服部倫卓のロシア・ウクライナ・ベラルーシ探訪(ブログ版)

私のホームページ「ロシア・ウクライナ・ベラルーシ探訪」(http://www.hattorimichitaka.com)のブログ版です。

 こちらのニュースによると、ロシアで9月27日に開かれた閣議で、電力産業に関する諸問題が討議された。この席でメドヴェージェフ首相は、ロシアの電力消費は2020年までに4分の1増加する(つまり25%増加する)ことになり、電力不足が生じないようにすることが肝心であると発言した。また、電力網への接続は、料金面でも、迅速性の面でも現在は条件が整備されていないが、それをしかるべく整備しなければならないと指摘した。首相によれば、電力部門で近代化を実施することにより、需給の安定性や発電所の稼働率が上がり、設備の老朽化率が低下するとともに、現在はかなりの規模に上っている送電ロスが低下することになるという。我々はすでにこの方向に歩み出しており、2011年には6ギガワットの新規発電能力が稼働したと、首相は述べた。

 以上が記事のあらましだが、節電が叫ばれる日本とはだいぶ様相が異なり、まずは供給能力の拡大こそが課題とされているようだ。贅肉の多いロシアでは、省エネを進めるだけで、充分に需給が改善するはずだが。


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6a4c9192.jpg本日は立正大学で臨時講義。

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 ヨーロッパの方では、サッカーのチャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグが始まっている。普通の日本人なら、ビッグクラブのスーパースター軍団や、あるいは日本人選手の活躍に熱視線を送るところだろうが、私は今季もロシア圏のチームを中心にテレビ観戦にいそしむつもりだ。

 CLには、私の関係国から5チームが出場している。ロシアのゼニト・サンクトペテルブルグとスパルタク・モスクワ、ウクライナのシャフタール・ドネツィクとディナモ・キエフ、そしてベラルーシのBATEボリソフである。予選に出たロシア圏のチームがことごとくそれに勝利したので、やたらと数が増えた。ELにも、ロシアのルビン、アンジ、ウクライナのメタリスト、ドニプロが出ていて(もっとあったかな? 未確認)、ずいぶん賑やかだ。

 CL、ELとも、すでに一次リーグの第1ラウンドが終わった。まあ、スパルタク・モスクワがカンプノーでバルセロナ相手に2発ぶち込んだのもすごかったけれど(結局2:3で敗戦)、何と言っても特筆すべきは、BATEボリソフがフランスのリール相手に敵地で3:1の完勝を収めたことである。BATEにとっては、待ちに待ったCL本大会での初勝利。思い起こせば、昨シーズンもCLに出場しながら、グループステージで1勝もできず、しかもホームの最終戦で変な相手に敗れて、ELに回れる3位の座も明け渡してしまった。今季も、CLのグループステージは決して楽な組み合わせではなく、「下手にCLに出た分、またELでの戦いの権利も逃してしまうのか?」なんていう嫌な予感が漂っていた。それだけに、今回の幸先の良い勝利は誠に慶事と言う他はない。

 たしかに、地元のリールの出来の悪さに助けられた面は大きかったかもしれない。それでも、BATEにとってはレジェンド的な存在であるA.フレブが古巣に復帰したことで、チームに一本芯が通り、アウェーでも動じない堂々たる戦い方をしていた。まあ、決勝Tに進めるグループ2位以内は困難にしても、ぜひ3位を死守してELを確保してほしいところである。

20120927bate

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 こちらのニュースが、ロシア市場でのiPhone5をめぐる動きについて伝えている。

 これによると、アップル社のiPhone5がロシアの技術的要求事項を満たしている旨の登録を、このほどロシア連邦通信庁が行った。これにより、iPhone5のロシア国内での販売が可能になった。ロシアでの公式発売日はまだ明らかになっていないが、遅くとも年内には実現する見通し。もっとも、すでに並行輸入された非正規な商品がロシアで出回っており、64GBのモデルが9万ルーブル以上と、米国内の850ドルよりはるかに高い値段で売られている。(私がネットで見たところ、6万ルーブルくらいの値段になっていたが、高いことに変わりはない。)

20120927iphone5

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20120927ruua

 別件で、ロシアとウクライナの長期的な国内総生産(GDP)推移を示したグラフを作成したので、ご参考までにここでも紹介してみたい。ソ連末期に改革が本格化する1990年を起点にとり、同年を100とした場合のその後のGDP水準の推移を跡付けたものである。2011年までが実績値で、両国の公式統計にもとづく。2012~2013年はIMFの予測である。

 両国とも、軌道はだいたい同じような形を描いている。しかし、ウクライナの方が、ソ連崩壊後の不況が長引き、また深かったことが見て取れる。両国とも、2000年代に成長局面に入ったものの、リーマンショックによる落ち込みはウクライナの方が大きく、またその後の回復もウクライナの方が遅れている。結果、ロシアはすでに2007年の時点で改革開始前のGDP水準を上回ったのに対し、ウクライナは2011年現在でもまだ69.2という水準にすぎない。ロシアが石油高を足掛かりに成長を遂げているのに対し、ウクライナはそれに相当する強力な牽引車を欠き(鉄鋼はあるにせよ)、それゆえに全体に成長力でロシアに引けをとっていると解釈できる。


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20120926semin

 ウクライナを代表するサッカークラブ、ディナモ・キエフのYu.ショーミン監督(写真)が解任された。個人的にディナモ・キエフは世界で「2番目に好きな」チームであり、またショーミン監督は最も尊敬している指揮官だけに、ショックである。

 確かに、今季テレビでキエフの試合を2試合観たが(CLの予選と本戦1試合ずつ)、あまりぱっとしない印象だったのは事実である。どちらも、状況ゆえとはいえ、あまりに守備に重点を置きすぎ、攻撃の形が見えなかった。そして、こちらのニュースによると、9月23日に行われたウクライナ・カップの対シャフタール戦で1:4と惨敗し、これで直近の公式戦5試合で4つめの敗戦であり、リーグ戦も3位と振わないということで、24日にI.スルキス球団社長が監督解任に踏み切ったということだ。スルキス社長は、「監督だけでなく、コーチ陣全員が辞めることになる。ショーミン監督とは直接話はしていない。彼がクラブのホームページを見たら、自分が解任されたことを知るだろう」と、冷ややかにコメントした。

 そして、25日付のこちらのニュースによると、ディナモ・キエフ経営陣は、O.ブロヒン氏を監督として招へいする方針を決めたということである。しかし、ブロヒン氏は、現ウクライナ代表監督で、現在はブラジルW杯のヨーロッパ予選が行われている大事な時。ブロヒン氏もディナモのオファーを受け入れたということだが、代表監督と兼務するのか、あるいはディナモの監督に専念するのか(ウィンターブレークのタイミングで指揮をとり始めるという説もある模様)、明確になっていない。


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 こちらのニュースによると、ロシア政府はこのほど、東シベリア(サハ共和国も含む)での石油開発への税制優遇措置を拡大することを決定した。地下資源採掘税の優遇措置を2021年一杯まで延長するとともに、新規油田から産出される原油の輸出税はほぼ半減される。9月24日、D.メドヴェージェフ首相との面談を終えたA.ノヴァク・エネルギー相が、記者団に明らかにした。当該の政府決定が近日中に署名されることになる。地下資源採掘税の優遇は、当初は2017年までとされていたが、それを2021年一杯まで延長される形。一方、輸出税の軽減は、埋蔵量が1,000万t以上で、2013年1月1日現在の生産量が既存埋蔵量の5%以下になっている鉱区が対象となり、1バレル当たり50ドルを超えた分に対し45%という税率が適用される。

 こちらのニュースによれば、上記の優遇措置により油田の開発が促され、2030年までに財政歳入が約3,000億ドル拡大すると、ノヴァク・エネルギー相は述べた。


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 以前こちらのエントリーでお伝えした、ロシア地域発展省の連邦管区別の支局についての続報。地域発展省が、ロシアに8つ設けられている連邦管区ごとに支局を設ける方向であるということをお伝えしたが、実は8月28日付の連邦政府指令でそれがすでに確定していたことが判明した。政府指令はこちらからダウンロードできる。

 これによれば、地域発展省の連邦管区ごとの支局の所在地は、以下のとおりであるとされている。

中央連邦管区:モスクワ市
北西連邦管区:サンクトペテルブルグ市
南連邦管区:ロストフナドヌー市
北カフカス連邦管区:ピャチゴルスク市(スタヴロポリ地方)
沿ヴォルガ連邦管区:ニジニノヴゴロド市
ウラル連邦管区:エカテリンブルグ市
シベリア連邦管区:ノヴォシビルスク市
極東連邦管区:ハバロフスク市

 つまりは、連邦管区ごとの大統領代表部の所在都市と、まったく同じということである。大統領代表部と、政府系の地域発展省支部の所在都市が違ったりしたら、あらぬ行き違いも生じかねないので、まずは妥当なところだろう。

 前回のエントリーで触れたように、地域発展省の各次官が、特定の連邦管区を管轄する体制がとられる。しかし、元沿海地方知事のS.ダリキン次官が沿ヴォルガを担当することが発表された以外は(おそらくその発表はダリキンが極東を担当するかもしれないという関係者の不安感を払拭するためだったのだろう)、私がフォローしている範囲内では、誰がどこを担当するのか、まだ明らかになっていない。状況証拠から、S.ヴェレシチャギン次官が北カフカスを担当するのかなと推察される程度である。また、担当次官が当該管区の支部に駐在することになるのかどうかも、定かでない。


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 ロシア政府は2006年8月9日付で、連邦目的別プログラム「2007~2015年のクリル諸島(サハリン州)の社会経済発展」を採択していた。言うまでもなく、クリル諸島とは我が国固有の領土である北方領土のロシア側の呼称である。そして、ロシア政府のウェブサイトによると、ロシア政府は2012年9月20日付の政府決定で、このプログラムに修正を加えた。同ページの下の方にあるリンクからダウンロードできるようになっている。

 どこがどう変わったかを具体的に検証している余裕はないが、2015年までの各種経済・社会指標の見通しが示されており、便利ではある。


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 朝日新聞のこちらのサイトで、「ロシア、夏時間に苦情続発 朝つらい・サッカー見たい…」なんてことが伝えられている。まあ、事のあらましは記事にあるとおりだが、日本のサッカーファンの私としては、「サッカー見たけりゃ我慢して起きとけ」と一言言いたい。

 それはさておき、私は9月の上旬にロシア出張に行ったのだが、どうもそれで生活のリズムが狂ってしまった。ロシアが一年中サマータイムになったので、東京とモスクワの時差は年間を通じて5時間である。ただ、先日のロシア出張では、モスクワよりも、ウラル地方のペルミとウファに滞在することがメインだった。本ブログで書いたとおり、ペルミとウファはモスクワ時間+2時間であり、つまりは日本とは3時間の時差しかない。なので私は、ペルミとウファでは少し早起きをして、ほぼ日本時間に合わせたような生活をしていた。

 とはいえ、日本に帰国する時にまたいったん経由地のモスクワ時間になったりして、微妙にリズムが狂ったのだろうか。ロシアから帰ってきて2週間以上経つのに、いまだに夜寝付けなかったり、朝起きるのが辛かったりする。昼と夜が正反対とかいうよりも、こういう微妙な時差の方が意外に後を引くのかもしれないな、なんて気がしてきた。


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 既述のとおり、日本とウクライナの経済関係について小文を書いていて、その過程で接した情報を忘れないようにメモしておく。日本がウクライナから長期契約ベースで鉄鉱石を輸入するようになったという話題である。

 2年ほど前のことになるが、こちらのニュースによると、日本のJFEスチールはFerrexpo社と2010年12月に長期契約を結び、年間30万tの鉄鉱石(鉄分含有量65%のペレット)を輸入することになった。Ferrexpoとしては、エリストヴォ鉱山の拡張計画を前に、販売市場を多角化すべく、アジア市場を開拓しておきたいという狙いがあった。JFEに対しては、2007年、2009年とトライアルのカーゴを送って実績を積み重ね、今回の日本企業との初の長期契約に漕ぎ着けたもの。以上が記事の概要である。

 確かに、2011年の日本の対ウクライナ輸入の統計を見ると、30万t強、6,810万ドルに上る「金属鉱及び屑」が輸入されており、これが同年日本がウクライナから輸入した最大の品目となっている。今後しばらく、日本の対ウクライナ輸入で鉄鉱石が主要品目となる状況が続きそうである。

 なお、FERREXPOとは、K.ジェヴァホ氏を総帥とし、ウクライナのポルタヴァ州での鉄鉱石利権を有する財閥「ファイナンス&クレジット」の鉄鉱石トレーダーであり、スイスに登記するオフショア企業となっている。写真は当該のポルタヴァ州鉱山。

20120924ferrexpo

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 昨日9月23日、ベラルーシ議会の下院(代表者院)選挙の投票が実施された。まあ、議会に大きな権力が与えられているわけではないし、選挙そのものが民主的でないし、個人的にもまったくフォローしていなかったので、何をどう取り上げていいか、迷うところである。報道などをざっと眺める限り、例によって投票・開票の不正などに関する指摘は相次いでいるものの、全体としては少なくとも表面上は平穏に議会選挙というセレモニーが終わったようである。

20120924yermoshina

 こちらのニュースなどによると、投票率は暫定値で74.3%ということである。高いのがヴィテプスク州の81.1%、低いのが首都ミンスク市の59.2%だった。110名の議員が小選挙区制で選ばれる制度になっているが、すでに109名の当選が確定した。ゴメリ州の1つの選挙区においてのみ、選挙は成立したものの、立候補者が1人だけで、結果として得票数が有権者の過半数に達さず、再選挙が実施されることになった。おそらく地方選挙などと同日の実施になるだろうと、L.エルモシナ選管委員長(写真)は述べた。他方、9月18日から23日にかけて、中央選管には110件の異議申し立てが寄せられたという。

 こちらのニュースによると、ミンスクの投票所で投票を行った後、記者団との質疑に応じたルカシェンコ大統領は、「ベラルーシの議会選挙はまず何よりもベラルーシ国民のために行われるのであり、西側のためではない」、「まあ、そう慌てるな。これまでの例を見ても、ベラルーシでは主なショーは、選挙の後に始まるのだから」などとコメントした。


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 こちらに、一風変わったニュースが出ている。ロシア南部のロストフ州が、風力発電施設の建設を計画しており、建設地として、かつてカジノの予定地だった場所を有力視しているというのである。

 これによると、9月21日ソチで開かれた国際投資フォーラムでV.ゴルベフ・ロストフ州知事が当該のプロジェクトを発表した。SoViTek Rus社が、60億ルーブルを投資して(現在1ルーブル=2.51円)、ロストフ州に風力発電施設を建設することを計画しており、その候補地としてかつてのカジノ「アゾフ・シティ」の予定地だったところを有力視している。投資家であるドイツ系のSoWiTec international GmbH の幹部によれば、同社は風力発電の立地としてロストフ州を有望視しており、まず30MWを設置し、段階的に100MW、200MWに拡大していくことを予定している。

 ロシアでは、2009年7月1日から4箇所の特区以外でのカジノ営業が禁止され、その1つがクラスノダル地方とロストフ州の境界上でアゾフ海に面した「アゾフ・シティ」だった。しかし、2010年半ばにクラスノダル地方がカジノの建設地を黒海沿岸に移転することを提案し、2010年11月には法改正によりロストフ州がカジノのリストから削除されたという経緯があった。(写真はクラスノダル地方独自で開設したカジノの様子)

20120924azovcity

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20120923uafdi

 引き続き、日本・ウクライナ経済関係について調べている中で得た情報を小出しにさせてもらう。

 ウクライナの発表する最新の外国直接投資統計によると、2011年末現在で、主要国によるウクライナへの投資残高は、図のようになっている。ウクライナの直接投資受入残高は、2011年末現在で493億6,230万米ドル。トップはキプロスによる投資の126億ドルで、これが全体の25.6%を占めている。ただし、キプロスはロシアやウクライナの資本の逃避先のオフショアセンターになっているので、これはキプロス資本というよりは、ロシアまたはウクライナの資本が大部分を占めているはずである。したがって、以前論文でも分析したことがあるが、ウクライナにおける実質的な最大の投資国はやはりロシアであると考えられる。日本は1億5,004万ドルであり、順位は24位、シェアは0.3%にすぎない。日本の投資の内訳は、自動車販売が69.1%、機械製造が29.8%であり、ほぼこの2分野に集中している。後者はいすゞブランドのトラック・バスの現地組立プロジェクトによるものだろう。あと、日系ではJTIのたばこ工場がクレメンチュークに所在していることが知られているが、多国籍企業なので日本からの投資とはカウントされない。

 日本は韓国に上を行かれており、少々残念。ただ、この統計を信頼する限り、中国の投資が日本よりもずっと少ない1,500万ドルに留まっているのが少々意外だった。


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 昨年の12月にウクライナ西部のリヴィウに調査出張に出かけ、その際にオペラ・バレエ劇場でバレエを鑑賞したということを、旧「こっそりブログ」の時代に書いたことがある。記事をコピーしておくと、

 私はこれまで劇場でバレエを観たことがほとんどなかった。ベラルーシ駐在中に、かなり創作色の濃い作品を観たことこそあったものの、それは半分演劇のような出し物であり、古典バレエとは無縁だった。だいたい、毎年モスクワに行くのに、モスクワのボリショイ劇場には一度も足を踏み入れたことがない。しかし、12月のウクライナ出張で、リヴィウ滞在時に夜時間があったので、オペラ・バレエ劇場でバレエを観ることにした。リヴィウの劇場は、目抜き通りの一番目立つところにあり、13年前にリヴィウを訪問した際には確か改修工事中で、立派な建物が気になっていたということもあって。で、私が観に行った日は、「白鳥の湖」、「カルメン」の現代版のようなもの、「パヒタ」という作品の3本立てで、おそらくそれぞれダイジェストと思われ、初心者には打って付けのプログラムだった。正直、こんなに楽しめるとは、思わなかった。

 なんてことを書いた。

 で、現在私は、日本・ウクライナの経済関係に関する小文をまとめようとしているのだけれど、その過程で、日本がこの劇場に支援をしていたということを知った。すなわち、日本政府による対ウクライナ文化無償支援の一環として、「リヴィウ国立オペラ・バレエ劇場に対する照明機材(4,990万円): 2003年9月E/N署名,2005年9月引渡。」という案件が挙げられている。なるほど、確かに言われてみればそんな協力例を聞いたことがあったような気がする。旧ブログに書いた時に日本の支援について言及できなかったので、ここに付記する次第です。

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20120922dylan

 前のエントリーとは反対で、間に合わなかった話。

 2年くらい前だったか、ボブ・ディランの『Original Mono Recordings』というボックスセットを買った。正直、ボブ・ディランは今まで食わず嫌いで来たのだが、60年代の名作が良い音でまとめて聴けるナイスなボックスが出ているのを見付けたので、こりゃ便利、この機会に入門しようと思って買ったのだった。

 で、最近になって、このボックスセットには、ここに収録されていない曲を別途ダウンロードできる権利もオマケとしてついているということを、遅れ馳せながら知った。今日になって、せっかくだからダウンロードしようかと思ってよく見たら、期限が「2011年12月31日まで」となっていた。輸入盤なので、英語でちっちゃく書いてあるだけで、まったく気が付かなかった。ダメモトでサイトにアクセスしてみたが、すでにそんなページは存在せず。変なことに気が付いてしまって、かえって価値剥奪感を味わっている。


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20120922fukugoki

 我が家のデジタル複合機、エプソンのPM-A900。2005年1月に買ったもので、当時はこれが最高機種であり、当時考えうるすべての機能を備えた「全部入り」のマシンだった。随分重宝したものだが、さすがに年月を経るにつれ不具合も出てきて、今年の初めくらいだったか、ついに「プリンタ内部の部品調整が必要です」という表示が出て、印刷ができなくなってしまった。忙しかったので、しばらく放っておいたのだが(スキャナーは使えたので、スキャン専用機と化していた)、先日ようやくエプソンのサービスセンターに連絡をとってみた。そしたら、本製品の部品供給保証期限は本年4月で切れており、対応できないという。しかし、別の窓口で、期限が切れても一部の部品が残っていることもあり、そうした場合には対応するとも聞いていたので、粘ったところ、運良く部品がまだあったということで、修理してもらえた。修理費用は4,000円、このほかに送料が1,500円かかった。今日、メーカーから返送されてきた。

 いくらデジタル製品のライフサイクルが短いとはいえ、私はケチな性分なので、耐久消費財を買ったら、少なくとも10年は使いたい。今回の場合は、滑り込みセーフだったけど、教訓としては、不具合が起きたら、何でも早めにメーカーに相談した方がよさそうだ。


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20120921uatrade

 最近、本ブログの記事がロシアのネタに集中していて、ウクライナやベラルーシを取り上げることが稀になっているけれど。ただ、ウクライナのこと、やってないわけじゃないんだよね。実は、ウクライナに関する共著の企画が進んでいて、その原稿を書いているところだから、自分の自由時間はかなりそれに充ててるんだけど、そういう時はかえってブログのウクライナ記事が減ったりするという次第でして。言ってみれば、このブログは種蒔き、原稿書きというのは刈取りに相当するので、今は実りの秋というわけですな。

 ただ、その一環で、日本とウクライナの経済関係という文章を書いていて、ちょっと良いグラフが出来たので、ブログの賑やかしに、それを載せてみたい。日本とウクライナの貿易額の推移を示したもの。輸出入額を、こういう風に左右に割り振って対称型のグラフを作るというのは、前からやってみたかったんだけど、エクセルでどういう風に操作していいのかが分からなかった。しかし、今般、『日経PC21』の最新号を読んでいたら、まさにこういうグラフの作り方が解説されていたから、早速それを試してみたというわけ。しかし、こういうグラフはワンタッチでできるわけではなく、非常に複雑な作業を要するということが分かった。 


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 ロシアのリペツク州は、日本企業に同州への投資を呼びかけるプレゼンテーションを、9月25日に在ロシア日本大使館で開催する予定である。こちらのニュースが伝えている。

 これによれば、リペツク州当局は、経済特区「リペツク」の自動車コンポーネント生産クラスターへの投資を日本企業に呼びかける。経済特区「リペツク」ではすでに、日系の横浜ゴムの大規模なタイヤ工場が稼働している。また、同州には州独自で創設した州レベルの特区も存在し、その地域特区への投資も促す。リペツク州のコロリョフ知事は、「日本企業は最新鋭の技術、新しい質の生産文化をもたらしてくれる。今度のプレゼンテーションは、協力関係の新たな弾みになるだろう」と述べ、期待を表明した。


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 超マニアックな話題だけど、どれだけの人がついてこれるかな?

 ロシア連邦政府の地域発展省は、全国83地域を対象に、行政の効率性を評価して、ランク付けして発表している。2011年の各地域の実績にもとづく最新のランキングが発表されたということが、8月に報じられた。こちらこちらの記事で、それが確認できる。こちらの記事では、上位10地域に賞金が授与されたなんてことも伝えられた。

 ところが、本来であれば当該のランキングが発表されたら地域発展省のこちらのページに掲載されるべきなのに、どうもそれが見当たらない。2010年の実績にもとづく古いランキングまでしか掲載されていない。

 その原因は、地域行政の効率性評価の方式が変更されることにあるのではないか。こちらのニュースなどで伝えられているように、旧来は74もの項目によって評価がなされていた。それに対し、プーチン大統領が項目が多くて複雑すぎるというクレームをつけ、評価項目が一気に11まで削減されることになったのである。その大統領令はこちらで閲覧できる。新しい評価方式が適用されるのは次回からだが、現行の方式がプーチン大統領からいわばダメ出しされた格好になってしまったので、それで最新のランキングが地域発展省のサイトに掲載されていないのではないかと、私は推測する。

 それでも、根性で検索をして、何とか最新のロシア地域別行政効率ランキングを入手できた。以下、ベスト10地域(賞金対象)と、ワースト10地域だけ紹介しておく。

1.タタルスタン共和国
2.サンクトペテルブルグ市
3.チュメニ州
4.オムスク州
5.チュヴァシ共和国
6.タンボフ州
7.ペルミ地方
8.モスクワ市
9.コストロマ州
10.アストラハン州
   …
74.オリョール州
75.アルハンゲリスク州
76.ダゲスタン共和国
77.ハバロフスク地方
78.トゥヴァ共和国
79.マガダン州
80.カルムィク共和国
81.サハリン州
82.トヴェリ州
83.サハ共和国


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20120920kozhemyako

 話は2ヵ月ほど前に遡る。ロシアの連邦および地域の指導者が一堂に会する「国家評議会」という協議機関がある。その国家評議会の会合が7月17日に開催された際に、評議会の「長期的国家プログラムの実現にもとづいてシベリア・極東の経済・人口発展水準を引き上げる諸問題に関する作業グループ」というものが設置されたようである。そして、その座長にO.コジェミャコ・アムール州知事(写真)が就任した(V.イシャーエフ極東発展相が推薦した由)。作業グループには、学識経験者と、連邦および関連地域の関係者が名を連ねた。こちらのニュースが伝えている。ただし、同日の国家評議会の議事録を眺めても、当該の作業グループ設置に関するくだりは見当たらないが。また、報道によって作業グループの名称は微妙に異なり、上記の名称が正確なものであるかどうかは定かでない。

 ともあれ、上掲の記事によると、7月の会合でコジェミャコ知事は、シベリア・極東の住民の40%が相変わらず移住を望んでいる現状に警鐘を鳴らし、経済優遇措置の導入、極東開発に関する連邦法の制定、(現行プログラムが2013年の完了に近付いているだけに)新プログラムを採択する必要性、などを訴えた。その上でコジェミャコ知事は、9月にアムール州のブラゴヴェシチェンスクで作業グループの「出張会合」を開くことを提案した。

 そして、こちらの最新のニュースによると、実際に作業グループの会合が開かれることになったということである。2日間にわたって開催され、約20名が参加を予定している。アムール州のT.チュソヴァ副知事は、出張会議が中国の黒河市から数キロメートルしか離れていないブラゴヴェシチェンスクで開催されることにより、参加者たちは、極東がいかに中央から遠く中国に近いかを実感できるだろうと述べた。


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 熟読している余裕がないが、ちょっと気になる記事を見かけたので、メモしておく。ロシアの『エクスペルト』誌のこちらの記事によると、ロシアのハブ空港が地方に分散する可能性があるということのようである。私なども出張報告で時々言及することがあるが、ロシアでは地方から地方に移動する際に、結局モスクワをハブとして動かざるをえないという現実がある。それが、この記事によると、民間の大手資本が地方の空港に投資することにより、下図に見るように、ハブ機能が地方の空港にシフトすることが考えられるという。現在のところ、利用者数においてモスクワの空港と地方の空港では大きな開きがあるわけだが(下図)、そのあたりも変わってくるのかもしれない。甚だ簡単ながら、以上。

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 2012年2月、日本の三桜工業が韓国のMando社と組んで、ロシア・トリヤッチの経済特区に自動車部品工場の建設を計画しているということが報じられた。三桜工業は日産系列で、燃料系とブレーキ系の部品メーカーである。

 そして、今般その続報が出た。こちらのニュースによると、今般トリヤッチ経済特区の評議会が2件のプロジェクトを承認、そのうちの1つが三桜のプロジェクトだった。三桜のロシア子会社である有限会社「サンオウ・ヴォルガ」が、燃料系およびブレーキ系の部品工場を建設するという内容である(今回の記事では韓国のMando社についての言及はない)。なお、もう1件のプロジェクトは、ドイツのMubea社のロシア子会社である有限会社「ムベア・コンポーネンツ・サスペンション・ルーシ」が、サスペンション用のスプリングを生産するというものである。


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20120919pavlyatenko

 ロシア科学アカデミー極東研究所日本研究センターで主任研究員を務めているヴィクトル・パヴリャチェンコ氏という論客がおり、最近日本の領土問題に関し発言することが多いようである。

 日本の中国専門家の知り合いに教えてもらったのだが、今般中国の『人民日報』に、パヴリャチェンコ氏の次のようなコメントが出たそうである。「選挙のたびに、領土問題は往々にして日本の政党が政治的利益を求めるための道具となる。アジア太平洋地域において日本は戦後形成した国際秩序に対して一貫して挑戦しようと試み、頻繁に他国に対して領土要求を出してくる。釣魚問題で日本は争議を拡大しようと試みている。」

 我々から見ると、ずいぶん不穏当で一方的なコメントに思える。そこで、別途ネットを検索してみたところ、ロシアのサイトで、パヴリャチェンコ氏が17日に尖閣問題にコメントした、別のインタビュー記事がこちらにあった。これを読むと、氏は、歴史を遡ると尖閣の領有権の主張はどちらかと言うと中国の方に分があると指摘している。中国が古文書を根拠としているのに対し、日本はたかだか19世紀末、すなわち日清戦争に勝った後の1895年の文書を根拠にしているからにすぎないからだというのが、パヴリャチェンコ氏の指摘。というわけで、『人民日報』のコメントはかなり一面的に編集されているにせよ、このパヴリャチェンコ氏、日本研究センターに身を置く割には、日中関係に関し日本寄りでないことは間違いなさそうだ。

 ちなみに、そのパヴリャチェンコ氏(写真)のバイオはこちらに出ている。1947年カリーニングラード州生まれで、ソ連時代から一貫して日本研究に取り組んできた人物である。


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20120918baro

 きわめて興味深い資料が出たので、簡単に紹介してみたい。もっとも、毎度のことながら、こんなものを興味深いと思うのは自分だけなのかもしれないが。

 ロシアを中核とした経済統合の枠組みである「ユーラシア経済共同体」の国際金融機関として設立された「ユーラシア開発銀行」というものがある。その付属機関として、「統合研究センター」というシンクタンクが設けられている。今般その統合研究センターが、報告書『統合バロメーター2012』を発表した。こちらのページからダウンロードできる。いかにも、EBRDの報告書を真似たような佇まいであるが。

 『統合バロメーター2012』は、ロシア・NIS諸国のうち、トルクメニスタンを除く11ヵ国を対象に、各国950~2,000人の回答者を対象に世論調査を行い、その結果を比較・分析したもの。国による国民のベクトル、価値観の違いなどが浮き彫りになっており、とても興味深い。むろん、ロシア・NIS諸国の場合には、国民の意向を尊重して為政者が政策を決めているわけではないが、いずれにしても各国国民の志向の違いを示したデータは興味が尽きない。

 私自身、本日この資料を入手したばかりで、まだ精査するには至っていないが、差し当たり、本報告書の中でも最もキモとなりそうなデータを図にして紹介してみたい。「貴方は、ベラルーシ、カザフスタン、ロシアの経済が関税同盟に統合された(それにより3国間の貿易が自由化された)ことを、どのように評価するか?」という問いに対する各国国民の回答を見たのが上図である。なお、報告書本体に加え、元データをエクセルでダウンロードできるようになっており、それを用いて作図した。原典では、「どちらかと言うと否定的」「完全に否定的」という選択肢に分かれているが、いずれも少数で作図が困難なので、2つを合わせて「否定的」とした。国の順番は、「完全に肯定的」と「どちらかと言うと肯定的」を合計して多い順に並べた。

 この図の国別の傾向を見ると、実際に関税同盟をはじめとするユーラシア統合に参加している国の国民ほどそれを是認しており、指導部がそれに背を向けている国では一般国民もそれに後ろ向きであるという、概ね合点の行く傾向が出ている。ただし、ウズベキスタンは、カリモフ政権はユーラシア統合と距離を置いているのに、一般国民はかなり統合の支持が多く、矛盾が見られる。また、一般的にはユーラシア統合の急先鋒と位置付けられ、現に関税同盟にも加わっているベラルーシにおいて、国民の間では必ずしも熱烈な統合支持があるわけではないことが目に付く。ロシアとは完全に決別した形のグルジアにおいて、関税同盟に「否定的」なのが6%にすぎないというのは、やや意外にも思える。しかし、これは自国が関税同盟に加わるべきかという質問ではないので、グルジアあたりになると関税同盟は完全に自分たちとは他人事であり、「自分たちとは関係ないけど、まあ結構なんじゃないの」といった程度の感覚ではないかと推察される。


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 こちらのニュースによると、ロシアのD.メドヴェージェフ首相は、優遇的な税制を適用しない限り、極東・シベリアを浮揚させることはできないという認識を示した。17日、上院議員らとの懇談の席で述べたもの。

 メドヴェージェフ首相は概略以下のように述べた。優遇的な税制を適用しない限り、極東・シベリアを浮揚させることはできない。たとえ多くの経済官庁がそれに難色を示しても、それが必要だ。何らかの特別な条件を作らない限り、極東開発プログラムは無用の長物と化し、代わり映えのしない状態が何十年も続いて、どんな結末になるか分かったものではない。したがって、ここで大胆さを発揮し、優遇的な税制・所有制の体制を構築しなければならない。これは確かに困難で、政府内部や、地域間で、さらに他のレベルでも、大論争を引き起こすことになろう。それに踏み切れば、追加的な資金を導入するチャンスも生まれる。現在は、ロシア人のスペシャリストたちを以前のようにわずかな土地だけで(?)極東にリクルートするするのは不可能である。外国人であれば土地を与えることによって誘致できるが、ロシア人、ロシアの専門家、ロシア企業には何らかのより具体的な、目に見える優遇が必要である。連邦政府が極東発展省を創設した理由は2つあり、第1に能力を備えた管理機関を設置する必要性から、第2にこうした省庁の設置は問題意識の表明であり、様々なアプローチを結集することを意味する。しかし、省庁の設置で留まるべきではなく、極東の開発を促進するための公社または基金など、制度・機構の整備を検討すべきである。省庁ができても、それがすべての資金を管理するわけではないから、そうした公社・基金の構想を改めて検討する必要がある。国家が過剰な影響力を行使すべきでないケースもあるが、本件に関しては、様々な可能性を組み合わせる基金は、資金的な制度として、有益である可能性がある。近いうちに、極東開発のために創出された様々な制度を活発化させるつもりである。メドヴェージェフは以上のように述べた。


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20120917milliondollar0

 東京外国語大学オールディーズ同好会OB会、略してTUFSODOBK(あまり略せてない?)のこの秋のイベントとして、東急シアターオーブという劇場で本日、ミュージカル「ミリオンダラー・カルテット」を鑑賞してきた。ブロードウェイのミュージカルが日本に上陸したもので、どんな作品かというと(ウェブサイトから拝借)、

 1956年12月、エルビス・プレスリー、ジョニー・キャッシュ、ジェリー・リー・ルイス、カール・パーキンスの4人のスターが集結した“一夜限りのセッション”の裏側に迫る物語。彼らの自負と対立、そして空前絶後の競演が、「ブルー・スエード・シューズ」「ザッツ・オール・ライト」ほかロックンロール不朽の名作に彩られ鮮やかに繰り広げられる! 伝説が生まれる瞬間を、目撃せよ!

 というもの。

 しかし、渋谷に出かけるのも、何年振りか思い出せないくらい、超久し振りだ。東急シアターオーブというのは、最近出来て話題になっているヒカリエという複合施設の最上階にある劇場。そのせいか、客層は、いかにも東急沿線に住んでいそうなハイソな雰囲気の年配の方々や、あるいは普通のカップルなどが多かった。私のようなオールディーズ・オタクは、ちょっと場違いな感じすらあった。というわけで、観客の多数派はこの日歌われた曲や、あるいは予備知識・トリビア的なことをほとんど知らなかったはずで、したがって、ディテール的なことへの反応は鈍かったけれど、音楽は普通に楽しんでいた様子で、終わってみれば大盛り上がりだった。

 私は前から8列目というかなり良い席だったのだけど、運悪く前に巨人のような男が座り、ステージが観づらかった。また、十数年くらい前まではこの程度の英語はかなり聞き取れたのに、すっかりなまってしまい、意外に字幕に頼ってしまった。で、その字幕がステージの両サイドに表示され、中央の前の方の席ではかえって字幕を見るのが大変だった。

 まあ、とにかく出演者はみんな歌も演奏も上手いので、それだけで無条件に楽しめる。ただ、細かいことを言うと、エルビスとかもうちょっと本人に似ててもいいんじゃないかとか、カール・パーキンスのサウンドがハードすぎないかとか、気になることは多少あった。


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20120917motovilikha

 先日ロシアのペルミに出張に行った際に訪れた、軍需企業「モトヴ​ィリハ工場」に併設されている兵器博物館。火砲の類がずらりと並んでいる。ロシアの工場に見学に​行っても、撮影禁止ということも多いので、このようにふんだんに​写真を撮れる場所が用意されているのは有難い。ただし、展示され​ているのは年代物であり、さすがに最新鋭というわけではないよう​だ。


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20120916etv

 今晩午後10時、NHKのEテレで、「シリーズ チェルノブイリ原発事故・汚染地帯からの報告」が放送されます。全何回なのかは知らないけれど、第1回は「ベラルーシの苦悩」ということです。よかったら、ぜひどうぞ。

 この番組、初期段階で、私もちょこっとだけ取材協力しました。しかし、実際にはあまり役に立てなかったような……。

 スタッフの方が取材にみえた時に、当方は、やや際どい表現かなと思いつつ、「表のNHKスペシャルより裏のETV特集の方が面白い」と称賛したのですが、スタッフの方も普通に裏とか表とか言っていました。やはりNHKにもいろんなしがらみがあり、本音ベースの報道は表では限界があるのでしょう。だからこそETV特集には期待したい。


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20120915mazda

 こちらのニュースによると、ロシアではマツダ車の人気がうなぎ上りで、そのため盗難の被害に逢うケースが最も多いブランドにもなっているという。

 これによれば、マツダ車のモデルチェンジにより、2012年上半期、「プライム保険」というサイトが作成している最も盗難の被害に逢っているモデルのランキングの上位に、マツダの一連のモデルがランク入りした。保険会社により異なるが、モスクワではMazda 3、Mazda CX-7、Mazda 6といったモデルがよく盗まれている。ある保険会社では、「Mazda 3の『盗難率』は1年間で2.4%から2.7%へと高まった」としている。

 モスクワでは、マツダの他にも、三菱やホンダの車がよく盗まれており、モデル別のトップ5のうち実に4モデルが日本車となっている。ただ、レクサスの「人気」は、低下傾向にあるという。

 ペテルブルグの傾向は、モスクワとは若干異なる。ここでは日本車の優位は絶対的でなく、フォードが上位に来るのが特徴。(ただ、地元にフォードの工場があるので、「人気」というよりは、単にフォードの普及率の高さが影響しているのかもしれない。)


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