服部倫卓のロシア・ウクライナ・ベラルーシ探訪(ブログ版)

私のホームページ「ロシア・ウクライナ・ベラルーシ探訪」(http://www.hattorimichitaka.com)のブログ版です。

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 ロシア国民は住宅購入に当たって、どのような要因を重視するのだろうか? ちょっと用事があって、そういう調査結果がないかなと思い探したら、こちらにドンピシャの資料が出ていた。分析センターNAFIというところが2017年に行った調査で、ロシア全国1,600人を対象としたアンケート調査というから、それなりに本格的なものだ。

 この調査で、集合住宅の部屋を購入するに際して、重視するポイントを3つまで挙げてもらったところ、以下のような結果となった。

  1. 価格:58%
  2. 立地:40%
  3. 配置・間取り:32%
  4. 設備:21%
  5. 建物の品質:11%
  6. 建設業者による保証:9%
  7. 住宅ローンの得やすさ:8%
  8. すぐに入居できること:7%
  9. エコロジー:6%
  10. セキュリティ:3%

 このほか、回答困難が17%、その他の回答が4%だった。9のエコロジーというのは、要するに水や空気が綺麗かということだろう。なお、冒頭に掲げた原典の表の右列が、モスクワに限った調査結果となっている。


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 やや後追いのフォローになってしまうが、こちらの記事などによれば、ロシアのM.オレシキン経済発展相は6月19日、米トランプ政権の鉄鋼・アルミ関税への対抗措置として、近く一連の米国製品に関税を導入する方針を表明した。対象となるのは、ロシアで類似品が生産されている商品であり、具体的には建設・道路機械などとなるが、医薬品は含まれていないという。オレシキン大臣によれば、これによりロシアの需要家に悪影響が及ぶということはなく、投資プロセスへの打撃もない、という。

 なお、2017年のロシアの対米輸入は125億ドルで、その68.9%が機械・設備・輸送手段、17.8%が化学品・ゴム・同製品、4.8%が農産物・食品、3.8%が金属だった。ロシアにとって米国は、中国、ドイツに次ぐ第3位の輸入相手国となっている。


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 ロシアではこのほどデジタル発展・通信・マスコミ省なんて役所ができ、デジタル経済議論が花盛りだが、内実を見ると、お寒い面がある。ロシア『エクスペルト』誌の2018年6月4~10日号を見ていたら、上掲のような図が出ていた。主要国のGDPに占めるデジタル経済の比率であり、データラベルがないのが惜しいが、上から米国、中国、EU、チェコ、ブラジル、インド、そしてロシアと並んでおり、ロシアは4%足らずとなっているようだ。

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 なお、この記事は、ズベルバンクが様々な異業種と組んで多方面にデジタル展開しようとしているという内容なのだが、その中で面白かったのは、ズベルバンクとヤンデックスが合弁を作って、ロシア版アマゾンを形成しようとしているというくだりだった。「ヤンデックス・マーケット」を基盤に、これまでのようなマーケットプレイス型から、アマゾンのようなオンラインハイパーマーケットに転換していくということである。


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 ロシアで現在実施する方向になっている年金改革、個人的にフォローできていなくて、どういう検討・実施段階にあるのか、具体的なことは未確認なのだけど、こちらのサイトに、上掲のとおり、改革により年金受給開始年齢が今後どのように引き上げられていくかを図示した資料が出ていたので、転載させていただく。あまり分かりやすい図でもないが、現時点では男性(青色)は60歳、女性(赤色)は55歳で年金生活入りするところ、段階的に引き上げられ、2028年には男性65歳、女性60歳と、それぞれ5年開始が遅くなる。男性はそれで打ち止めのようだが、女性はその後も引き上げられ、最終的に2034年には63歳が開始年齢となる、という青写真らしい。


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 まったく予想外なことに、第2節を終えた時点で、早くもロシア代表の決勝トーナメント進出が決定してしまった。これによって、ロシアが第3戦のウルグアイ戦をどう位置付けるかが、微妙になった。そもそも、A組のロシアは、決勝トーナメント1回戦で、B組のスペインかポルトガルと対戦することが濃厚なわけだけど、どちらの方がくみしやすいということはないだろうし、今現在のB組の順位表を見ても、どちらが1位でどちらが2位になるのか分からない。そもそも、6月25日にA組のロシアの方がB組よりも先に試合をするので、ロシアがB組の結果を見てウルグアイ戦のさじ加減を決めるということは不可能である。

 したがって、ロシアにとってウルグアイ戦は、主力を適度に休ませ、控えに出場機会を与えることに、ある程度重点が置かれそうだ。と同時に、チームとしての勢いやロシア国民の熱は失いたくないので、ウルグアイと引き分け以上の結果は残しておきたい。引き分け以上なら、ロシアは1位通過であり、万が一ポルトガルがイランに負ければ、ロシアは決勝トーナメント1回戦はB組2位のイランとの対戦になり、ベスト8も見えてくるかもしれない。


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 こちらおよびこちらによれば、ロシア連邦関税局はこのほど、国外のサイトを利用したネット通販につき、無税枠を撤廃する旨の提案を、財務省に提出した。2020年から、すべての国外ネット通販に課税を導入するという内容である。

 ちなみに、ロシア(正確にはユーラシア関税同盟)の現時点の法令によれば、ロシア市民が個人使用目的で外国の通販サイトから商品を購入する場合には、1ヵ月当たりの購入額が1,000ユーロ以下または重量が31kg以下の場合には、関税および付加価値税が課せられず、それを超えると30%の関税が発生することになっている。ユーラシア諸国はすでにその上限を、2019年から500ユーロに、2020年からは200ユーロに引き下げることで合意している。

 今回浮上した2020年からの無税枠撤廃という提案に関し、業界関係者のA.チェシコは、当該措置は国外ネット通販の激減に繋がるだろう、そういう政策議論が行われただけで消費者は利用を手控えかねない、という見方を示した。


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 それにしても、ワールドカップで日本代表とロシア代表が同じ日に勝利を挙げる時が来るなんて、想像もしなかった。いや、できなかった。どちらも前評判が悪く、3戦全敗もあるのではないかと心配されたチーム。

 でも、「賞味期限の切れたのど飴と、前評判が悪い時の日本代表は、舐めたらアカン」という格言は生きていた。正直言えば、自分の支持クラブから代表プレーヤーが選出されなくなって久しく、私の日本代表への思い入れは、だいぶ以前から冷めている。ただ、時々火がつくことがある。たとえば2004年のアジアカップがそうだった。あの時も、最初は斜に構えて観ていたのだが、日本代表が開催地中国のアウェー逆境を乗り越え、川口の奇跡のPKストップ連発などで勝ち進むにつれ、応援する気持ちがどんどん強くなっていった。今回のW杯に当たっての私個人の心境は、2004年の時と似ている。ハリル擁護派の人たちが、あまりにも西野ジャパンをディスるので、へそ曲がりな私は、このチームに頑張ってほしいという気持ちがかえって強くなっているのだ。初戦の勝利で、西野ジャパンへの思いは、より一層強まった。

 そして、ロシア代表。このチームのここまでの2試合を観ていると、W杯でタレント力や戦術が占める割合はせいぜい半分くらいであり、残りの半分はコンディショニングと団結力だなということを、改めて痛感する。私は事前にロシア代表の23人の顔触れを見て、代表キャップが1桁であったり、大舞台の経験が少なかったりする選手が目立つことを懸念したが、ベテラン・新顔問わず、コンディションの良い選手を揃え、全員が運動量豊かに献身的なプレーをやり切るというチームコンセプトが、今のところバッチリはまっている。

 むろん、決勝トーナメント進出をすでに九分九厘決めたロシアと異なり、日本は運良く初戦をものにしたというにすぎず、ここからの戦いはきわめて厳しい。いずれにしても、自分の関係国2つが良いスタートを切ってくれたお陰で、個人的には楽しみが大いに膨らんだ。


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 ロシア統計局のこちらのサイトこちらの記事によると、2018年第1四半期(1~3月期)のロシアのGDPは、現行価格で22兆2,394億ルーブルとなった。前年同期比で、実質1.3%成長した。この数字は、5月半ばに統計局が示していた推計値と変わらないものである。なお、経済発展省では6月初頭に、2018年のロシア経済見通しを、従来の2.1%から、1.6~2.1%という幅をもたせたものへと、実質引き下げていた。一方、6月半ばに中銀は、2018年のロシア経済見通しを1.5~2.0%に現状維持することを発表している。


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 こちらによると、このほどロシアのI.モルグロフ外務次官が連邦議会の上院で発言し、日本に北極LNG、バルトLNGといったロシアの大プロジェクトへの投資を呼びかけたということである。次官いわく、我が国はロシアにおいて個別のピンポイント的なプロジェクトだけでなく、リアルで戦略的な大規模プロジェクトに日本が投資してくれることを望んでいる。それは、北極LNG、サハリン2の第3ライン、バルトLNGなどだ。ロシアと日本を結ぶエネルギーブリッジ、サハリンと北海道を結ぶ鉄道またはパイプラインの敷設ということも、ずっと以前から提唱している。ロ日の経済協力は難航しており、大きな進展は見られないが、5月のロ日首脳会談の成果が現れてくることを期待する。南クリルの共同経済開発の枠内で、日本の経済代表団が同地域を訪問することになっているが、それらのプロジェクトに参加するロシア側のビジネスマンも日本に応答訪問を行い、日本の同僚とコンタクトすることになると思う。次官は以上のように語った。


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 すでにご報告したとおり、GLOBE+というところで「迷宮ロシアをさまよう」と題する連載を始めたわけですが、その一環として下記のとおり、ワールドカップ・ロシア大会で日本が試合を行う3都市を紹介したコラムを書きましたので、ぜひご笑覧ください。


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 ロシア・サッカー協会のHP(こちらこちらのページ)を眺めていたら、見覚えのある顔が出ていて、何かと思ったら、日本サッカー協会とロシア・サッカー協会が6月15日、協力覚書に調印したということである。まあ、ロシア側が日本を特別視しているということではなく、多くの国とこのような文書を結んでいるということらしいが、従来没交渉に近かった両国のサッカー界に相互交流が生じるとしたら、注目すべき動きではある。


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 ビーバーの紋章シリーズを続けてきたが、今回が最終回。最後は、ロシアからちょっと離れて(といってもすぐそばだが)、フィンランド東部のエノという街の紋章を紹介したい。まさかり担いだ、ずいぶん強そうなビーバーである。


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 第1戦で歴史的な大勝を果たしたロシア代表にあって、唯一の悲劇は、この日2トップの一画として(トップ下じゃなくて完全にスモロフと横並びのように見えた)先発出場したアラン・ザゴエフが、前半途中で負傷交代を余儀なくされたことだった。ハムストリングの故障で、第2、3戦を欠場することは確定だという。怪我を乗り越えてたどり着いた本国W杯の舞台だっただけに、気の毒でならない。

 ところで、Дзагоев選手については、日本のマスコミ等で「ジャゴエフ」という誤った読み方が定着してしまい、とても遺憾に思う。もしかしたら私の認識が間違ってるのかなと思い、いくつかの動画でロシア人の発音を確認してみたが(上掲はその1つ)、やはりどう聞いても「ザゴエフ」だ(力点を伸ばして「ザゴーエフ」にすれば、もっとロシア語っぽくなるが)。だいたい、ロシア語の「дз」という綴りは、「з」以上に、日本語のザ行に近いのである。現に、ロシアで「ヤクザ」は、「Якудза」と表記することになっている。ヤクザのことを「ヤクジャ」なんて言ったら、その筋の皆さんが怒るのではないか。

 だいたい、日本のスポーツ報道の固有名詞の読み方はメチャクチャだが、それはNHKも同じというか、むしろNHKこそ酷い。NHKには、ロシア語に堪能な人が山ほどいるはずなのに、報道局VSスポーツ局みたいな風通しの悪さがあるのか、ロシア語の知識のある人が固有名詞の読み方のチェックをしているような節は一切見られない。


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 こちらのニュースによれば、このほどEYが発表したレポートにより、欧州15ヵ国を直接投資魅力で格付けしたランキングにおいて、2017年版でロシアが第5位となり、前年から2つ順位を上げたということである。1位は英国、2位はドイツ、3位はフランス、4位はオランダだった。

 なお、この調査のロシア語版は、こちらのレポートと思われる。この中に、上掲のように、ロシアに直接投資を実施している国のベスト10という表がある。2017年の直接投資件数では、中国が32件で、第1位となっている。中国はだいぶ以前にロシアの貿易相手国としては1位になったが、2017年にはロシア向け直接投資件数でも1位になったということか。以下、ドイツ28件、米国19件、イタリア17件、日本17件、韓国12件、フランス11件、スイス11件、英国8件、フィンランド7件と続く。


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 ロシア代表、昨年のコンフェデも、最近の親善試合も、3バックベースで戦っていたはずだが、いきなり4バックで来たのには驚いた。しかも、ごくオーソドックスな4-4-2。それが、完璧なまでにはまった。パス成功率は低く、ロングボールとカウンター主体ではあったが、今回のサウジアラビアのように高さで勝れる相手ならばそれも効果的だし、中盤4枚の運動量を武器に、前からはめて相手にやらせないという、理想的な戦い方ができた。ザゴエフの負傷交代以外は、満点に近い開幕戦。まあ、すべての対戦相手にこのやり方が通用するとも思えないが、チームに勢いをもたらし国民を熱狂に巻き込むという初戦のミッションは十二分に達した。得失点でプラスの5も持っているということは、あと1つ引き分けるだけでも決勝トーナメントに進める可能性が高く、非常に大きなアドバンテージを得た。


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 プーチン・ロシア大統領は2012年からの第3期政権を開始するに当たって有名な5月大統領令(複数)というものを出し、各分野の政策目標を明示したことが知られているが、こちらのニュースによると、このほど会計検査院の長官に就任したA.クドリンは下院での報告で、それらの目標値の多くが未達成に終わったことを指摘した。具体的には、以下のような未達成項目があったという。

  • 2011年から2016年にかけて労働生産性が1.5倍に高まるとされていたが、実際には3.8%しか伸びなかった。
  • 2017年のGDPに占める投資の比率が27%に達するとされていたが、実際には21.7%に留まった。
  • 合計特殊出生率は1.621に留まり、目標値を下回った。

 その一方で、上々の成果を挙げた項目もあり、たとえば小児科医および小中学校教師の給与に関する目標値は2017年には74%、2018年には90%達成された。死亡率、乳幼児死亡率の目標も概ね達成された。


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 編集作業が終わったばかりの『ロシアNIS調査月報』2018年7月号の中身を、編集長特権で、どこよりも早くご紹介。今号では、 「シベリア・極東の経済と外国投資」と題する特集をお届けしております。私個人は、「プーチン・メドヴェージェフ新体制の船出」、「ウクライナがCISとの決別を宣言」、「サッカー・ロシア代表選手名鑑」、「北方領土(南クリル)の自然を旅する」といった記事を執筆。それにしても、ここだけの話ですが、サッカー・ロシア代表チームのメンバーを詳しく紹介する渾身記事を書き上げた一方、それで精根尽き果て、肝心のメドヴェージェフ内閣の分析は一覧表を載せただけで終わってしまい、さすがに自己嫌悪に陥りました。6月20日発行。


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 まあ別に大した情報でもないけど、こちらのページに、ソ連~ロシア・サッカー代表のワールドカップ出場成績の歴史を図示したものが出ていたので、それを転載させていただく。見にくいと思うので、クリックして拡大のうえご覧ください。

 ユーロやオリンピックでは優勝経験もあったソ連だが、W杯での最高順位は1966年の4位。しかも当時はウクライナやジョージアの選手が結構多く、「ロシア代表」などでは決してなかったことは注意すべきだろう。

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 編集を担当している月刊誌の締切で、ブログを書くヒマがないなあと困っていたら、知り合いの中国関係の方から、ベラルーシと中国の首脳会談に関する新華社電を翻訳したものをいただいたので、これでお茶を濁すことにする。なお、ベラルーシは上海協力機構のオブザーバー国となっており、同機構の首脳会談出席のためにルカシェンコ大統領が訪中していたわけである。ちなみに、以下の記事の中にはないが、今回両国は、ビザなし協定に調印しており、本年秋に発効すると伝えられている。

 習近平国家主席は10日、青島でベラルーシのルカシェンコ大統領と会見した。

 習氏は、「双方の努力により、両国の全面的戦略的パートナーシップは相互信頼、協力とウィンウィンという新しい段階を迎えている。私と大統領が確認した協力に関する共通認識は効果的に実行に移され、双方の各分野、様々なレベルの交流と協力は史上最高のレベルに到達し、協力がもたらす成果を両国人民が分かち合う獲得感は絶えず増強されている」と指摘。

 さらに次のように強調した。中国はベラルーシを「一帯一路」(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)共同建設の重要なパートナーとしてとらえており、ベラルーシが「一帯一路」建設に積極的に参加していることを評価している。近年、両国の「一帯一路」共同建設協力は全面的に進展し、多くのブレークスルーが実現し、一段と深まり、大きな成果を収めている。双方はさらに努力し、より多くの協力の成果が人民に恩恵をもたらすようにし、ウィンウィンと発展を実現しなければならない。双方は戦略のドッキングと政策面の意思の疎通を強化し、経済貿易、投資協力を深め、中国ベラルーシ工業団地の建設を推進し、関連協力プロジェクトがしかるべき経済効果と社会効果をあげるようにし、人員往来を促し、両国人民の相互理解と友好を増進しなければならない。ベラルーシがSCO協力に参加し、各方面と共に地域国家と人民のためにより多くの幸せをもたらすのを中国は支持する。

 ルカシェンコ氏は、習近平主席がSCO青島サミットを成功裏に主宰したことに祝意を表し、次のように強調した。青島サミットの成功と中国がサミット開催の過程において示した平等と民主の精神は人々から称賛されている。ベラルーシと中国は全天候型のパートナー、友人であり、それぞれが関心を寄せる重大な問題では従来から支持しあっている。ベラルーシは「一帯一路」構想を断固支持し、積極的に参加しており、中国との経済貿易や人文分野の交流と協力を絶えず深めていきたい。

 会見のあと、両国元首は関連協力文書の調印に立ち会った。


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 ビーバーの紋章シリーズ。ロシアのキーロフ州にトゥジャ町という集落があるそうで、その紋章がこれである(正確に言うと、トゥジャ町を中心としたトゥジャ地区の紋章ということになる)。働き者のビーバーが鍬を持って土地を耕しているというようなことを表現した図柄らしい。


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 比較経済体制学会出席のため札幌滞在中であり、大した記事も書けないが、こちらに出ているW杯を戦うサッカー・ロシア代表23戦士の一覧。ゼニト・サンクトペテルブルグが5人、CSKAモスクワが5人といったところが中心。海外組はスペインのビジャレアルとベルギーのブリュージュが1人ずつ。アーセナルが1人いるが、ロンドンではなくトゥーラ。

 ところで、2010年W杯では、史上初めて、開催国が決勝トーナメントに進出できなかったわけだけど、改めて同大会の南アの成績を見てみると、1勝1分け1敗の勝ち点4であり、得失点差でグループステージ敗退したにすぎなかった。ロシアW杯はもしかして、地元が1つも勝てない、初めての大会になる?


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 6月7日にプーチン・ロシア大統領が行った恒例のホットライン対話、内容が膨大すぎて消化し切れないが、私はロシアの輸出政策のことを調べているので、大統領が輸出の問題について言及した箇所だけ抄訳しておく。

 プーチンいわく、ロシアでは機械設備の輸出が伸びており、しかも伸びは大幅で、これはすでに一定の経済構造変化が生じていることを物語っている。農産物の輸出が伸びていることについては、すでに満足の意を表したとおりだ。農産物輸出は、2016年は200億ドルで、武器輸出を上回ったことは喜ばしい。武器が150億ドルで、農産物が200億ドルだった。農産物は2017年にはさらに230億ドルに伸びており、2018年はさらに拡大するだろう。我々は正しい方向に進んでいると、確信を持って言える。プーチン大統領は以上のように述べた。


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 こちらの記事によると、ウクライナ最高会議は、内閣の要請に応じて、O.ダニリューク蔵相を解任することを可決した。ダニリューク蔵相はIMFと合意した改革の最も断固たる支持者だった。ダニリューク蔵相とV.フロイスマン首相は5月に閣議の場で公然と対立しており、また蔵相は諸外国の大使たちに向けて不満をぶちまけており、フロイスマン首相はそれらが国際パートナーたちとの交渉にとり有害であると批判していた。それに対しダニリューク蔵相側は、大統領選および議会選が2019年に迫る中で、自分は議員たちのお手盛りプロジェクトに公的資金を支出することを迫られ、さもなくば辞任しなければならない立場に追い込まれたのだと、反論していた。なお、専門家らによれば、ダニリューク蔵相の退陣で、財政規律が弛緩し、財政赤字が拡大する恐れがあり、IMFに対して負っているオブリゲーションに反することになりかねないという。


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 プーチン・ロシア大統領が中国メディアのインタビューに応じたということであり、そのやりとりがこちらのサイトに出ている。その中で、プーチンが一帯一路についてコメントした部分を、以下のとおり抄訳しておく。

 プーチンいわく、我が国は一帯一路を有益で、重要で、将来性のあるイニシアティブだと考えている。しかも、それはユーラシア経済連合創設に向けた我々の努力と、融合し合うものである。習近平国家主席の構想は、よりグローバルな性格を有しており、中国があらゆる国家、大陸と協力することに向けられている。一方、我々にはユーラシア経済協力の構想がある。これらのことすべてが合わさり、良い成果へと繋がるだろう。ロシア(ユーラシア)と中国間には、産業協力分野での素晴らしい計画、鉄道インフラ発展の素晴らしい計画がある。これらはすべて非常に強力で有望な方向性であり、我々の協力関係の基盤となるだろう。


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 こちらのニュースが、ロシアが米国の鉄鋼・アルミ関税への対抗措置でEUに共闘を呼びかけたということを伝えている。それによると、ロシアの駐EU代表のV.チジョフはこのほど記者団に対し、次のように述べたということである。いわく、米国の非友好的な政策に照らし、ロシアと欧州の実業界を守るため、共闘をする用意もあるということを、ロシア側はEUに伝えた。我が国の提案はまだ生きており、EU側がこれを肯定的に受け止めるよう期待する。チジョフ氏はこのように述べた。


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 一昨日、ワールドカップ(W杯)に関するロシア国内の世論調査のようなものはないか探してみたという記事を書いたが、大変間の悪いことに、まさにその日、こちらに見るとおり、レヴァダ・センターによるより本格的な調査結果が発表された。この中でも、最も興味深いのは、今回のW杯をテレビで観るつもりがあるかどうかを、過去の大会時の調査結果と比べて示した上に見るようなデータである。いやあ、それにしても、ロシアでサッカー熱が低いことは承知しているつもりではいたが、W杯を誘致しながら、ここまで盛り上がりを欠くとは。たとえば、2010年南アW杯にロシアは出場していないのだが、その南ア大会と今回の自国開催とで、注目度がほとんど変わらないではないか。で、これほどの低調さをもたらしている要因は明らかで、2段目の表に見るとおり、女性の3分の2が「一切観ない(ニュースすらも観ない)」と答えていることである。いくら何でも、自国にW杯が来れば、もう少しロシア女性も好意的になってくれるかと思ったんだけどねえ。サッカー=フーリガンの乱痴気騒ぎというステレオタイプ(というか従来のロシアではほとんど事実)は、拭えなかったということか。


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 こちらのレヴァダ・センターの調査によれば、今般実施されたロシア世論調査の結果、メドヴェージェフ氏が首相に再任されたことに、国民の過半数が納得していないことが明らかになった。すなわち、「貴方はメドヴェージェフが首相のポストに指名されたことを是認するか?」という設問の回答状況は、以下のようになっている。

  • 完全に是認する:11%
  • 基本的に是認する:30%
  • 基本的に是認しない:22%
  • 完全に是認しない:29%
  • 回答困難:7%

 ちなみに、6年前の2012年5月の調査では以下のような回答振りだったから(設問の文言が若干異なるが)、国民のメドヴェージェフを見る目は厳しい方向に変化していることが見て取れる。

  • 完全に肯定的:14%
  • どちらかと言うと肯定的:45%
  • どちらかと言うと否定的:20%
  • 完全に否定的:5%
  • 回答困難:15%

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