一方、経済発展省は、2012年の成長率を3.4%と予測しており、8月その予測を見直すことを予定している。世銀は6月12日に2012年のロシアの経済成長見通しを3.5%から3.8%に上方修正したばかりだ。EBRDでは4.2%を、IMFでは4.0%を、OECDでは4.5%を予想している。

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 一次リーグで最後に残されたグループDの2試合が行われ、イングランドVSウクライナは1:0、スウェーデンVSフランスは2:0。結果、表に見るように、1位のイングランドと2位のフランスが決勝トーナメント進出を決めた。イングランドに勝つしかなかったウクライナだったが、出場停止が解けたルーニーの復帰祝い弾に沈み、The End、ロシア語で言えばカネーツ、ウクライナ語で言えばキネーツィとなった。

 ウクライナにとってみれば、なにせ格上相手のイングランドに勝たなければならないという難しい状況。一方、引き分け以上でいいイングランドは無理をせず、自陣ゴール前に堅牢な守備網を敷いた。必然的に、前半のポゼションは6:4くらいでウクライナが上回るものの、イングランド守備陣の壁の前に立ち往生する場面が目立った。ロングシュートも相手GKを脅かすには至らず、前半は私が可能性を感じた惜しいシュートは1本しかなかった。

 それでもスコアレスで折り返して可能性を残したのだが、後半立ち上がりにコーナーキックからの流れだったか、敵のクロスが変な形でゴール前に入り、味方・敵と2人くらい中途半端に触ったのでウクライナGKピヤトフが反応できず、ファーサイドに流れたところをルーニーに押し込まれて先制を許した。この場面だけを見れば不運な失点だったが、イングランドはチャンスの数こそ少ないものの、クロスの上がる場面で必ず2人くらいがゴール前に詰めている点がウクライナと異なり、その意味では必然性に満ちた先制点だった。

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 ただ、ウクライナが同点に追い付くチャンスは充分にあった。左からの正確なクロスをミレウシキーだったかゴール前でフリーでヘディングする場面があったが、あれは決めなくてはダメだろう。また、デヴィチがゴール前でGKと1対1に近い形になり、決定的なシュートを放ったが、敵DFのテリーにクリアされた場面があった。スローで見ると、明らかにゴールラインを割っており、補助審判を置きながらのこの大誤審は重大な物議を醸すことになるだろう。もっとも、この2つの決定的なチャンスは、どちらもオフサイドを見逃されて生まれたもののように、私には見えた。その意味では、プラマイゼロみたいなものか。

 イングランド戦に出れるかどうか、50:50と言われていたシェフチェンコは、70分に途中投入。コーナーキックからダイビングヘッドを見せる場面はあったが、見せ場はそのくらいだった。シェフチェンコの伝説は、初戦のスウェーデン戦で決めた2発で打ち止めとなり、結局ウクライナが今大会で挙げたゴールもその2点だけだった。

 それにしても、ウクライナにとって、勝利した初戦はキエフ開催、負けた2・3戦目はドネツィク開催であった。WOWOWのアナウンサーが語っていたところによると、ウクライナ代表はこれまでドネツィクで7試合くらい戦って、一度も勝ったことがないそうである。アナ氏も言っていたが、ドネツィクの応援の熱狂度はキエフのそれに比べて低いようで、現に私自身、フランス戦やイングランド戦の後半の劣勢な場面で、地元サポの諦めが早すぎるように感じた。そもそも、ホスト国が自国試合の開催都市を自由に選ぶ権利があるのかどうか知らないが、ドネツィクでの開催というのはどうだったのかという点も(現在のウクライナの政治・経済がドネツィク閥によって牛耳られていることと関係はあるのか?)、今後議論の的となるかもしれない。

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 前のエントリーに引き続き、ウクライナ国民生活の「今」をお届けする記事をもう1本書いておこう。キエフ社会学国際研究所が本年2月にウクライナ全国で成人2,031人を対象に行った世論調査で、回答者が最も憂慮している問題は何かを複数回答で問うている。その結果を示したのが、上図である(単位はパーセント)。出所はこちらだが、欠落があるようなので、こちらからも一部補った。

 なお、たとえば回答者が「ロシアとの協力の問題を憂慮している」と答えた場合に、回答者がロシアとの協力を支持しているのか否かは、不明であるように思われる。支持・不支持にかかわりなく、とにかくその問題に関心を寄せているというのがこの設問の趣旨だと、私は理解している。

 さて、図を見れば一目瞭然のように、国民を何よりも憂慮させているのは、物価の問題だ。それに失業・賃金の問題が続く。旧ソ連各国では、人々は自分に身近な生活・社会の問題に主として関心を寄せると相場が決まっているが、ウクライナもその御多分に漏れない。ウクライナのニュースが我が国で伝えられるとすれば、強権政治、ロシアとの駆け引き、EUやNATOとの関係といったところが主たるテーマになるところだが、そうした高次元の外交・政治・経済の問題に国民が高い関心を示しているとは言えない。もっとも我が国で同じような調査をしても、日米安保やTPPへの一般国民の関心度がそれほど高いとは思えないので、こういうのはだいたい万国共通なのかもしれない。

 注意すべきは、7番目とかなり高い順位となっている「汚職」だろう。我々は汚職というと、ついロッキード事件とかリクルート事件のような政府高官の汚職を想像してしまう。しかし、ロシア圏では、市民がお役所の窓口で、あるいは医療・教育などの公共的なサービスの場で、日常的に汚職に直面してその実害に遭っているのである。つまり、汚職も国民にきわめて身近な生活・社会の問題ということになる。

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 なんか、本ブログにサッカーのことばかり書いて、本業が疎かになっているような気が。調査・研究活動も平常どおり続けているんだけど。

 今、ウクライナについての書き物をしていて、その過程で見付けた資料をちょっと紹介したい。ウクライナの社会調査機関「ラズムコフ・センター」のサイトを見ていたら、ウクライナ国民の生活実感の長期的推移を跡付けた調査結果を見付けたので、それをグラフにしてお見せする。

 ラズムコフ・センターでは、定期的に実施しているウクライナ全国の世論調査で、「次の状況のうち、貴方の家庭に最も合致するのはどれだと思うか?」という質問を問うている。回答の選択肢は、「どんなものでも買える」、「生活には余裕があるが、住宅や自動車までは買う余裕がない」、「生活にはほぼ困らないが、家具・冷蔵庫・テレビなどを買うのは難しい」、「食料品や安価な必需品は買える」、「必需品を買うことすらままならない」という5つ。その回答結果が、2004年から2011年までにどのように変遷してきたかを示したのが、上図である。ただし、「どんなものでも買える」と答えた回答者は、ピーク時でも1.1%にすぎず、だいたいは1%以下なので、これを図示することは不可能である。そこで図では便宜的に、「どんなものでも買える」と「生活には余裕があるが、住宅や自動車までは買う余裕がない」を合計して、「生活には余裕がある」として示している。また、年に何回か調査が行われている中で、基本的には毎年3月の調査結果にもとづいて作図したが、3月の数字が得られない場合にはなるべくそれに近い月のデータで代用した点、ご容赦願いたい。

 ともあれ、図からは以下のような点が読み取れよう。第1に、ウクライナ国民はまだまだ全体的にあまり豊かではないということである。最新の2011年3月の調査結果は、「どんなものでも買える」:0.2%、「生活には余裕があるが、住宅や自動車までは買う余裕がない」:3.4%、「生活にはほぼ困らないが、家具・冷蔵庫・テレビなどを買うのは難しい」:33.6%、「食料品や安価な必需品は買える」:39.6%、「必需品を買うことすらままならない」:20.7%、であった(回答困難・無回答が2.4%)。むろん、この手の調査では、どちらかというと自分の暮らし向きを厳しめに評価するバイアスがあるかもしれない。一時期、日本車が飛ぶように売れて供給が追い付かなかったことを考えれば、このグラフが示唆するよりも、ウクライナ国民の購買力はありそうである。それでも、ロシアと比べればだいぶ見劣りするのは間違いないし、貧困層にかなりの厚みがあることは否定できない。

 第2に、趨勢的な情勢も、あまり芳しくないということである。バブル華やかなりし2008年前半までは、国民の物質的状況も年々改善されていた。それが、リーマンショックを受け、2009年に大幅に悪化してしまった。経済危機からの回復がロシアなどよりも遅れている上に、2011年の数字を見ると、状況が再び悪化しつつあるとも受け取れる。

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 ロシアのグループステージ敗退を考えるに、痛かったのは、2戦目のポーランド戦で、1点リードしながら、ポーランドに同点ゴールを許し、そのまま引き分けてしまったことである。

 実は、ロシアがW杯およびユーロという2大大会で引き分けるのは、実に16年振りのことであった。ロシアはユーロ1996でチェコと3対3で引き分けて以降、W杯およびユーロでは12試合連続ですべて勝ち負けがはっきりついていたのである。ワイルドだろ? ただし、1998W杯、ユーロ2000、2006W杯はそもそも出場を逃しているが。

 この間の戦績を整理すると、以下のようになる。勝ちは青、負けは赤で示す。

 2002年W杯
ロシアVSチュニジア 2:0
ロシアVS日本 0:1
ロシアVSベルギー 2:3
 2004年ユーロ
ロシアVSスペイン 0:1
ロシアVSポルトガル 0:2
ロシアVSギリシャ 2:1
 2008年ユーロ
ロシアVSスペイン 1:4
ロシアVSギリシャ 1:0
ロシアVSスウェーデン 2:0
ロシアVSオランダ 3:1
ロシアVSスペイン 0:3
 2012年ユーロ
ロシアVSチェコ 4:1

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 グループステージも佳境を迎え、18日にはグループCの2試合を開催。スペインVSクロアチアは1対0でスペイン、イタリアVSアイルランドは2対0でイタリアが勝利、その結果1位スペインと2位イタリアが決勝トーナメントに駒を進めた。

 私はスペインとクロアチアの試合を録画観戦。状況としては、スペインは引き分け以上でOK、クロアチアは(裏でイタリアがリードしていたので)勝利か2点以上の得点を挙げての引き分けが必要だった。ずっとスコアレスの状態が続き、88分にスペインがようやく先制して、そのまま勝利した。

 決勝点は、オフサイドじゃないのかな? スペインのイニエスタとヘスス・ナバスの2人が完全に裏に抜け出して、イニエスタ→ナバスと渡ってナバスが決めたわけだけど、最初にパスを受けたイニエスタは確かにオンサイドながら、ナバスの位置はオフサイドだった。最初のパスに反応しても、ボールに触らなければいいということ? よくルールが分からないや。

 この試合、成り行き次第では、スペインが負けてもおかしくなかった。ポゼションはスペインが上でも、相手GKを脅かすようなシュートは、明らかにクロアチアの方が多かった。スペインは、連戦の疲れも見え、パスの出し手と受け手以外の3人目の動きはほぼ見られなかった。楽勝だったアイルランド戦を除けば、グループステージの戦いは、優勝候補に相応しい横綱相撲という感じではなかった。果たしてこれから上がってくるのか。

 ヨーロッパの尺度で、何を「大国」と呼び、何を「小国」と呼ぶかは、難しい。ただ、ことサッカーに関して言えば、開催国のウクライナやポーランドは小国だろう。A組の波乱はあったにせよ、ユーロ2012は全体として「小国による大国のための大会」の様相を呈しつつあるような。19日のD組でイングランドとフランスが勝ち上がり、ウクライナが消えてしまったら、ますますそうなってしまう。

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 グループAの最終戦でギリシャに敗れ、決勝トーナメント進出を逃したロシア。ロシアはなぜ負けたのか? 関係者・専門家によるコメントは以下のとおり。

 D.アドヴォカート(ロシア代表監督):ロシア代表での私の仕事について、他人がどう思おうと、どのように評価しようと、私にとってはまったくどうでもいい。我々は良いチームで、16試合連続で負けなしだった。今日の敗戦は、不運としか言いようがない。ロシア代表での自分の仕事について、誇りに思うことができる。我々は今日、特に前半は、良い試合をしたが、ギリシャに先制を許したことで歯車が狂った。後半はゲームを支配したが、どうしても1点がとれなかった。全員が引いて自陣を固めているチーム相手に戦うことは難しく、我々の戦術は機能しなかったが、これもサッカーだ。負けたのはK.ズィリャノフ不在のせいだけではなく、単に彼の代わりを見付ける必要があったということで、D.グルシャコフがそれにふさわしいプレーヤーだったということだ。A.ケルジャコフを下げたことに関して言えば、彼は3試合でノーゴールで、監督であれば誰でも彼を代えただろう。

 F.サマラス(ギリシャ代表FW):我々はロシアに対してどのように戦えばいいのか理解しており、戦術を忠実に遂行した。守備を固め、カウンターを仕掛け、ちょうどよい時に得点した。完全にやり切った。ロシア側には、決定機すらなかったと思う。

 A.タルハノフ(ヒムキ監督):ロシアの攻撃陣には、相互理解が欠けていた。テンポアップした時は良い場面も作れたが、全体に攻撃が遅かった。ほぼ試合を通じて、主導権は握っていたのだが、相互理解のどこかがおかしかった。K.ズィリャノフがプレーしていた時には、中盤のバランスがとれ、彼は忠実にプレーできる一方、攻撃への突破口を見出していた。それに対し、ギリシャ戦で先発したD.グルシャコフはリスクを避けてプレーし、その結果攻撃の多彩さが失われた。A.ケルジャコフはピッチ上の動きは悪くなく、良いポジションをとっていたが、フィニッシュの精度を欠いた。ケルジャコフをR.パヴリュチェンコに代えることは私も予想していたが、グルシャコフはP.ポグレブキャクではなくM.イズマイロフに代えると思った。強力なフォワード2人を並べるというのは、ヒディンク前監督のやり方だ。ギリシャが多少なりともプレーをしていたのは最初の10分だけで、あとは自陣に引いてカウンターに専念していたが、それでも何度かチャンスを作ったのは驚きだ。

 O.ドルマトフ(チェルノモーレッツ・ノヴォロシースク監督):ギリシャに負けたのは、攻撃に意外性がなかったから。ロシアにとっては苦しい試合になったが、一番良くなかったのは、ロシアの選手がボールを受けた時に前を向けていなかったことである。むろん、ギリシャ側が引いてコンパクトな陣形をとり、我々にそれを強いたのだが。ただ、ロシア代表のコンビネーションプレーはどこに行ってしまったのか? 以前はもっと意外性のあるプレーを披露していたのだが、今回は見え見えのサッカーに終始した。負けたのには、ちょっとした油断があった。失点の場面で、S.イグナシェヴィチがなぜか前に出てしまったが、Yu.ジルコフがそのバックアップをするべきだった。こんなちょっとした油断で、きわめて大きい代償を支払うことになった。

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 こちらに、とても気になるニュースが出ている。

 これによると、ウクライナ代表FWアンドリー・シェフチェンコが、左ひざの負傷により18日に行なわれるEURO2012・グループD最終節のイングランド戦を欠場する可能性があることが分かった。ロイター通信が報じている。シェフチェンコは17日の練習を欠席したが、その理由について、チームの広報担当者は同選手が15日に行なわれたフランス戦でひざを負傷したためだと発表してる。また、チームドクターは「シェフチェンコのひざには、フランス戦のあとから水がたまり始め、翌日にはその量が増加した。これは長期にわたる慢性的な関節の問題なのだが、現状ひざにはかなりの水がたまっている状態だ」と負傷の状況を説明。回復のために全力で治療にあたるとし、「イングランド戦に間に合うことを願っている」と回復を祈った、ということである。

 私としてはもはや祈るような気持ちだが、景気付けに、ちょっと別の情報を紹介しよう。こちらのサイトで、ちょっと面白い調査結果を見付けた。キエフ社会学国際研究所が先日ウクライナ全国で成人の回答者1,636名を対象に、好きな自国のサッカークラブとサッカー選手を尋ねた調査の結果である。これによれば、好きなクラブのランキングは、以下のとおりとなっている。

1.ディナモ・キエフ:41.5%
2.シャフタール・ドネツィク:26.8%
3.メタリスト・ハルキウ:7.8%
4.ドニプロ・ドニプロペトロウシク:5.7%
5.カルパティ・リヴィウ:4.3%
6.タヴリヤ・シンフェロポリ:2.7%
7.チョルノモレツィ・オデッサ:2.6%
8.ヴォルィニ・ルツィク:2.0%
9.ヴォルスクラ・ポルタヴァ:1.2%
10.ゾリャー・ルハンシク:1.2%

 やはり、ディナモとシャフタールという2強の人気が突出している。なお、この資料には、ウクライナ全体だけでなく、西部・中部・南部・東部と地域別の支持率も出ているのだが、地域対立の激しい同国にあって、2強の人気がほぼ全国区なのが、個人的には少々意外だった。

 次に、好きな自国選手(正確には「信頼と共感を寄せる選手」)のランキングを見てみよう。3人までを挙げる複数回答となっている。

1.A.シェフチェンコ:44%
2.O.ショウコウシキー:31%
3.A.ティモシチューク:28%
4.O.グセフ:27%
5.Ye.コノプリャンカ:23%
6.A.ヴォロニン:23%
7.O.アリエフ:19%
8.A.ミレウシキー:19%
9.A.ヤルモレンコ:14%
10.M.デヴィチ:11%

 やはりシェフチェンコが一番人気。そのほかにも、ディナモ・キエフの選手が目立つ(シャフタールの主力は外国人ばかりなので)。2位のディナモの守護神ショウコウシキーが怪我でユーロに出れないのが返す返すも残念。私の推すグセフは4位。

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 関税同盟を構成するロシア・ベラルーシ・カザフスタン3国の首相会議が6月15日にサンクトペテルブルグで開催され、こちらのニュースによれば、鉄道コンテナ輸送に従事する合弁会社を設立することで合意した。

 これによれば、会議ではいくつかの文書が署名されたが、その一環として近い将来に鉄道コンテナ輸送合弁会社を設立することで合意した。カザフのK.マシモフ首相によれば、これはカザフ・中国国境と、ベラルーシ・ポーランド国境を結ぶトランジット輸送のプロジェクトであり、海路に比べて競争力を持ちうるという。出資比率は、3国33%ずつとなる方向。新たな合弁会社に、ロシア鉄道は公開型株式会社「トランスコンテナ」の株式50%+1株を出資する予定。カザフは、カズトランスセルヴィス、ケデントランスセルヴィスの資産を出資する。ベラルーシはブレストのターミナルを出資する可能性がある。

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 サッカーの主要大会では、まず4チームによる総当たりでグループステージを戦うのが通例である。その際に、3試合のうち、初戦を落として勝ち点ゼロに終わると、2位以内に入って決勝トーナメントに進むのが限りなく難しくなるというのが、サッカーの常識だ。調べている余裕はないが、前回、前々回のW杯などでも、初戦を落として一次リーグを突破したチームというのは、あまり多くないはずだ(南アW杯でスペインが初戦スイスに敗れ、結局優勝したという例外はあるにせよ)。

 そうした観点からすると、今回のユーロ2012は、特異な展開を辿っている。グループAでは、初戦でロシアに敗れたチェコが、最終的にはグループ1位で関門を突破。そして、17日開催されたグループB最終の2試合の結果、初戦でドイツに敗れていたポルトガルが、終わってみれば2位通過を果たしたのである。それだけ、W杯よりもユーロの方が各国の力が接近していて、最後まで何が起きるか分からないということなのだろうか。

 ただ、さすがにオランダの奇跡への挑戦は、失敗に終わった。すでに2敗していたオランダは、グループBの最下位に沈んでいた。普通であれば、もう敗退が決まってしまうような成績だが、この組ではドイツが独り勝ちの様相を呈し、最終的にオランダ・ポルトガル・デンマークの3国が1勝2敗で並ぶ可能性があったため、オランダは薄い首の皮一枚で繋がっていたのだ。

 しかし、上述のようにグループステージでは初戦を落としただけでも苦しいのに、2連敗した後に1つ勝って決勝トーナメントに進むというのは、本当に奇跡に近い。WOWOWのアナウンサーが語っていたところによると、これまで主要大会で当該の状況は百数十回あったが、決勝トーナメント進出に実際に成功したのは、コンフェデにおける米国の1回だけだったということである(コンフェデが「主要大会」なのかという疑問は置くとして)。

 他方、17日の試合でオランダが決勝トーナメントに勝ち進むための条件を整理すると、1.ドイツがデンマークに勝ち、2.オランダが2点差以上でポルトガルに勝つ、というものだった。1は順当とも言える結果だし、2にしても充分にありうるだろう。この条件だけ見ると、アナウンサー氏も言っていたが、決して「ミッション・インポッシブル」という感じはしない。

 そんなわけで、幕を開けたオランダVSポルトガル戦。想像に難くないように、オランダはこれまでの2試合の寝ぼけたような戦い振りとは打って変わって、序盤からエンジン全開で攻勢をかけた。そして、11分に見事先制したまではよかったのだが…。しかし、後が続かず、28分にポルトガルのロナウドに同点弾を許すと、完全に試合の主導権を失った。後半の74分にロナウドに逆転ゴールを浴び、万事休す。

 いつも思うのだが、サッカーでは、「2点差以上で勝つ」とかそういう条件付きの勝利を義務付けられると、本当に難しい。オランダとポルトガルが何の前提条件もなく戦えば、オランダが先制し、その延長上で追加点も挙げて2対0で勝つということは普通に起きうるが、最初から2点差以上で勝つなどと考えると、だいたいロクな結果にならない。

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 日本の政局で、消費税引き上げ論議が、大詰めを迎えている。特にそれを意識したわけではなかったのだが、このほど野口悠紀雄『消費増税では財政再建できない ―「国債破綻」回避へのシナリオ』(ダイヤモンド社、2012年)を読んだ。

 周知のように、政府は現在5%となっている消費税の税率を、2014年に8%に、そして2015年には10%に引き上げようとしており、野党自民党もすでにこの案を受け入れているので、近日中にもそれが正式決定される見通しである。しかし、野口氏によると、この増税によって日本の財政が改善する可能性はないという。野口氏のシュミレーションによると、消費税率を5%引き上げても、国債発行額は2年間でもとに戻ってしまい、日本の国債の国内発行は2020年代に行き詰ることになるということである。私はこの本をざっと読んだだけであり、野口氏の分析を検証する能力を持たないが、仮に野口氏の説が正しいとすると、消費財引上げは10%が終着点ではなく、早くも2010年代の後半には「一層の引き上げが必要」という議論が出てくることが予想される。これでは財政赤字と消費税引き上げのいたちごっこである。そこで野口氏は、財政を圧迫している元凶である社会保障のあり方を、内需の拡大に繋げる方向で改革していくべきだと唱える。

 さて、私はロシア経済の研究者ではあるが、プロパーのマクロ経済学者ではない。なので、次に述べる疑問は、おそらく「子供電話相談室」レベルの愚問なのかもしれない。と断わった上で言わせていただくと、私は本書第2章第6節「国債は負担を将来に転嫁しない」を読んで、まったく納得が行かなかった。野口氏は概要以下のように述べている。すなわち、国債が内国債であるかぎり、負担を直接に将来に移すことはできず、国債であっても税であっても、負担を現時点の人々が負うことに違いはない。この2つの財政調達手段の違いは、犠牲にされるものの違いであり、国債では主に投資が、税では主に消費が犠牲にされる。国債か税かというのは、現時点で負担するか将来時点で負担するかの選択ではなく、投資を犠牲にするか、消費を犠牲にするかの選択だ。もしも家族が銀行から借り入れれば、その時点で家族が使える資源量は増え、そして将来の返却時に家族が使える資源量は減少するので、負担を将来に移す。しかし内国債は、家族内で夫が妻から借り入れるようなものであり、家族全体で使用できる資源量は変わらないし、将来夫が妻に返却する時も家族全体の資源量は変わらない。

 うむ、正直、私には理解できない説明だ。普通、「負担を先送りするな」という議論の際に問われているのは、日本の国民経済全体の資源量ではなく、納税者の負担だろう。国債が、現時点での納税者の納税負担を軽減し、その分将来の納税者の納税負担を重くすることは、間違いないはず。要するに、どの単位を枠組みとして考えるのかという問題ではないか。野口氏は外国から借り入れた場合は負担を将来に先送りすることになるとしているが、その場合でも「地球全体で使用できる資源量は変わらないから先送りではない」という屁理屈も成り立つような気がするし。そうなると、火星人から借りたらどうか、いやでも太陽系全体では、などとキリのない話になってしまう。野口先生のことはこよなく尊敬するが、私の頭が悪いのか、上記の理屈だけはどうにも納得できなかった。

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20120617_group_a

 グループAの最終戦、ロシアVSギリシャ、チェコVSポーランドが同時刻に開催され、ロシアはギリシャ相手に0対1でまさかの敗戦。ロシアはそれでも裏の試合が引き分けだったら決勝トーナメントに進めたが、裏ではチェコが1対0勝利。結果、グループAは上掲の表のような最終順位となった。ロシアは1勝・1分け・1敗でギリシャと並び、得失点差では上回っているものの、ユーロのレギュレーションでは当該チーム同士の勝敗が優先されるので、ロシアではなくギリシャが勝ち抜けることになったわけである。

 ロシアは、初戦のチェコ戦こそ4対1で快勝したものの、ベテラン依存ゆえか勢いが持続せず、尻すぼみのような形で、グループステージで消えることになった。ロシアの代表チームよりも、フーリガンの暴れっぷりの方が強いインパクトを残すという皮肉な結果に。私個人は職業的な関心上ロシアを応援していたが、大会の安寧のためにはロシアが去った方がいいのかもしれない。地元開催の2018W杯に向け、ロシアのサッカーは、代表チームのレベルも、観戦文化も、大幅な改善が求められるところだ(そもそも、これだけサポーターに節度のない国で、W杯を開催することが適切なのかという根本的な問題も含め)。

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 今回のユーロを観るために、初めてWOWOWに加入した。私はかつて、テレビ東京の久保田光彦氏が、最も好きなサッカー実況アナウンサーだった。しかし、テレビ東京は近年ほとんどサッカー番組をやらなくなってしまったし、あげく久保田氏は2005年にテレ東を退社、フリーになってしまった。WOWOWで実況をしているらしいということは聞いていたが、未加入の私には観る機会がなく、残念に思っていた。そんなわけで、今回のユーロは私にとって、かつて一番好きだったスポーツ・アナウンサーである久保田氏の実況を再び堪能できる機会ともなっているわけである。ただ、倉敷保雄氏をはじめとするスカパー!のアナウンサーのサッカー知識や実況の技術などに慣れてしまった今となっては、「ラストパス送るーー」といった久保田節に懐かしさを感じることはあっても、もはや特別に「上手いな」とは思わなくなってしまった。

 15日のイングランドVSスウェーデン戦は、奥寺康彦氏が解説だった。私の応援するウクライナにとっては、イングランドVSスウェーデン戦は引き分けが一番都合の良い結果だった。しかし、解説の奥寺氏は、なぜか露骨にイングランドに肩入れしており、ムカついた。イングランドが正義であり、スウェーデンはそれを邪魔する者という視点で語っていた。奥寺氏はドイツでのプレー経験があり、ドイツに思い入れるのならまだ理解できるが、中立的な解説者の立場で、あの態度はまずいのではないだろうか。

 ところで、これはWOWOWではなく、現地で映像を制作している連中の責任だが、今回のユーロの映像、私は大いに不満である。私はサッカーの試合などというものは、基本的に俯瞰映像をずっと流しているのが一番観やすいと思っているのだが、ユーロの映像は切り替えが激しすぎたり、余計なものを映したりして、非常にイライラさせられる。特に、観客の様子をアップで映して、映された本人がビジョンでそれに気付いて手を振ったりする光景が、私は大嫌いである。選手が怪我をして試合が止まっている時とかだったら、中継のアクセントとして多少そういうのを入れても許すけど、プレーが進んでいる最中にプレーヤーではなく観客の様子を映すということが多々あり、制作者の神経を疑う。まあ、今回のユーロに限らないのだろうけれど、とにかく嫌だ。

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 グループDの2周目、ドネツィクで開催されたウクライナVSフランスは、2対0でフランスが勝利。もう1試合ではイングランドが勝った。その結果、(私の理解が正しければ)ウクライナは次のイングランド戦で勝たなければ、決勝トーナメントに進めないという、厳しい状況に追い込まれた。

 個人的なことだが、私はテレビでスポーツ観戦するに当たって、別に生でなくても構わない。だから、今回のユーロも、録画して、朝観ている。ただし、あらかじめ結果が分かってしまうのは、興醒めだ。その点、ヨーロッパで開かれる大会は、録画したものを朝起きて観るというスタイルを貫けば、事前に結果が目に入ってしまったりするリスクもないから、観戦を堪能できる。極端なことを言えば、私の価値観はやや特殊かもしれないが、録画でもいいからまっさらな状態で観戦を楽しめるということの方が、自分の応援している側が勝つことなどよりも、大事だったりする。

 で、その私の価値観からすると、最悪と言ってもいい出来事が起きた。何と、この日のドネツィクは試合開始直後に激しい雷雨となり、前半の途中で1時間くらい試合が中断された。なので、WOWOWの当初の番組時間枠に試合が収まらなくなり、録画されたものを観ていたところ、後半5分くらいで録画が終わってしまった。これが野球とかであれば、番組編成および録画なんかも試合時間が伸びたことにスムーズに対応するようになっているが、なにせサッカーの試合が予定時間に収まらないことなど滅多にないので(おそらく1%もないに違いない)、このような事故が起きたのだ。それが、肝心のウクライナ代表の試合で起きるとは、うーーむ。というわけで、後半5分くらいの、ウクライナ・フランスともに無得点という緊迫した場面で、録画が終わってしまった。むろんWOWOWでは次の帯番組をこの試合の中継に差し替えて対応しており、生視聴の人たちはバッチリ観られるわけだが、こういう時に録画組はつらい。

 いつもの私であれば、その時点で自分のサッカー観戦脳の一時停止ボタンを押して、再放送に賭ける。再放送まで、かたくなに情報を遮断して、後半5分から観戦を再開する。ただ、今日は土曜日なので、いつものように1試合で我慢するのではなく、2試合観ちゃえと思って、イングランドVSスウェーデン戦も録画してあった。ひょっとしたら、こちらの方に、ウクライナVSフランス戦の残りが録画されているのではないか? そのように、一縷の望みを託し、再生してみたところ、そこでは確かにウクライナVSフランス戦の模様が繰り広げられていたのだが…。

 なぬ? もう後半30分過ぎで、ウクライナが0:2で負けてる!!! 途中が吹き飛んでしまった上に、その間にウクライナが2点もとられたということで、二重のショック。一気に脱力した。私だけでなく、ピッチ上のウクライナ代表は完全にガス欠状態だし、ウクライナ・サポも意気消沈している。点をとられたのは53分と56分だったみたいで、ということはあの録画が切れた直後に失点したのか。後半頭までは同点の緊張感ある試合だっただけに、ワープした先の光景が信じられなかった。

 「じゃあ、お前は、自分の応援するウクライナが失点する場面を観たかったのか?」と言われるかもしれないけど。まあ、ある意味で、そのとおりだよね。勝つにせよ、負けるにせよ、とにかくまっさらな状態で、それをしかと見届けたいというのが私の価値観だから。

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 こちらのサイトに、ウクライナ代表のキャプテンA.シェフチェンコがスウェーデン戦の勝利後に応じたインタビューが掲載されていたので、発言要旨を以下のとおり紹介しておく。

 試合前日はグッスリ眠れた。前夜も、当日朝も、何の不安もなかった。ウクライナ代表が試合に集中できていることは分かっていたし、自分たちの力に自信があったので。実際、万事上手く行った。

 (インタビュアー:君は経験を積み、なおかつ今回はコンディションが良いということで、その2つが噛み合うことでスウェーデン戦の活躍があったということ?)そのとおり。コンディションの良さは、特に、前半終了時点に感じた。前半にはたくさん動いて、ダッシュを繰り返したにもかかわらず、後半になっても、さらに運動量を増やせる感じがした。実際、さらに動いて、2得点を挙げることができたわけだ。敵よりも一瞬だけ速く反応することができた。

 (さらなる上積みは可能?)個人としてよりも、チームとしてその余地がある。スウェーデン戦のウクライナは素晴らしかったが、我々はチームとしてもっとできる。今度は、フランスを相手にしなければいけないわけだから、なおさらそれが必要だ。スウェーデン戦の勝利が歴史的な快挙であることは事実にしても、早く忘れて、次の試合に集中しなければ。勝利の余韻に浸っている余裕はない。喜びのあまり、スウェーデン戦で犯した誤りを修正することを忘れてしまってはダメだ。フランス戦はまったく違う戦いになるのだから。

 (キャプテンとしてチームメートに言いたいのは?)スウェーデン戦で得たポジティブなムードはキープするべきだけど、過信は禁物。戦術練習で、チームとしても、個人としても、犯したミスをチェックしなければならない。そして、来たる試合では、自分たちのプレーをシンプルにする必要がある。難しいことをしようとすると、ロクな結果にならない。

 正直に言えば、度重なる怪我で、自分が本当にユーロでプレーできるのだろうかという不安は、直前まであった。しかし、自分は諦めず、トレーニングを続けた。サポートしてくれた人たちに心から感謝している。

 (後半開始直後に、着地に失敗して、膝を抱えていたけど、問題はないの?)相手選手に、膝よりも少し上のところを蹴られた。今でも腫れているけれど、トレーニングを再開する水曜日までにはだいぶ良くなっていると思うよ。

 自分には2人の息子がいるが、試合前に、僕たちのためにゴールを決めてくれと言われた。となると、1人に1ゴールで、2つのゴールが必要ということになる。試合後、息子たちに、「パパ、約束を守ってくれてありがとう」と言われたよ。(次のゴールは妻のため?)むしろ、チームと、忠実なサポーターたちに捧げたい。サポーターたちは、スウェーデン戦で素晴らしい応援をしてくれたし、フランス戦・イングランド戦でもそうしてくれるはずだから。

 サッカーに年齢は関係ない。大事なのは、情熱と健康だ。

 (O.ブローヒン監督は、エストニアとのテストマッチのスタメンをほぼスウェーデン戦にぶつけてきたけど、唯一違ったのは、M.デヴィチの代わりに君を先発させたことだった。先発を伝えられたのは、いつ?)試合開始の2時間くらい前の、作戦指示の時だった。ただ、仮に先発でなかったとしても、その判断を冷静に受け入れたはずだ。9日間で3試合という厳しい日程では、選手への負荷が大きく、23人の選手が先発と控えに明確に分かれるなんてことはないからね。いつでも行けるように、準備をしておかなければならない。

 (シェフチェンコVSイブラヒモヴィッチという新旧ミラン・エース対決の図式で捉えていた人が多かったけど?)サッカーはチームスポーツで、個人対決は二の次。チームが勝ったり負けたりするのであって、個人ではない。(イブラが負けを受け入れていないことに関し)他人の発言にコメントするつもりはないが、ただ私のゴールとウクライナの勝利は順当なものだったと思う。

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 プーチン政権下のロシアでは、元々7つの「連邦管区」が設けられていたが、そのなかの「南連邦管区」は低開発や民族対立に苦しむ難しい地域が多く、そうした問題に対処するため、2010年1月に南連邦管区から7地域を切り離す形で新たに「北カフカス連邦管区」を設置した経緯がある。

 北カフカス連邦管区に属しているのは、ダゲスタン共和国、イングーシ共和国、チェチェン共和国、カバルダ・バルカル共和国、カラチャイ・チェルケス共和国、北オセチア共和国、スタヴロポリ地方の7地域である。

 一方、南連邦管区にとどまっているのは、アディゲ共和国、カルムィク共和国、クラスノダル地方、アストラハン州、ヴォルゴグラード州、ロストフ州の6地域である。

 そうしたなか、こちらのニュースによると、4月頃からマスコミ等で、南連邦管区を廃止し、現在それに属している6地域を北カフカス連邦管区と沿ヴォルガ連邦管区に振り分けるという情報が流れているという。ヴォルゴグラード州、アストラハン州、カルムィク共和国を沿ヴォルガ連邦管区に、ロストフ州、クラスノダル地方、アディゲ共和国を北カフカス連邦管区に移し、その上で北カフカス連邦管区の中心を、現在のスタヴロポリ地方ピャチゴルスク市から、ロストフ州ロストフナドヌー市に移すということがささやかれているらしい。しかし、A.フロポニン副首相・北カフカス連邦管区大統領全権代表は、これを否定するコメントをマスコミに示した。フロポニンは、何人かの専門家がそうした案を持ちかけていることは事実であり、そうした提案には一理あるものの、政府・大統領レベルでは南連邦管区の再編は本格的に議論されておらず、結論が出るのにはだいぶ時間がかかるだろう、と述べた。

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 こちらのニュースによると、米国政府はこのほど、ブッシュ前政権時代の2006年6月16日に導入されたベラルーシの政権幹部に対する制裁措置を、さらに1年間延長する措置をとった。2006年、米政府はベラルーシの10名の政権幹部の資産を凍結する措置をとっている。具体的には、A.ルカシェンコ大統領、S.スハレンコKGB議長、A.ジモフスキー国営テレビ・ラジオ議長、V.ナウモフ内相、N.ピャトケヴィチ大統領府副長官らが制裁の対象になっていた。オバマ大統領が12日に議会に送付した書簡によれば、ベラルーシの何人かの現政権幹部の行為は引き続き米国の安全保障にとっての脅威となっており、またベラルーシは民主主義の方向に進むことを拒んでおり、よって制裁を1年間延期すると説明されている。

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 今朝の録画観戦は、現地時間昨日14日行われたグループCの2周目、スペインVSアイルランド。スペインがアイルランドをまったく寄せ付けず、4対0で圧勝した。見ていて、スペインもフルスロットルという感じではなかったが、それでも地力の差はいかんともしがたい。「虐殺」とまでは行かないものの、「小虐殺」といった趣の試合になった。

 今を遡ることちょうど10年前、日韓W杯で、私がスタジアムで現地観戦した唯一の試合が、グループステージ3試合目のアイルランドVSサウジアラビア戦だった。6月11日横浜スタジアムで開催され、3対0でアイルランドが完勝。この大会では、自分たちのスタイルであるパワープレーを愚直に繰り返すアイルランドがちょっとした旋風を起こし、この横浜スタジアムで開催されたゲームでは、確かアイルランドが2点差以上で勝てば決勝トーナメントに進出できるという状況だった。私も、時ならぬアイルランド・ブームに便乗し、ユニクロで緑色のポロシャツを買い求め(レプリカユニを買うというまでの思い入れはなし)、にわかアイルランド・サポに化けてスタジアムに出向いたものだった。

 しかし、ゲームが始まるとアイルランドが押しまくり、誰がどう見ても2点差以上で勝つことが確実な試合展開に。こうなると、私などは、同じアジアのサウジアラビアに頑張ってほしいという気持ちが芽生え、アイルランドの完勝を複雑な心境で見届けたものだった。

 いずれにせよ、不器用ながら最後まで全力を出し切るアイルランドのプレースタイルはサッカーファンの共感を呼び、この日韓大会のあとしばらく、自分たちのプレースタイルをブレずに貫くことを、「2002年のアイルランドのようにやり切る」と表現するようになったりもしたわけである。

 時は流れ、10年後のポーランド・グダンスク。世界と欧州の統一王者たるスペインの完成されたサッカーの前に、アイルランドはなすすべがなかった。自分たちのサッカーを貫こうにも、あれだけ自陣のゴール前に磔になり、前線にボールを運べた回数が数えるほどという中では、いかんともしがたい。2連敗のアイルランドは、今大会で最初にグループステージ敗退が決まったチームになってしまった。

 余談ながら、スペインVSアイルランド戦を観終わって、ふと自分の姿を見たら、偶然にも、10年前にアイルランドVSサウジアラビア戦を観に行った時の緑のポロシャツを着ていた(ていうか、ユニクロの安物ポロシャツを10年も着るなよ)。

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20120615_denki

 我が家の電気消費量の月別推移。たとえば「6月」とあるのは、6月徴収分の5月半ば~6月半ばの使用量という意味。原発事故が起きてから、節電に励むために記録し始めたもの(2010年5月以前は記録なし)。私の場合、出張で10日間くらい留守にすることもあるから、それによる増減もあるけれど。

 我ながら、昨年の夏は、震災および原発事故の衝撃も生々しかったので、相当節電を頑張ったです。夜の節電は無意味とか、自粛ムードが社会を委縮させるとか言う人もいたけど、とにかく自分なりにできることをしたかった。

 しかし、震災および原発事故から1年経って、自分の気が緩みつつあることは否めない。今年に入ってから、電気消費量が、前年同月をやや上回ってしまっている。夏本番に向け、気を引き締め直すようにしたい。バカと言われるかもしれないが、今年の夏は自宅では一切クーラーなしで過ごしてみようかと思っている。再起動豚野郎の好きにはさせないぞ。

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 こちらのニュースによると、IMFはロシアの年金受給開始年齢を引き上げるべきだと考えているということである。IMF欧州総局のA.スピリンバーゴ顧問が語ったもの。現在男性60歳、女性55歳となっている受給開始年齢を、2030年までに男女とも63歳に引き上げるべきとしている。また、平均余命の伸びを考慮すると、2050年までには65歳に引き上げるべきだとしている。顧問は、ロシアの受給開始年齢は低すぎ、人口の高齢化を考慮するとその引き上げが不可避であると指摘した。

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 13日のグループBの試合では、ドイツがオランダを2対1と破り、連勝。オランダは2連敗となって、決勝トーナメント進出に向けて、赤に近い黄色信号が灯った。個人的に、オランダ大好きというわけではないが、2010年の南アW杯で日本と戦った相手だけに、簡単に敗退してほしくないという気持ちはある。

 ドイツVSオランダ戦が行われたハルキウのメタリスト・スタジアムには、以前一度だけ行ったことがある。同スタジアムは、元々あった陸上競技場を、富豪のヤロシラウシキー氏が資金を負担して、ユーロに向け大改装したものだ。だから外見はピカピカで立派だけれど、中に入ってみると施設は意外に古びている。ドイツVSオランダ戦をテレビで観ても、観客席が暗く、ピッチからも離れているので、サポーターも含めたスタジアム全体の盛り上がりというか臨場感が、あまり伝わってこなかった。

 私のイメージでは、オランダの応援団はいつも、もっと陽気に盛り上がっていると思うのだが、上述のような次第で、少なくともテレビの画面からはそれを感じ取ることはできなかった。むろん、肝心のサッカーにおいてあれだけドイツに圧倒されたら、観客が沈黙してしまうのも無理はない。チームとしての高い完成度を見せ付けるドイツに対し、オランダ側は個人技に頼った散発的な攻撃しか披露できなかった。まあ、それでもファン・ペルシーのファインゴールで1点返したところは流石だったが、試合終盤になると諦めムードすら漂っていた。もう一つの試合で、ポルトガルがデンマークに勝利したため、オランダは「死のグループ」の最初の死者となることを、どうにか免れた形。

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20120613_yanuko

 昨日、ウクライナVSスウェーデン戦についてのエントリーを書いた時に載せようと思っていた写真なのだが、技術的な理由により遅くなった。シェフチェンコが同点ゴールを決めた時の、ヤヌコーヴィチ大統領のガッツポーズ。それを変人でも見るような顔で見上げているプラティニUEFA会長の表情が面白い。西欧の首脳たちが軒並みユーロのウクライナ部分をボイコットする中で、ヤヌコーヴィチの隣で観戦するのは、さすがに気まずかったか?

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 ロシアの連邦政府には、政策分野ごとに、いくつかの委員会(コミッション)が設けられている。これは、省庁のような常設の機関ではなく、政府幹部が適宜会合を開催して政策の方向性を審議する枠組みのようである。

 メドヴェージェフ新内閣の発足に伴い、当然のことながら、これら委員会のトップも入れ替わることになった。それに関する政府指令が6月7日付で公布されており、そのテキストがこちらのサイトに掲載されている。以下、各委員会の旧委員長と新委員長の顔触れを整理しておく。基本的には、閣僚の新旧交代に伴うものである。

 非常事態防止復旧・火災安全委員会:S.ショイグ→V.プチコフ(民間防衛・非常事態・天災復旧相)

 未成年問題・同権利保護委員会:A.フルセンコ→O.ゴロジェツ(副首相)

 宗教団体委員会:V.スルコフ→O.ゴロジェツ(副首相)

 運輸・通信委員会:I.シュヴァロフ→A.ドヴォルコヴィチ(副首相)

 燃料・エネルギーコンプレクス問題委員会:I.セーチン→A.ドヴォルコヴィチ(副首相)

 新任の委員長は、委員会のメンバー変更に関する提案を政府に提出することになっている。

 なかでも、最重要政策領域のエネルギー問題の委員会委員長が、セーチンからドヴォルコヴィチに代わった点が注目されるところである。なお、燃料・エネルギーコンプレクス問題委員会の役割は、こちらのニュースで紹介されている。

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 ユーロ2012の戦いも、一次リーグ2戦目に突入した。A組のロシアは、今度はワルシャワでホームのポーランドと対決。1対1で引き分けることとなった。チェコはギリシャに勝利。この結果、A組各国の勝ち点は、ロシア:4、チェコ:3、ポーランド:2、ギリシャ:1となった。まだすべての国に一次リーグ勝ち抜け/敗退の可能性がある。

 個人的には、やはり研究対象国のロシアを応援しているが、ポーランド戦に限っては、1対1のドローでよかったのではないか。どちらかが勝ったら遺恨が残り、積年の対立に拍車がかかる。同じ引き分けでも、スコアレスだと欲求不満で両国サポが暴れ、2対2とかだと今度は興奮しすぎて暴れるような気がする。一番暴動が起きにくいのが、1対1というスコアではないだろうか(それでも、ワルシャワでは両国サポの衝突、警官隊による暴徒の逮捕があったようだが)。

 ロシアは、順当に行けば、最終戦で決勝T進出を決めるはずである。しかし、12日のポーランド戦の試合内容は、やや不安を残すものだった。頼みのアルシャヴィンが後半にパスミスを繰り返し、そこから何度もカウンターを浴びた。どうやら、アルシャヴィンのスタミナは60分くらいのようなのだが、かといって彼を経由しないと、効果的な攻めの形が作れない、という。夏の、中3日で連戦が続く大会で、ベテラン1人に攻撃を頼り切りというのはなあ。初戦のチェコ戦こそ快勝だったものの、これからさらに上に行くためには、選手層の薄さ、引き出しの少なさがネックになってくるかもしれない。

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 サッカーW杯アジア最終予選で、日本がアウェーでオーストラリアと対戦し、1対1の引き分け。

 先日、オマーン戦やヨルダン戦についてコメントした際には、日本代表にまったく思い入れられなくなったというようなことを書いた。しかし、この厳しいオーストラリア戦では、久し振りにハラハラドキドキしながら、本気で日本を応援した。自分の中にもまだ日本代表愛がちゃんと残っているということを確認でき、安心した。やはり、オマーンやヨルダン相手では試合が一方的になりすぎ、ホームの雰囲気も変にチャラすぎて、それで盛り上がれなかったのだろう。今回のオーストラリア戦のように、ちゃんと厳しい真剣勝負という雰囲気があれば、自ずと引き込まれる。

 試合については、荒れたピッチと、審判ばかりが目立ってしまって、何ともコメントしづらい。まあ、W杯本大会出場に向け、日本代表が順調に歩みを進めていることは間違いないだろう。

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 実は先日、自分の分身とも言うべきiPod Touchを、故障させてしまった。沖縄旅行に行った時に、夕方に酷いスコールに遭った。まあ、沖縄にスコールがあるというのを身をもって知っただけでも勉強にはなったが(本来は真夏がスコールの季節らしいが)、大雨で背負っていたリュックがかなり水をかぶってしまい、リュックのポケットに入れていたiPod Touchが濡れてしまったのだ。おそらくはそれが原因だと思うのだが、それ以来、画面が立ち上がらなくなってしまった。

 で、Apple製品は保証期間内であっても、落下や水没など使用者の責任で壊れた場合には、修理や交換には使用者が費用を負担しなければならないということらしい。今回の私のケースは、「水没」とまでは言えないものの、不注意で水に濡らしてしまったわけだから、やはり使用者の責任になるのだろう。

 しかし、ダメモトで、水に濡れたことなどおくびにも出さず、Appleの窓口で、「原因は分からないが、壊れた」と言い張ってみることにしようと思って、今般Apple Storeに出向いてみた。そしたら、超ラッキー! 新品に交換してもらえた。設定とかデータ入力をやり直すのが面倒だけど、ちょっと液晶に傷が付いて気になってたりもしたし、かえって良かったかも。ちなみに、私のiPod Touchは、起動はしているが、バックライトに不具合が生じて液晶画面がしかるべく表示されない状態だったらしい。

 教訓としては、Apple製品が水没しても、窓口ではそれに触れず、「とにかく勝手に壊れた」と言い張ることだな(責任はとれないので、悪しからず)。

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