服部倫卓のロシア・ウクライナ・ベラルーシ探訪(ブログ版)

私のホームページ「ロシア・ウクライナ・ベラルーシ探訪」(http://www.hattorimichitaka.com)のブログ版です。

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 キエフ国際社会学研究所のこちらのページを見ていたら、ウクライナにおける貧困率の長期的推移というグラフが出ていた。ただし、これは客観的な基準にもとづいたものではなく、「自分は貧しい」という自己評価にもとづく貧困層の比率ということである。概ね経済成長率と連動した軌跡を描いていると言える。当然のことながら、2014年以降のウクライナ危機で数字が悪化しているが、意外とそれほど酷くもないという印象もあり、しかも2017年には数字が改善に転じた。振り返ってみれば、ヤヌコーヴィチ時代こそウクライナの黄金時代だったということが良く分かるデータである(半分冗談・半分本気)。


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 こちらの記事が、ロシア国民の旅行の動きについて伝えている。ロシア旅行庁のO.サフォノフ長官(上掲写真)が、プーチン大統領をはじめとする政権幹部に報告した内容である。

 それによると、2017年にロシアから3,800万人が外国旅行に出かけた。これは前年比20%増であった。経済危機前の2014年が4,200万人だったので、概ねその水準に戻りつつある。手頃な旅行プランの増大、経済の安定化、ロシア国民の購買力回復が、その要因となった。より長期的に見ると、外国旅行者は、2000年の2,100万人から、2017年の3,800万人へと、ほぼ倍増している。

 一方、ロシア国民の国内旅行は、2017年に5,650万人に上った。これは前年比3%増であり、2014年に比べれば34%増、2013年に比べれば75%増となる。

 他方、ロシアが外国から受け入れたインバウンドの旅行者数は、2017年1~9月の時点で、前年同期比14%増大した。


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 今年度、私は、ロシアの地域経済開発に関する調査事業を実施しており、その現地調査のためにモスクワに来ている。

 仕事そのものとはあまり関係ない話だが、今回のちょっとしたタスクとして、携帯電話で、現地のSIMを購入する、というのがあった。恥ずかしながら、当方、これまでロシア圏に来ても日本のSIMのままで、現地SIMに加入したことがなかったのだ。ところが、モスクワの空港でSIMを買ったまではよかったのだが、古いSIMを無効化する操作をしないといけないらしく、それにはPINコードだのパスワードだのを入力しなければいけないとのことで、そんなもの旅先でわかるはずもなく、途方に暮れている。結局スマホは日本仕様のまま。


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 1月12日に岩波書店より『広辞苑 第七版』が発行されましたが、私はこの辞書の中で、旧ソ連・東欧圏の地名に関する記事の執筆を担当させていただきました。一つ一つの項目ごとに名前が出るわけではありませんが、旧ソ連・東欧圏の地名はすべて私が執筆・監修しています。

 まあ、私の作業自体は、2年くらい前に終えていたのですが、さすがにこれだけの辞書となると、全体を編纂するのにかなりの時間を要するものですね。


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 パラダイス文書に触発されたタックスヘイブンのシリーズの復刻で、今回は西インド諸島に位置するバハマ。上に見るように、南国情緒たっぷりの紋章である。タックスヘイブンって、住んだら楽しそうなところが多いなあ。こちらの説明書きを引用させていただく。

 バハマの国章は、中心に国家の象徴と盾が描かれている。その盾はマカジキとフラミンゴで支えられている。国章の上部、ヘルメットの上にある盾は、巻貝である。巻貝は、バハマ諸島の様々な海の生命を代表するものとして描かれている。その下の、太陽の下で航行する船をシンボルとして描かれた盾は、クリストファー・コロンブスのサンタ・マリア号の象徴である、と伝えられている。最下部に描かれている文字は、国の標語である。盾を支えているフラミンゴとマカジキは、国の象徴的な動物であり、それぞれ、大地と海を現し、島の地理を示している。


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 ロシアは欧米のクレジットカードに対抗して「ミール」という独自の支払システムを導入したが、こちらの記事によると、ロシアのオンライン決済手段に占めるミール・カードのシェアは2017年の1%から、2018年には6%に高まる見通しである。ロシア・ネット通販会社協会のA.フョードロフ会長がその見通しを語った。それは、公務員の間での高い普及率に関係している。ネット通販でも、2017年からほぼすべてのショップがミール・カードに対応するようになった。ちなみに、ロシアでシェアが大きいのはVisaとMasterで、前者のシェアは56%から53%へ、後者は43%から41%へ、それぞれ低下する見通しである。ネット通販に占めるオンライン決済の比率は、2016年の25%から、2017年の29%に拡大した。


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 私の場合、毎月の上旬は、担当している『ロシアNIS調査月報』の編集作業にほぼ特化せざるをえない。なので、1月の正月休みと、5月のゴールデンウィークには、基本的に仕事をしている。特に正月は、編集雑務を他の職員に手伝ってもらったりできないので、普段の月初以上に作業量が多い。今般作業が終わった2月号も、ロシア人の書いたレポートを自分で翻訳・構成したりしたので、非常に骨が折れた。

 なるべく早く、次のタスクに向かわなければならないのだけど、今日あたりは、束の間の骨休めと行きたい。もう、来週の月曜日(15日)からはロシアでの現地調査に出かけなければならないので、ほっとできるのも今日・明日くらいだ。

 と、色々言い訳をした上で、本日のブログだが、来たる3月のロシア大統領選に向けても、情勢をフォローしなければならず、こんな情報が目に留まった。ペテルブルグ政治基金というところの発注により、Romirが実施した大統領選に関するロシア全国世論調査の結果概要である。特段、新味のあるデータはなく、たとえば上図に見るように、誰に投票するつもりかを問うたところ、すでに支持する候補を決めている回答者の回答内訳では、プーチン氏が75%と圧倒的にリードしている。それ以外の候補では、ジリノフスキー、ジュガノフとロシア政界の古顔が続き、これでは有権者の関心も高まらないだろう。ちなみに、この世論調査の後になって、ロシア共産党は12月23日、大統領選にジュガノフ氏でなく、無名のグルジニン氏を擁立することを決めた。新興系の野党候補では、ナヴァリヌィ氏が3%、ソプチャク女史が2%の支持を集めているものの、前者は執行猶予中につき出馬不能、後者も今回の調査によればかなり反感を持たれているようで、台風の目にはなりそうもない。プーチン陣営にとっては、「自分との闘い」のような選挙戦になるのだろう。


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 このほど編集作業が終わった『ロシアNIS調査月報』2018年2月号の中身をチラ見せ。2月号は、「ロシア・NIS消費市場の大研究」という特集号です。過去には、2013年2月号で「ロシア・NISの消費市場と小売業」という特集を試みたことがありましたが、それから5年が経ってしまい、久し振りの消費市場特集ということになります。5年前の特集では、ネット通販はほとんど取り上げられていませんでしたが、今回はそれが主要なトピックの一つであり、時代の変化を感じます。

 私自身は、特集の枠内では「国内勢が巻き返しを図るロシアのネット通販市場」、「ウクライナの消費部門と小売チェーン」といったレポートを執筆。特集以外では、「プーチンは大記者会見で何を語ったか」、「サッカー日本代表・約束の地 ―カザンとロストフナドヌー」という小文を書いています。それにしても、年末年始の編集作業だったので、誰も手伝ってくれる職員がおらず、編集雑事を全部自分でやったので大変でした(涙)。1月20日発行予定。


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 こちらの記事によると、ロシア国営石油会社のロスネフチは、ウクライナに保有していたガソリンスタンド網を売却した。ガソリンスタンド網はウクライナの12の州に141を数えたが、2017年12月20日に売却取引を完了した。一方、ロスネフチの傘下には、ウクライナ・ルハンシク州所在のリシチャンシク製油所がいまだに残っているが、2012年から操業を停止しており、同製油所に関しては今のところ変化はない。ちなみに、ロシアの別の石油会社のルクオイルも、かつてウクライナ子会社を通じて同国に240のガソリンスタンドを有していたが、すでにオーストリア社に売却している。


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 ものすごく忙しいので、簡単な記事だけでご容赦いただく。こちらに、2017年にウクライナが達成した素晴らしい記録と、逆に不名誉な記録というまとめが出ていたので、それを紹介したい。上図の左側の青い部分が良い記録であり、ボリスポリ空港の利用者が1,000万人に達した、ウクライナの戦争劇(映画?)が最初の週末だけで820万人を動員、生体認証パスポートを1日で約2万人に交付、4,380万tの穀物を輸出、2,000kmの道路を改修、10億立米のガスを取引所で販売、9月現在612億グリブナが国庫に、といったことが挙げられている。右側・赤い部分の悪い記録は、汚職ランキングでウクライナが最下位、中銀総裁不在が230日続く、交通事故が14.6万件発生、ガソリン価格が30.5グリブナに、一般炭を200万t輸入、銀行の不良債権が58%、石油採掘が200万tに留まる、といったことが挙げられている。


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 こちらの記事によると、ウクライナでは1月1日付で、自動車の輸入にかかわる税制の変更が発効した。

 まず、電気自動車を輸入する際の付加価値税と物品税が、撤廃された。これは2018年の1年間だけ有効な時限措置で、輸入のコストを17%程度抑えることができる。なお、ウクライナにおける電気自動車は2017年に急増し、現時点では4,000台を超えているが、その9割は中古車だという。

 また、2018年から、EU産の自動車を輸入する際の段階的な関税引き下げが始まる。たとえば排気量1,000cc以下のガソリン車の関税率は、従来の8.2%が、2018年には7.3%となり、最終的に2026年には0%となる。


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 しばらく途切れていたが、週替わり紋章ではタックスヘイブンのシリーズを復刻してお届けしており、それを再開したい。今回はカリブ海に浮かぶ島国、オランダ領アンティル。紋章の王冠はオランダの主権を、5つの星は国土を構成する5つの島を表している。リボンに書かれているLibertate Unanimusというモットーは、United in Freedomという意味だそうだ。


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 調査月報の編集作業で忙しいので、ブログは簡単な記事でお茶を濁しておく。

 こちらのサイトに、2017年のベラルーシの主要ニュースのまとめが出ている。ただし、ベラルーシ国営ベルタ通信によるものなので、体制を自画自賛するバイアスはあるだろう。挙げられている項目は以下のとおり。

  • 本格的なIT立国に向けルカシェンコ大統領が指令。
  • 多くの諸外国民にビザ免除を打ち出す。
  • 民間企業活動の活性化に向けた法令のパッケージ。
  • 中国との合弁ベルジー社による乗用車の量産始まる。
  • 7月にミンスクでOSCE議会総会、ルカシェンコ大統領はヘルシンキ会議2を提唱。
  • 2月にルカシェンコ大統領が7時間超に及ぶ大規模な会見を実施。
  • ベラルーシの偉人F.スコリナの出版から500周年。
  • 2019年に第2回ヨーロッパ大会をベラルーシで開催決定。
  • ベラルーシが女子テニスの国別対抗戦「フェドカップ」で初めて決勝進出、米国に敗れる。

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 こちらのサイトに、2018年のロシア経済で焦点となる出来事として、10の項目が挙げられている。以下で、簡単に整理しておくことにする。

  • 大統領選を受け、新たな内閣が組閣されることになるが、高成長への転換や改革は可能か?
  • 税制改革の行方。大統領は、経済全体の税負担を引き上げることはないと述べており、どのように負担を振り分けるかが焦点に。
  • 年金受給開始年齢の引き上げに踏み切るか?
  • 米トランプ政権による対ロシア制裁、どこまで広がる?
  • オフショアに逃避していたロシア資本の国内還流の成否。
  • 為替介入と外貨準備の新方式。
  • 予備基金を廃止し国民福祉基金に一本化。
  • ロシアが買い上げていたウクライナの30億ドル・ユーロ債どうなる?
  • 銀行ライセンス、資本の大・小によって種類が分かれる。
  • 外国での無税買い物枠(ネット通販含む)、現状の1,000ユーロから引き下げへ。

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 こちらの記事が、ロシアで配当の良い会社はどこかという話題を伝えている。銀行金利が低下に向かうにつれ、配当狙いで株式投資する投資家が増えているということである。なお、以下で出てくる数字は、配当利回りのことだと思う。

 配当利回りが優れているのは、冶金・鉱山関係であり、セヴェルスターリ、ノヴォリペツク、ノリリスク、アクロンは過去3~4年ほど、10%程度を維持している。製鉄部門は、2018年も増配の見通しである。その他のセクターでは、テレコムのMTSも有望だが、ただし、ヤロヴァヤ法による新たなデータ管理規則への対応で当面は配当が縮小するかもしれない。電力のユニプロは、14~15%への増配も予想される。石油のルクオイルは2017年は低調で6.5%に留まった。2017年末にズベルバンクが今後3年間の配当比率を引き上げると発表したことは、投資家にとって嬉しい驚きとなった。それに対し、2017年に投資家を失望させたのは小売部門のマグニトで、減益見通しを受け2017年9月から株価が下落した。


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 こちらの記事によると、ロシアのガスプロム社による天然ガス生産量は、2017年に12.4%拡大し、4,710億立米となった。A.ミレル社長が記者団に語った。これは同社史上、最大の伸び率だという。2016年は0.1%増で4,191億立米だった。


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 こちらなどが伝えているように、2018年1月1日をもって、ロシアの「予備基金」は廃止となり、「国民福祉基金」に吸収された。新たな予算法典の規則にもとづき、今後は石油ガスによる超過歳入は、すべて国民福祉基金に繰り入れられることになる。予備基金と国民福祉基金は、2008年に「安定化基金」を二分割する形で創設された。予備基金は歳入不足をファイナンスするため、国民福祉基金は長期的な年金財源という目的とインフラプロジェクト等への投資目的のために、運営されてきた。


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 ブログを書いているヒマがなく、何か簡単なネタはないかなと思っていたところ、ツイッターで奇妙な話題を目にしたので、それを取り上げておく。こちらの記事によると、日本人が武器密輸のかどで、ミンスク空港で逮捕されたということである。記事は氏名を明らかにしていないが、1990年生まれの実業家とのこと。ウクライナで武器を入手し、トランジットでミンスク空港に降り立ったところで、荷物の中から武器が見付かって、現地当局に逮捕された由。この青年は友人たちに招待され、フェスティバルに参加するためにウクライナに渡航、キエフのアンティークショップで、実際には使えない模型という説明を受けて銃の部品を購入したが、実際には使用可能なものだったということである。ウクライナ出国時にはとがめられなかったが、ベラルーシの検査で引っかかった。青年には裁判で4年半の自由剥奪刑が言い渡された、ということである。


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 こちらに、2017年のNIS諸国(ロシアとバルト三国を除く旧ソ連諸国)の主な動きをまとめた記事が出ているので、整理しておくことにする。

  • キルギスで大統領選、選挙への介入をめぐって隣国カザフスタンと対立。一方でウズベキスタン新大統領の下、キルギス・ウズベク関係は改善。
  • カザフスタン、ジョージアで大統領権限を制限し議会のそれを強める方向の憲法改正。アルメニアでも同様の動き。
  • カザフスタンのアスタナで万博。同国はキリル文字からローマ字への段階的移行にも踏み切る。
  • モルドバで大統領と議会の対立激化。
  • ウクライナ、反ロシア政策をより一層強化。ウクライナはポーランド、ルーマニア、ハンガリーと、西の隣国との関係も悪化させる。

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 新年明けましておめでとうございます。

 ロシアNIS貿易会での仕事のかたわら、2014年4月より北海道大学大学院文学研究科博士後期課程に在籍し研究を続けてきましたが、このほどようやく博士論文を完成させ、12月に学位を授与されました。この間、ご支援・ご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。

 勤務先で担当している月刊誌の編集作業に加え、博士論文の作業に集中する必要もあり、2017年には国内・国外とも出張に出ることが少なく、ひたすら職場または自宅の机に向かっていたような1年でした。ただ、11月にはEU、NATO等の聞き取り調査でベルギーのブリュッセルに出かける機会があり、個人的に十数年ぶりの西欧だったので、すっかり舞い上がってしまいました。

 上掲写真は今朝撮ったもので、東京下町の初日の出です。下は本日の富士山。

 2018年が皆様にとって素晴らしい1年となることをお祈り申し上げます。

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 HPの方に「北海道大学大学院で博士号を取得」と題するエッセイを書きましたので、よかったらご笑覧ください。

 年内の更新はこれで最後だと思います。どうぞ良いお年をお迎えください。


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 こちらのサイトに、2017年ロシア・サッカー十大ニュースというのが出ているので、紹介する。重要順ではなく、日付順に並んでいる。

  • 2月16、23日:ゼニト・サンクトペテルブルグ、UEFAヨーロッパ・カップで早々に敗退。
  • 4月23日:サンクトペテルブルグの新スタジアムのこけら落とし。
  • 5月2日:ロコモティヴ・モスクワがロシア・カップ優勝、ショーミン監督復帰後の初タイトル。
  • 5月7日:スパルタク・モスクワが2001年以来のリーグ優勝。
  • 5月26日:フルセンコ氏がゼニト・サンクトペテルブルグの社長に復帰、クラブの巻き返しなるか?
  • 6月17日~7月2日:コンフェデ開催、実質Bチームのドイツが優勝。
  • 10月7日:スポーツディレクターとしてゼニトのリーグ優勝とUEFAカップ優勝を支えたサルサニヤ氏の逝去に悲しみ広がる。
  • 11月11日:新装ルジニキのこけら落としでロシアVSアルゼンチン戦、メッシ降り立つ。
  • 12月3日:スルツキー氏、イングランドのハル・シティ監督から半年で解任される。
  • 12月6日:スパルタク・モスクワ、敵地でリバプールに0:7の大惨敗。

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 こちらのサイトに、2017年ロシア経済十大ニュースというのが出ているので、整理しておく。

  1. 経済成長率、目標の2%には到達せず。
  2. インフレ率は目標の4%を超過達成し2%台に。
  3. 中銀による銀行部門健全化の取り組み続く。
  4. ロスネフチとシステマがバシネフチめぐり係争も和解へ。
  5. OPECとロシアの協調減産で油価は回復基調。
  6. ルーブル・レートが過度に油価に翻弄されないための新方式。
  7. 米が対ロ制裁拡大もロシア石油ガス部門は静観。
  8. 仮想通貨の問題、ロシア当局も対応を迫られる。
  9. 史上最高の穀物収穫。世界最大の穀物輸出国の座も奪還。
  10. トルコとの通商対立続くも、トルコ産トマトの輸入を部分的に再開。

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 こちらこちらの記事が伝えるところによると、12月27日、2018年FIFAワールドカップ・ロシア大会の組織委員会の委員長が交代した。これまでは、元スポーツ相で現副首相であり、ロシア・サッカー協会会長も兼務するV.ムトコ氏(上掲写真)が、組織委員長だった。そのムトコ氏が辞任し、新たにA.ソローキン氏(後掲写真)が委員長に就任したということである。ムトコ氏は、ロシアのドーピング問題の権化のような人物であり、その問題の責任をとって組織委を離れるというのなら理解できるが、なぜ大会まで約半年に迫り、年末のこの慌ただしい時期にW杯組織委員長の職を辞すのかというのは不明。なお、ソローキン氏はロシアW杯の誘致にかかわった後、組織委のGeneral Directorを務めてきた人物であり、今後は組織委員長とGeneral Directorを兼務する方向だという。正直言って、組織委にGeneral Directorというポストがあったということを個人的に認識しておらず、その職権なども不明だが、ソローキン氏本人は、組織委員長とGeneral Directorを兼務することに特段支障はないと説明している。

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 こちらの記事が伝えるところによれば、このほどロシアの月間RBC誌が、「ロシアで最も急成長している外国企業のランキング」というものを発表した由である。そのランキングに、ベラルーシ系企業2社がランク入りした。第1位になったのは、サヴシキン・プロドゥクト・モスクワ社であり、2014年から2016年にかけて年商が年率52%拡大した。なお、同社は、A.モシェンスキー氏の保有する乳製品メーカー「サヴシキン・プロドゥクト」のロシア販社である。さらに、ランキングの第10位に、BMZ商会が入った、同社は、ベラルーシ随一の鉄鋼メーカーであるベラルーシ冶金工場(BMZ)のロシア販社で、この間に年商が年率31%伸びた。

 なお、大元であるRBCのサイトでは、こちらに見るとおり、急成長しているロシア企業のランキングは閲覧できるものの、くだんの在ロシア外国企業ランキングは閲覧できない状態になっているようだ。


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 こちらの記事が、「ウクライナが世界新記録達成」との見出しを掲げており、一体何の話かと思ったら、銀行の不良債権比率が世界で最も高くなったという不名誉な話題だった。ウクライナ中銀のV.ヴァウリシチューク金融安定化局長が語ったということだから、確かな話なのだろう。ピーク時の2017年7月には銀行の不良債権比率(その定義などは示されていないが)が58%に上り、これが世界の金融市場の歴史で最も高い値に達したということである。ただ、同局長によれば、その後この比率は低下に向かい、現在では問題は軽減されているということである。


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 こちらに、2017年のカザフスタンの主要潮流を総括した記事が出ているので、簡単に整理しておく。

  • カザフスタン近代化第3の波。「戦略2050」に沿って、カザフスタンが世界で最も競争力のある国の30位以内に入ることを目指す。
  • 2017年には約3.4%の成長率が見込まれ、ようやく本格的な回復軌道に。テンギスへの大規模投資、カシャガン操業再開、中国と欧州を結ぶ輸送路のトランジットなどが今後に向けた起爆剤。
  • 2017年にはアスタナで万博開催、400万人の来場者が詰めかけ、うち50万人が外国人だった。
  • 政治・憲法改革。3月の憲法改正で大統領権限の一部を議会、政府、地方に委譲。
  • 近代化の基盤として、未来志向、デジタル対応に向けた国民の意識改革。
  • 軍備の刷新・近代化。
  • 国際的地位の向上。2017~2018年に国連安保理の非常任理事国。アスタナはシリア和平交渉の舞台に。

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 2018年FIFAワールドカップで、日本の試合会場に決まった3都市の紋章を紹介してきたが、ちょっとオマケ。もしも日本がH組を勝ち抜き、決勝トーナメントに進出した場合のシミュレーションもしておきたい。日本がH組の1位になると、決勝T1回戦はモスクワのスパルタクスタジアムとなるが、その可能性はあまり高くなさそうだし、モスクワは良く知られた街なので、省略。日本がH組で2位になった場合の決勝T1回戦の会場になるロストフナドヌーを取り上げよう。その市章が、上掲のようなもの。ロストフは歴史的にロシア南部においてオスマントルコ等との外敵と戦う戦略的要衝の役割を果たしたので、それを反映し要塞を描いたデザインになっている。


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 こちらの記事によると、ロシアと中国の共同で「ロシア・中国未来イノベーションパーク」が創設され、このほど両国要人も出席して開所式が行われた。パークは北京市北部のチャンピン地区に所在する。ここで両国共同の研究開発事業が実施される。最初に手がけられるのは高速鉄道の技術で、それ以降はより幅広い分野の研究開発が行われる予定。


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